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1.17*木村花代さん、「ミス・サイゴン」エレン! [*日常その他]

木村花代さんオフィシャルページより
http://hanamizuki874.com/misssaigon.html

『ミスサイゴン』エレン役の出演が決定いたしました
詳細はこちらhttp://www.tohostage.com/miss_saigon/cast.html
チケット先行予約の詳細等は後日発表いたします。


濱田さんに続き、花代さんも大役ですね!
復帰舞台は三越劇場のミュージカル「パルレ」主演[ハート][ぴかぴか(新しい)]

「パルレ★洗濯」オフィシャルサイト
http://www.bballae.puremarry.com/

花代さんはさすがだけどAKBの子…
ミュージカルの主役でこれはまずくない…の?

木村花代独占インタビュー
http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51763368.html


劇団四季退団のご挨拶
http://hanamizuki874.com/message.html

劇団四季在団中のご声援ありがとうございました。
「舞台女優になりたい」地元の高校を卒業後18歳の私はそんな思いを胸に
1年間松下電機の下請け工場で働きながらレッスン生活に明け暮れました。
その後、1997年劇団四季35期研究生として入団。優秀な同期生の中、
劣等生だった私は1番遅く翌年「美女と野獣」のダンサー役で初舞台を踏ませて頂きました。
夢が叶った日の喜びは今でも大切に心の中に仕舞ってあります。

そんな日々から14年、劇団の演出家、諸先輩方、仲間達、
そしてたくさんのお客様に支えられまして、
様々な役を演じ女優として人間として本当に凝縮された幸せな時間を過ごさせて頂きました

いつか美しいソプラノを歌いたいと願い続けた、オペラ座の怪人「クリスティーヌ」役、
自分の分身と思えるほど愛おしい、夢から醒めた夢「マコ」役、
身体の一部になるくらい染み込んでいるキャッツ「グリドルボーン」役・・・

どんな時でもただ、舞台に立てる。それだけで幸せな日々でした
そして信じられないくらい、沢山の方から本当に暖かい愛を頂きました。

1997年に入団してから14年在籍いたしましたが、
昨年をもちまして劇団四季を退団することとなりました。
私自身年齢も30代を迎え人間として、女優として
更なる成長を期して今回の決断となりました。

劇団四季との出演基本契約は2011年12月31日付けで、
双方合意の上終了いたしました。

今後も心機一転頑張っていきたいと思っておりますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
劇団四季在団中の暖かいご声援本当にありがとうございました。

2012年1月1日 木村花代

…感動[もうやだ~(悲しい顔)][黒ハート]


そして、吉沢梨絵さんも帝劇「ルドルフ」に出演されるようですね。
http://www.tohostage.com/rudolf/


**
やっと完成[手(チョキ)][ハート]

1.15*ボニクラ2日連続観劇♪
http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-01-15


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1.15*ボニクラ2日連続観劇♪ [観劇レポ:ボニー&クライド]

魅惑的な」濱田さんの誘惑に勝てず、(観劇した方にしか分かりませんね^^;)
この週末は2日連続でボニクラに行ってきてしまいました!
同じ演目を2日続けて観たのは初めてです…(笑)

1月14日(土)ソワレ&1月15日(日)マチネ
@青山劇場
ミュージカル「ボニー&クライド」


*cast*
ボニー: 濱田めぐみ
クライド: 田代万里生
バック(クライドの兄): 岡田浩暉
ブランチ(バックの妻): 白羽ゆり
テッド(ボニーの幼馴染の保安官): 中河内雅貴(14日)、藤岡正明(15日)

ヘンリー(クライド父): 中山昇
シモンズ刑務所長: 芝崎健太
クロウソン看守: 戸室政勝
ジョンソン保安官代理: ヨウスケ・クロフォード
ファーガソン州知事: 徳垣友子
アンジェラ: 家塚敦子
クレア: 保科由里子
エレノア: 宇野まり絵
キャミー(クライド母): 明星真由美
ヘイマー特別捜査官: 岸祐二
牧師: つのだ☆ひろ
バド保安官代理: 戸井勝海
エマ(ボニー母): 池田有希子
シュミット保安官: 木場勝己



席は、14日(土)はS席1階XC列のセンターブロック上手寄り。
15日(日)はS席1階N列のセンターブロック下手寄りでした。

…日曜って19列目だったんだ!!!
そんなに後ろな感じしなかったし、段差がついてると見晴らしがよくて
3回目にして初めて全体が見れたかもです(笑)
ただ、濱田さんが出ているときは表情が見たいので、ずっとオペグラで見てました。
改めて、ほんっとボニー出ずっぱりですね~!
腕が痛かったです[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

そして…
2公演連続で見ても、やっぱり舞台ってナマモノだから
日々進化し続けてるんだなあって思いました。もちろんいい方に!

