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10.9*観劇レポ「オペラ座の怪人」 [観劇レポ:オペラ座の怪人]

2011.10.9マチネ*「オペラ座の怪人」
@電通四季劇場海

これからしばらく手持ちチケットがないのに
おとといのACLが最後じゃあまりにも後味が悪い気がして、思いきって前日予約!
1階11列のセンターが取れたので、母とオペラ座に行ってきました!


先週の日曜にオペラ座を観てから、
水曜にウィキッド、
金曜にACL、
…今日で1週間に4本目。
最高記録です(笑)

10.9 cast.jpg

オペラ座の怪人:高井 治
クリスティーヌ・ダーエ:笠松はる
ラウル・シャニュイ子爵:中井智彦
カルロッタ・ジュディチェルリ:種子島美樹
メグ・ジリー:松田未莉亜
マダム・ジリー:戸田愛子
ムッシュー・アンドレ:林 和男
ムッシュー・フィルマン:青木 朗  
ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏
ブケー:金本和起


【男性アンサンブル】
瀧山久志
五十嵐 春
田代隆秀
川地啓友
野村数幾
見付祐一
伊藤礼史
田中元気
佐藤圭一

【女性アンサンブル】
吉川瑞恵
高瀬 悠
小澤可依
吉田絢香
村瀬歩美
江本あきこ
馬場美根子
石川杏菜
平井佑季
野手映里
黒柳安奈
梅崎友里絵



あまりにも日にちが近かったのでレポ簡単めです[黒ハート]

前回と違うのは指揮者とカルロッタ。
指揮が違うと、やっぱりだいぶ変わりますよね。
ちょっと拍が甘くないかな?と感じるところがあって、
伸ばしているところで速くなる感じも…。
俳優さんたちも少し歌いにくそうでしたし、
入りの合図がかなり目立っていました[あせあせ(飛び散る汗)]


カルロッタは河村彩さんから種子島美樹さんに[ひらめき]
歌は、河村さんの方が若くてすごい声量があるので上手いのでしょうけど
やっぱり種子島さんのキャラが最高すぎます[わーい(嬉しい顔)][黒ハート]
これくらい濃いイメージなんです!!!
すごい満足しました(笑)


高井さんファントムはちょっと裏返りかけたしまったところがあったり、
ロングトーンもこの間より短めのところがあったので、
歌はもしかしたら先週の方が調子が良かったかもしれないのですが
熱さがもの凄かったです。
クリスティーヌへの愛も、ラウルへの憎しみも、倍くらい感じられました。

先週の最前列サイドじゃ全く見えなかった、1幕最後のAll I ask of youのあと
エンジェル像から「♪愛を与えた…」と歌うところは
表情までばっちり見えて、
ラウルとクリスティーヌの去りながら歌ってる
「♪どんなときでも…」に耳を塞ぐ姿が切なすぎて、悲しくなってしまいました…。
そのファントムの悲しみが怒りとなって爆発する
「これほどの辱めを 決して許しはしないぞ…」は、本当に圧倒されます。
…はい、また魂抜かれてます[もうやだ~(悲しい顔)][ハートたち(複数ハート)]


どうでもいいんですけど、All I~のあとの「うふふふふ~♪」な
お花畑なシーンっていりますか…?
なんとなく恥ずかしい上に、ファントムが可哀そうすぎてあのシーン嫌いになりました…[失恋]

それにしても中井さん…
イケメンだし、
歌は最っっ高に上手いし(何十年後かにファントムで見たいです)、
声もいいし、
演技も上手いし、
石丸幹二さんみたいになりそう[ぴかぴか(新しい)]

笠松さんのクリスティーヌ、やっぱりいいです!!!

「いつも夢みてる」設定の夢見心地な表情もすごくお上手だし
他にも、墓場では本当に泣いていらっしゃるし
前回も書きましたが、The point of no returnでドンファンが
ピアンジじゃなくてファントムって気付いたときの演技がとにかく好きです[ハート][ぴかぴか(新しい)]
今日はそのシーン、オペグラがっつりのぞいて見ました!(笑)

そういえばその直後、警察(?)が発砲した後にこの間はラウルが
「バカ!クリスティーヌに当たったらどうするんだ!」
言っているのが聞こえたんですけど今日は聞こえなかったなあ..


笠松さんの癖がないソプラノは音程も声も全くブレなくて、
メインの歌じゃなくて The music of the nightのあと
「♪不思議なことが 湖に霧が渦巻く…」や
「♪あちこちにひきずられて 命さえ危なくなる
歌うことを教えられ その挙げ句が生け贄に」とか
墓場の前の「♪夢に響く歌声 その姿も現れ…」など
ちょっとした歌でも透き通っていてすごく綺麗で聴き応えがあります[るんるん]


特に好きところは2箇所あって、
1つ目は墓場のソロの最後盛り上がる
「♪でももう寂しさに耐え 忘れなければ
明日生きる力を与えてほしい
この苦しみ悲しみに分かれを告げるために」
のところ。

今日もソロの最後で大きな拍手があり、
それがやまなくて間奏のハープのアルペジオの出だしが聞こえなかったほど!

もう1つはpoint of~のクリスティーヌの歌いだしです。
「♪どんな言葉も」って歌いだしがほんとにオペラのような歌い方で、
ぶわーっと届いてきます[ぴかぴか(新しい)]



カーテンコール、めちゃめちゃ盛り上がりました!
初日なのに全くオールスタオベにならなかったおとといに対し(笑)、
今日はただの日曜なのに、ウェーブのように客席全体が早々とスタンディング!

一通り終わって客電が点いてからも、拍手が揃って手拍子になり
かなり熱いカテコでした[黒ハート]
あっ高井さん、今日は指揮者のひとと握手しなかった…!
やっぱり前回の方は特別にお上手だったのかな?[るんるん]

最後はタガー締めならぬ、怪人締めでした(笑)

オケのエンドロールも聴いて、
拍手してから帰ってきました(*^_^*)[黒ハート]

10.9 満員.jpg

開演前は写真撮影に、都路里で抹茶パフェ!
カレッタ好きです[ハート][ぴかぴか(新しい)]

10.9 phantom 2.png10.7 pafe.jpg
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10.7*「コーラスライン」初日行ってきました…が。 [観劇レポ:コーラスライン]

2011.10.7
「コーラスライン」@自由劇場

10.7.jpg

ザック:脇坂真人.
ラリー:影山 徹.
ダン:金久 烈.
マギー:勝田理沙.
マイク:笹岡征矢.
コニー:髙野 唯.
グレッグ:道口瑞之.
キャシー:坂田加奈子.
シーラ:団 こと葉.
ボビー:竹内一樹.
ビビ:出口恵理.
ジュディ:坂本すみれ.
リチー:松島勇気
アル:川口雄二.
クリスティン:鈴木真理子.
ヴァル:鳥原如未.
マーク:山本 道.
ポール:田中彰孝.
ディアナ:熊本亜記


「コーラスライン」東京公演初日、行ってきました。
すごく好きな作品で、初日で、1階4列という良席でしたが
まさかここまでガッカリした気持ちだけで帰宅することになるとは予想外です…。


新役の女優さんが多く、しかもそのほとんどの方がここまで間に合っていないのなら
以前出演経験のある方たちでやるなどしたほうがずっと良かったと思ってしまいました。

もちろんベテランの松島勇気さんのリチー、道口瑞之さんのグレッグ、川口雄二さんのアル、
そして坂田加奈子さんのキャシーなどは本当に素晴らしくて安心して見られましたが
正直、その数名の素晴らしい方たちだけでは、払拭できないほどの出来でした…

まず、ザック…
脇坂さんはマンマミーアのビルで東京公演後半ずっと拝見していましたが
セリフがすごくゆっくりで穏やかなトーンなので
どこか『戦場カメラマン』の渡邊陽一さんに似ていて..

ビルではそんなに気にならなかったのですが
ザックの話し方のイメージとはかけ離れていました。
去年の11月の全国公演のザックだった飯野さんや、
それこそ加藤敬二さんのようなビリっとした厳しいイメージ。

しかもすごく緊張していらっしゃるのが伝わってきて、
どしょっぱつすぐにセリフが飛んでしまわれて
シーン…
「君たちの   役が見たいんだ」
…え?!
「落ち着いて」
いやいやあなたが!!!みたいな状態でした。


キャシーとの会話でも、
キャシーはすごく感情が高ぶって気持ちをぶつけているのに
ザックはずっとのほほんとのんびりしていてイライラしてしまうほど。

坂田さんのキャシーはダンスだけでなく、
セリフも本当に見事なほどリアリティがあってすごく切なくなりました。


坂田さんと、ポールの田中彰孝さん(長台詞は噛んでしまったけど..)が
最後に魅せてくれたのは救いでしたが、
それでも、以前「美女と野獣」のベルが素敵だったので
期待していた鳥原如未さんのヴァルは
歌になるととにかく声がかすかすに枯れた状態で
樋口麻美さんは全部地声で歌いきっていた「ダンス10、ルックス3」が
裏声ばかりで心配になるほどだった他、
いくら役柄とはいえ、セリフと歌をがなっているだけのクリスティンや
高音が全く出ずソロパートで見事なくらいに音程が全て外れていたジュディ、
全くハモらない「At the ballet」など…

途中で帰りたくなってしまうほど完成していない部分がたくさんあっていいの?
…と、いらしていた浅利さんに聞きたいほどでした[失恋]




ザック  飯野おさみ
ラリー  影山徹
ダン   朱涛
マギー  勝田理沙
マイク  藤原大輔
コニー  大口朋子
グレッグ 萩原隆匡
キャシー 滝沢由佳
シーラ  増本藍
ボビー  道口瑞之
ビビ   小松陽子
ジュディー 恒川愛
リチー  岩崎晋也
アル   松浦勇治
クリスティン 染谷早紀
ヴァル  樋口麻美
マーク  三雲肇
ポール  田邊真也
ディアナ 熊本亜記

前回は去年の全国公演(多摩)を11月に上のキャストで見て、
そのときがACL生で観たのは初めてだったのですが
ダンスではなく私はピアノで、専門は全く違うけれど
小さいころからずっとそれだけをやっていて
いまも人生をかけているという自分の状況も、どこか重なって
「愛した日々に悔いはない」はすごく胸に響きました。

でも最後にあの「悔やまない」に感動するのは、
それまでの2時間のドラマでひとりひとりの登場人物の生き方を知って、
感情移入して共感できたからだと思いますが、
今回は共感とか、内面的なもの以前に技術的に「しっかりしてよー」な部分が多すぎて
全くストーリーに入り込めなかったので、
あの歌が出てきても…?って感じがして、すごく残念でした。

マンマミーアで芝清道さんがサムだったときに
樋口さんドナがものすごーーーーく良かったように、
相乗効果って絶対にあると思います。
だからもちろんその逆も…。
前回観たときと、今日同じ役で出演されていた方でも
残念ながらずっと以前の方が良かったです。


ネガティブ発信はしたくないので、
このブログにはほとんど良いことしか書いていませんでしたが
今回はどうしても吐き出したかったので許して下さい[あせあせ(飛び散る汗)]


このような気持ちになったのは、私だけではないはず。というのは
カーテンコールが表していました。
初日のカーテンコールとは思えないほど短く、
スタオベになったのも客席の半分以下でした。
鏡に写っていましたが、2階はほとんどの方が座っていたままだったし
カテコが終わってからの客席には終演後の高揚感が全くなく、
どこか白けた感じすらしました。
こんな状態も、初めてでしたし俳優さんたちも心なしか
浮かない顔をされていたように思いました。

パンフレットを買いましたが
キャスティングされている俳優さんがばーっと載っているページがなく、
代わりに「今日のキャスト」だけがプロフィールと写真付きで載っている
二つ折りの紙がついてきました。
きっと色々ドタバタがあって決まり、俳優さんたちが大変だったのも予想できますし、
新役の方の初日の緊張感は計り知れないものがあるのだと思います。

でも、「何十回何百回やったうちの1回」ということも、値段も同じで、
生涯忘れられない感動を頂けることもあるのですから…

もうこのような気持ちを味わうことがないことを祈ります。


開幕直前! 『コーラスライン』舞台稽古レポート
http://www.shiki.jp/navi02/news/016047.html
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10.6*濱田めぐみさん、ボニクライベントご出演! [*濱田めぐみさんについて]

3連続更新になっちゃいました…(笑)

**


『ボ二ー&クライド』ジャパンプレミアナイト
緊急開催決定!!

出演:濱田めぐみ、田代万里生、白羽ゆり、藤岡正明

歌ありトークあり…プレミア感たっぷり!!
来年1月日本初☆開幕前に、ボニクラワールドを先取り堪能していただきます!

11月22日(火)19時開演


詳細は、こちらのHP 
【リビング新聞エンタメブログ】 
http://butakome.sl.lcomi.ne.jp/


「ボニクラのブログ」より転載でした[ハート][ぴかぴか(新しい)]
http://ameblo.jp/bonikura2012/

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10.6*「夢から醒めた夢」DVD発売♪ [*劇団四季について]

劇団四季 ミュージカル 『夢から醒めた夢』DVD発売!

すっごく嬉しい!!!
http://www.amazon.co.jp/dp/B005SZ5USY/ref=cm_sw_r_tw_dp_WeAJob18RR89Z

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10.6*観劇レポ「ウィキッド」(編集中) [観劇レポ:ウィキッド]

本当に待ちに待ったウィキッド…
初観劇行ってきました><[黒ハート]

10.5.jpg

たのしかったなあ…
アイーダとかオペラ座みたいにすっごい感情移入するよりは
ほんとに純粋に楽しくて、たくさんパワーをもらいました[黒ハート]

何百回もCDを聞いて、BWの動画もたくさん見ていたので
「あっこの歌はこのシーンなんだ~」とか
セリフの付箋とかもやっと全部分かってスッキリしました!!!


明戸さんの声の「ウィキッドへようこそ」で始まり、
下手サイド3列目の通路側だったのでびよーんと来た猿に悲鳴を上げての開幕(笑)

☆苫田亜沙子さん/グリンダ

苫田さん、夢醒めのマコでしか見たことがなかったのですが
こんなに歌がお上手だなんて!
マコは高音というほど高くもなく、
地声で歌うほど低くもなく、って感じでなんとなく歌いにくそうでしたが
グリンダはどしょっぱつからぎゅっと実の詰まった感じのソプラノ[ぴかぴか(新しい)]

苫田さんのグリンダはとっても面白いと聞いていましたが期待通り、
随所で魅せてくださるコメディセンスに大爆笑させていただきました[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]
まずNo one Morns the wickedで「つくりーましょ~♪と~も~にぃぃぃぃぃ[バッド(下向き矢印)]
変顔が(笑)

「そんなことないってば~!」
「悪目立ちじゃなあい?」
「めまいがするわっ…」
とかのグリンダらしいセリフが、ほんとに女子大生らしいというか
悪気はないけど思ったことなんでも言っちゃう感じが最高にお上手!
ここまでのはっちゃけは、きっと苫田さんのキャラだから
許されるんだろうな~なんて思ったり[るんるん]

What is this feeling?でも「ああ、いやッ!」が
語尾になんかハートマークついてるみたいに可愛かったです[黒ハート][黒ハート][黒ハート]
アレンジしまくって、なんかめちゃめちゃ楽しそうでした[ぴかぴか(新しい)]

そしてお待ちかねのPopularは、
秘密の話を教えっこするところで
「あたしとっておきの秘密を話したのにー」と言いながら、
エルフィがこっちを見てるのを見計りながらチラ見しながら
ベッドにうつぶせて泣き真似[たらーっ(汗)]

「ポっピュラ~そっ[揺れるハート]」とか
ひらべったいアニメ声でJKのように「そーしーたーらーつーぎーはー♪その地味なローブを..」
とか、ほんと自然でした。

「ごぉぉぉぉぉぉじゃぁぁぁぁす!!!!!」は…(笑)
ガニ股で大股開いて叫ぶ様子は、BWのMegan Hiltyも顔負けな感じです!←

「お礼はいいのよ~」のあとは自分のちょっとムッとした顔が鏡に写って
それをとがめるように笑顔笑顔!って感じで「ハロー」って言ってました[黒ハート]
ラストの「この あたしがうーえーよー♪」の「よー」のドだけ
裏声になっちゃってましたが、
ね他は地声もファルセットも自由自在って感じで聴いてて心地よかったです。
とにかく演じてる感じがしないくらいひたすら明るくて可愛くて!

でも、Popularよりツボだったのが
「子供が産まれたら先生をしのんでディラモンドって名前をつけるわー!」のところ(笑)
まわりの人はリピーターが多かったのか、あたしだけそこで大爆笑してました[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

1幕でそれだけはじけているからこそ、2幕最初のThank goodnessでの
グリンダの成長が本当に胸に沁みますね。
特に、フィエロと話して彼が行っちゃったあとの
「でも幸せには変わりないわ でも 幸せを掴んでもむなしいなぜなの
夢叶ったの そう… 求め続けた はず
これほどのしあわせは他にはないわ」
の最後、「わ~」で地声で伸ばすところの声にすごく感動しました。(細かい..笑)
それにしても、ラストはいきなり声楽チックに高音だしすごい曲…[がく~(落胆した顔)][どんっ(衝撃)]

エルファバをひっぱたいて、「すっきりしたわっ」とか
「あと少しで勝てるところだったのにっ」とか、
モリブル先生に「ろ・お・や[黒ハート]」は可愛いんですけど(笑)、
I'm not that girlやFor goodでの苫田さんから伝わってくるものや表現力はもう
コメディセンス以上に脱帽でした…
江畑さんもそうですがこれだけの回数を演じていても
泣けちゃうものなんですね、俳優さんって!><

最初のNo one~とFinaleで絶対にグリンダは
「死んで行った」ではなく、「消えて行った」と歌っているし
最後の群衆が歌う「しーんだーぞ」のコーラス部分にグリンダは参加していないことが
この作品の救いだなとしみじみ思いました…


☆江畑晶慧さん/エルファバ
拝見するのはアイーダ、ソフィに続いて!
アイーダでは際限なく地声で出る素晴らしい歌声と
ロングトーンの伸びに本当に感動しましたし、
これだけ演じていらっしゃるエルファバ役ということで楽しみにしていました[るんるん]

登場で微妙に拍手がありました。
これってあったりなかったりするのかな?[あせあせ(飛び散る汗)]

とにかく日本語がお上手というか、綺麗なんです発音が!
日本人より日本語を話すのがお上手なのでは…?
まさかエルファバのセリフが「あたしの歯になんか付いてます?」から
始まるとは思いませんでしたが(笑)

The wizard and Iは思っていたより抑え目で、
前半は若干カラオケの音に埋もれて聴きにくいところもありましたが
きっとDifying gravityのために抑えているのかなと解釈(笑)
「♪なーんーてすてーき~」では、CDも樋口さんもファルセット気味にしている
「き~」まで楽々地声で出していて、一体どんな喉されているんだろうと思いました…!
ラストも伴奏が「ソドシソーソーソーー…じゃんっ」ってある
じゃんっの前までちゃんと伸びきってました[ぴかぴか(新しい)]

ディラモンド先生やネッサに対する愛も、
フィエロが好きなツンデレ感の演技も
Popularのやるきのない早送りみたいな「きらきらきらきら」も何もかもが良かったのですが
やっぱり歌が…!
楽々のDGは、やっとこのシーンを生で見れた嬉しさと
あまりの迫力に鳥肌がたちっぱなしでした…

昇って行きながら1番盛り上がる最後の「♪自由への道を~」のところ
「♪レラソファミラーーー」を「♪レラソファミラ~~シラソ」って
アレンジ入れてました[ぴかぴか(新しい)]

♪邪魔など「させない」
って「させない」だけセリフで言われたのが、
またぞくっ…って感じで[もうやだ~(悲しい顔)][黒ハート]

「♪舞い上がるの」の「ま」とか、
最後の「Woooooh!」の1番高いところとか、上がりきってなかったりしたので
もしかしたら本調子じゃなかったのかもしれないんですけど
絶好調の時に見たら私どうなっちゃんだろう(笑)

幕間も、なんかぼーっとしちゃって夢うつつ~って感じでした[あせあせ(飛び散る汗)]

2幕は、意外にもネッサとのシーンで泣いちゃいました…
とにかく山本さんの狂気じみた演技も凄すぎるし、
エルファバが去っていくときの
「それでも!満足してくれないのね…」がもうダメでした泣

そしてまたビッグナンバーのNo good deedは演出(照明?)もいいですね…!
紫の照明が当たって「邪悪な魔女…そうWicked…!」のところ
カッコよすぎて何回も見たくなりました。

ウィキッドは、色々なミュージカルに似たシーンがたくさんあって
プロムナード的なところもあるって聞いたんですけど、
このNo good deedはまさにアイーダの「人生の苦しみ」だし、
As long as~の演出は「迷いつつ」そっくり!

なんかどの演目でも2幕ってあっという間に感じますが、
ウィキッドは特にもうFor good?!って感じでした。

江畑さんはもうこの役だけを半年以上演じていらっしゃるけれど
いい意味で慣れもなくて、一言一言のセリフを本当に大事にされている感じで
これからもたくさん江畑さんエルフィを見たいと思いました。
…ので、喉を大事にしてほしいです><


**
まだ書きます[あせあせ(飛び散る汗)]
とりあえずここまで!10.17
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10.2*観劇レポ「オペラ座の怪人」 [観劇レポ:オペラ座の怪人]

100記事目です[ハート][ぴかぴか(新しい)]

10月2日(日)@電通四季劇場海
「オペラ座の怪人」 

10.2.jpg

オペラ座の怪人:高井 治
クリスティーヌ・ダーエ:笠松はる
ラウル・シャニュイ子爵:中井智彦
カルロッタ・ジュディチェルリ:河村 彩
メグ・ジリー:松田未莉亜
マダム・ジリー:戸田愛子
ムッシュー・アンドレ:林 和男
ムッシュー・フィルマン:青木 朗  
ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏
ブケー:金本和起


【男性アンサンブル】
瀧山久志
五十嵐 春
田代隆秀
川地啓友
野村数幾
見付祐一
伊藤礼史
田中元気
佐藤圭一

【女性アンサンブル】
吉川瑞恵
高瀬 悠
小澤可依
吉田絢香
村瀬歩美
江本あきこ
馬場美根子
石川杏菜
平井佑季
野手映里
黒柳安奈
梅崎友里絵



うまく言い表せないほど
ファントムの高井治さん、
クリスティーヌの笠松はるさん、
ラウルの中井智彦さん…
主役の3人の方が本当に本当に素晴らしかったです。

そしてその歌声を支えるオーケストラ。
初めて生オケでオペラ座を観ましたが、
俳優さんに合わせた緩急がすごく良くて、
この臨場感と迫力は生ならではだと思いました!!!


主役の3人の方の前にざっと脇を固める皆さま方のことを[黒ハート]
本当に全員の方がハマリ役で好演されていて、
「ん…?」ってひとが一人もいなくて
さすがスターディングキャスト!(ピアンジだけ初日と違う方でしたが)
って感じでしたよ[手(チョキ)][ハート]

特にメグの松田さんは初めて舞台で拝見しましたが、
あれだけ可愛いバレリーナなのに
透き通っていて危なげない歌声で、表情豊かで演技もお上手で
天は二物も三物も..いえ、ご本人の努力ですね、本当に素晴らしかったです><[ぴかぴか(新しい)]


カルロッタは名古屋で2回拝見した種子島さんのイメージが強すぎて
河村さんのカルロッタはちょっと意地悪だけど、可愛げのあるいい人に見えてしまって。

Think of meは普通にお上手だと思ってしまったし、
「あたくしこのオペラに出るの、辞めますわっ。ウバルド、行きましょう」
「このチビガエル!」
「ノンポッソビュウ、もう歌えない~~!」
「このひと頭が変よ」
とか、印象的なセリフは種子島さんの強烈なキャラが頭にあったので
少し物足りなかったです(笑)
でもPrima donnnaの前のすごい歌の迫力と、
Prima donnnaの声量は凄まじくて鳥肌がたったほどでした[ぴかぴか(新しい)]

キャスティング順は種子島さんが1番上なので、
またあのアクの強ーいカルロッタも見たいです!


支配人の歌って実は変拍子(♪ミステリーだ オペラ座に、は4/4拍子と7/8拍子の交代!)に
ひとフレーズが長く、変な音程間隔だったりとすごく難しいと思うのですが、
林さんと青木さんはキャラも歌も完璧な支配人像で感動しました。
むしろ、ちょっとオケのリズムが???な箇所や、マスカレードも含めて3か所くらい
半拍歌とズレてしまった箇所があったのが気になりました[失恋]
でもその都度お二方はすぐに修正されて合わせていらっしゃいましたよ[るんるん]


では、クリスティーヌ・ファントム・ラウルのことをじっくりと..

今日は最前列で表情がすごく良く見えたからというのもあると思いますが、
とにかく二人の間で揺れ動く笠松さんクリスティーヌの気持ちにはもちろん、
少し束縛が入っているけどクリスティーヌを誰にも渡したくないという
中井さんラウルの気持ちにまですごく感情移入してしまいました(笑)

今まで拝見した二人のクリスティーヌ
(…少しアニメ声っぽい可愛い感じの声の沼尾さんや
ビブラートたっぷりで歌い上げる感じの高木さん)とは違い、
笠松さんのソプラノは癖がなくストレートに出ている感じの透明な声で
それが私のイメージしているクリスティーヌにぴったりで
Think of meのワンフレーズだけで大好きになりました[ぴかぴか(新しい)]

特に歌の「あ」の発音でちょっとひっかける感じに歌うのがクセになる良さで、
あたし、後半はなんとなく「あ」を待ってました(笑)
♪涙ふれる~
…とか。(墓場にて)

開口がすごいわけじゃなくむしろ儚げに話しているのに
聞き取りやすいセリフの声も好みでした。


「Angel of music」「マスカレード」「墓場にて」「All I ask of you」などの
心情を歌うような曲はミュージカルっぽくフォルテになるところ以外は
かなりビブラートを控えめで歌っていらっしゃったのに対して、
「Think of me」「The point of no return」のように(劇中劇の)
オペラの曲という設定のナンバーは、オペラ歌手がアリアを歌いあげるように
歌っていらっしゃって歌い分けも、
クライマックスへの持っていき方もお上手で…[ぴかぴか(新しい)]

特に私は2幕が本当に素晴らしかったように感じました。
「墓場にて」ではクリスティーヌのソロが終わるところ、ファントムが入る前で
喝采が起こりましたし、
The point of no returnはマントの中がファントムだと気付くまでは
ドンファンの主人公としてちょっと無邪気なキャラクター?を
演じながら歌っていらっしゃったけれど、
顔に触れて気付いてからは素のクリスティ-ヌで
驚きと恐怖を感じる歌い方、表情から鬼気迫るものがありました。

私、ほんとにpoint of~が大好きで大好きで…
去年初めて観劇したあと1~2週間は寝ようとしても
「もはや退けない」のメロディが頭から離れなくておもむろにiPodを取りだして
夜中の3時くらいまで2幕のCD(今井清隆さん&井料瑠美さんver.を持ってます)を
ずーっと聞いていたりしました。
…いま思うとちょっと病的ですね[ふらふら][雷]


そういえば笠松さんのプロフィールに
「日本クラシック音楽コンクール大学院の部最高位」って書いてありますよね?
その笠松さんが入賞された年、
私もそのコンクールに出ていて(もちろんピアノでですが[あせあせ(飛び散る汗)])
しかも全国大会にも出場できていたので
クラコンのサイトには一緒の回のページにお名前が…!(笑)
気付いたときめっちゃテンション上がりました[わーい(嬉しい顔)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]
http://www.kurakon.net/history/16/index.html



そして高井さんのファントム!
全回高井さんなので3回目ですが、本当に哀しみ苦しみがぎゅっと伝わってきますよね。
特に今日はちょっともう異常でした…[黒ハート](泣)

Music of the nightの次の曲(怪人の隠れ家)での「畜生!」のあと
クリスティーヌに震える手を伸ばしながらも
自分を見て怯える彼女の反応に哀しんでいるファントムを見て、
私も何とも言えない胸の痛みを感じました。

All I ask of youのあと天使の像に乗って下りてきたとき、
前すぎて表情は全く見えませんでしたが
声から伝わる痛みが胸に突き刺さるようで、
本当に今日はファントムが苦しみ、哀しむたびに
私までこういう痛みをたびたび感じてしまい、
こんなことは初めてだったのですごく辛かったです…

とてもお芝居とは感じられなくて><[失恋]


言うまでもないことかもしれませんが、
高井さんの歌はもう私にとって「上手」「感動」「素敵」…
そういう次元の言葉で言い表せない素晴らしさです。
どんな称賛の言葉でも、言葉に残すと価値が下がってしまう気がするほど!

Music of the nightはご自分のテンポ、ルバートに
ある程度合わせられる生オケの利点も加わり、
クリスティーヌでなくても催眠にかかってしまいそうでした。
もう、高井さんのMusic of~は本当に奇跡だと思います!!!
2回目の「心のおもむくままーーー!!!!」のフォルティッシモでのロングトーンは
頭がびりびりっとしびれる感じがして、
ここは悲しいわけでもないのに涙が出てきて困りました…

終曲の三重唱も、point of~と同じメロディだし大好きなんですけど
3人の声と感情のぶつかり方が、目で見えそうなくらいの迫力で迫ってきました。

「行け!行ってくれ!お願いだ!!!」はいい声の高井さんではなく、
感情のまま、いわば汚い声で怒鳴っている声で
ファントムが初めて味わったどうしようもできない、手に負えない感情をとにかく叫んだ、
という風に私は聞こえて..
このシーンはファントムが1番普通の人の心に近く、人間らしく感じられました。
もうここからラストまで涙が止まりませんでした…


「我が愛は終わりぬ 夜の調べと共に」って訳が素晴らしいですよね。
すごく綺麗で日本人で良かったって思っちゃうほど1番好きな言葉です。
その最後のロングトーンもどこまでも広がっていくようで、もの凄かったです。
…ほら、安っぽくなっちゃった気が..[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]
劇場で体感してください…泣


学祭で上演した時も友達や親と
ファントム派かラウル派か、
終わりのない討論をよくしていて
いままで絶対あたしはファントム派って思っていたんですけど
中井さんのラウルを見て、カッコいいし真摯だし紳士だし…
ちょっとラウル派のひとの気持ちも分かりました(笑)
声がぶ厚くて演技は熱くて、カーテンコールではなんかすごくいい人そうだし..
…ってこれ、あたしはラウルじゃなくて中井さんを好きになっただけ…?(笑)

今日は割と大人数で観たので、観劇後もどっち派かで盛り上がりました☆
半々なのが面白かったです[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

中井さんの歌は、普通の歌ももちろんですが、
レチタティーヴォ的にセリフを歌うときも、全くブレないし
きっと声楽の世界でもすごい技術をお持ちの歌手でいらっしゃったのだろうなと思いました。
まだ四季ではラウルしか演じていらっしゃいませんよね?
…これから見たい役がたくさん[黒ハート][黒ハート][黒ハート]



やっぱりオペラ座は何もかもが凄すぎて圧倒されます。

そしてファントムはこれからも一生高井さんでしか見たくないと思ってしまうほど、
(とか言って、他の人に代わっても絶対気になって行っちゃう気もする..[ふらふら])
高井さんに魂を抜かれたような気分です…
本当に素晴らしかったです。
カーテンコールでの高井さんへの一際ものすごい拍手喝采は、
いままで経験したことがないほどでした!
そんな中、ちょこんと前に進み出て指揮者の方に握手を求め、
指揮者をたたえる姿にも惚れちゃいました(笑)

私の安っぽい文才のない文章では、
高井さんファントムの魅力の1%も伝えられないので
まだ拝見されてない方!
見たことあるからいいや、と思っている方も!
ぜひ劇場へ…

締めが宣伝みたいになっちゃった…


ロンドンにて『オペラ座の怪人』25周年コンサート開催!
http://www.shiki.jp/navi02/news/015987.html

今回のコンサートのプログラムには、四半世紀に及ぶ『オペラ座の怪人』の歴史を紡いできた怪人役を紹介するページがありました。「Most Performances as the Phantom(怪人役最多出演者)」
と題されたそのページに、なんと劇団四季の高井治の写真が! 
高井は「Over1500Performances」の一人(全8人)として紹介されていました。この25年で、1500回以上の舞台を踏んだ怪人キャストは13名(Over2500=2名、Over2000=3名)しか、世界中に存在していません。

劇団四季の怪人は、世界の怪人でもあったのです。


『オペラ座の怪人』が電通四季劇場[海]で華麗に幕を開けました!
http://www.shiki.jp/navi02/news/015937.html

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9.30*「オペラ座の怪人」東京公演明日開幕! [*劇団四季について]

明日、10月1日ははいよいよ電通四季劇場海にて、
「オペラ座の怪人」が開幕しますね!!!
私は初日という“特別な日”か、“良席”か、
先行予約のときに本当に「迷いに迷って」(笑)後者をとり、2日に観劇予定です[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

オペラ座は、音高ならではのイベントで
オーケストラピットでピアノを弾かせて頂いた経験があり、
また、私にもっと色々な四季の作品を観てみようと思わせてくれた
私にとって四季の作品の中で1番特別な作品です。

去年のGWに地元でオペラ座を観ていなかったら、
東京でアイーダを観に行こうと思うこともなく、
濱田さんのアイーダ(そのときはCDでしたが…)に出会うこともなく、
私がここまで四季にはまることもなかったはず…。

そう考えると、2日の観劇もまた特別なものになりそうです[黒ハート][黒ハート][黒ハート]

そして気になるのはやっぱり開幕キャスト…!
東京藝大を首席で卒業され、素晴らしいオペラの大役を演じられてきた
バリトンの山大輔さんが、客演でファントムのお稽古に入っていらっしゃいましたが、
ご本人のブログによると10月8日に別の演奏会を控えていらっしゃるようなので
てっきり今回の東京公演開幕は高井治さんor佐野正幸さんがファントムかと思っていました。

★大山さんのブログ
http://ameblo.jp/necoto-operato-xxxx/


でも、今日shikichannelにUPされた9月29日の舞台稽古の模様を見ると…

なんと午前バージョンと午後バージョンで二組のクリスティーヌ×ファントム!!!





午前ver.は大山大輔さんがファントム、高木美果さんがクリスティーヌ。
午後ver.は高井治さんがファントム、笠松はるさんがクリスティーヌ。

今までこんなことがあったでしょうか!

もしかして明日の開演前のネットにも、Wで出たりして…[がく~(落胆した顔)][どんっ(衝撃)]

それにしても大山さんのMusic of the nightは
すごく重厚でイタリア人のような声質!
さすが現役のオペラ歌手って感じですね…[ぴかぴか(新しい)]
すごく聴きごたえがありそう!

でも、高井さんの歌声を聞くと過去2回の観劇と金曜ロードショーを思い出して
これぞファントム!!!って思ってしまうし…

どちらの方に当たっても嬉しくも、惜しくも思ってしまいそうで困ります(笑)
…何回も観に行けという四季さんの戦略にどっぷりはまっちゃいそう[黒ハート]

クリスティーヌは、キャラクターの解釈は女優さんによって色々違いそうですが
クリスティーヌに関しては、私は最高のThink of meが聴ければ満足なので
どなたが出演されるかそんなにこだわりはないのですが
沼尾さんと高木さんを名古屋で拝見したので、
笠松さんで見れたらラッキーだなってくらいかな?

ラウルはぜひ中井さんを拝見してみたいです。
きっと中井さんですよね?[ぴかぴか(新しい)]


もういまからワクワクが止まりません!

どうか、汐留のパリ・オペラ座で長い長いロングランとなりますように[黒ハート]

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