ボニクラ初のナンバーごとにレポです[黒ハート]


1幕
☆映画スター /ボニー、クライド
ボニーのソロで幕が開きます。
♪写真撮られてもオッッケー!
♪週に30ドルって!ジーザス!
とか、ところどころすっごいツボ[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]
投げキスもcute!

捕まったクライドとの掛け合い、ボニーのパートを耳で追ってたら
「♪クララになれたらステキ いまは違うけど
クララになりたいの 夢はスターよ♪」
みたいな感じの繰り返しでした[ひらめき]

段々衣装を脱がされて現実に戻っていき、「ああ~…('_')」って顔になってました(笑)


☆先の見えない世界 /ボニー
ほんとこの曲すかっとします!!!
濱田さんの歌唱力を堪能できるナンバー[ぴかぴか(新しい)]

順番とかちょっと違うけど、こういう歌詞のとこ…
『♪着飾っても写真撮っても曲作っても髪型変えても何も変わらない
なーにも変わらないないないないなぁあーい!!!』

ここの「なーい」ではめちゃめちゃごねてて、

酔っぱらいのお客さんに絡まれたあとの
『♪冗談じゃない じょ↑だんじゃなぁい』
は、吐き捨てるように超かっこいい!
なんかこの辺はドナを思い出します。

例の1番高いところがある
『♪夢じゃもう我慢できない 待ちきれない
ぞくぞくさせてよ たった一度の人生 あたしのものだから』
はダイジェスト動画でも思ったけど、腕のちょっとした振付がmoney×3に似てるし。

土曜日は若干上がりきってなかったけど、日曜日の「夢じゃもう↑」の高いGのところ、
すごくキレイにすこーんと出てて感動しました☆


☆世界は俺を忘れない /ボニー、クライド
歌よりも、ここのシーンは二人のセリフのやり取りが好きです。
息ピッタリです!
日曜日はお客さんのノリがすごく良くて、
「ねーそれうちの車。いまあなたが盗もうとしてる」
で、もぐら叩きのもぐらみたいに顔だしたクライドに笑いが起きてました[ひらめき]

クライド「綺麗な横顔だ。それに笑顔も」
ボニー(ふっと笑って)「サンクス」
クライド「言われ慣れてるんだろ?」
ボニー「まあね」
(クライド間髪入れずに)「俺も!」
そのあと数秒顔見合わせて吹き出す
←ここのやり取りがたまらなく好き!
ここで恋に落ちたのかなあって[るんるん]

「あたしの顔が銀幕を飾り、詩は雑誌を飾るの!ポエトリーバイ ボニーパーカー…」
←ここもたまらなく好き(笑)


☆刑務所に戻りなさい /バック、ブランチ、美容室の女性たち
白羽さんも岡田さんも好きだけど、この曲はほんと嫌い…
前回も書いたけど、ふざけてるみたい…
アンサンブルさんの合唱は汚いし[あせあせ(飛び散る汗)]
どうしてプロで、全く違う音程で歌ってる人がいるの…?
んー…


☆How about a dance? /ボニー
☆こんな時に… /ボニー、クライド
この2曲は数少ない、ボニーのリラックスした力を抜いた綺麗なナンバー。
How about a dance?の濱田さんのファルセットの美しさ、ほんとに心地よいです。
ラストの「♪your hear----t」で倚音を引っかけてから上げて伸ばすのがすごく好き!
万里生さんも、がなってないナンバーのときの歌声は本当に素晴らしいです。
「こんな時に…」の切ない歌いだしの表情も、カッコよくて好き。


☆車を飛ばせば… /バック、クライド
あーー…だからがならないでってば~!(;_;)笑
バンドの音量がすごくて迫力ありますよね。
X列だと座席に振動が来てたほどでした。

あ、土曜日この曲のあとのブランチ&バックの2階の家でのやり取りで
ボニーの「仕事を探して働こう!」が
「しごそ!仕事を探して働こう!」ってなってました[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]
濱田さんが噛んだの初めてみたと思います!
日曜日はそこ、くっきりおっしゃって(た気がし)ました(笑)


☆やつより上手くやれる テッド、クライド
キー高めの曲だけど、中河内さんも藤岡さんも楽々歌ってらっしゃいます[ぴかぴか(新しい)]
計5回の観劇になる予定のボニクラ、
藤岡テッドは日曜だけで、あとの4回は全て中河内さんです。
藤岡さんは、中河内さんよりイケメンじゃないけど歌声さすがで演技も細かく、
不器用な愛と誠実さがすごく伝わってきました。
ただ、歌詞とセリフは中河内さんのほうが聞き取りやすかったです。
後半のクライドとテッドのデュエット、すごく好きです[黒ハート]
しつこいようですが、万里生くんはバラードのときのあのいい声で、
ロック調の曲も自然に歌ってほしい…


☆人は愛する人を愛す /ボニー、ブランチ
ボニーのお母さん役の池田さん、すっっごい上手いですよね。
セリフももちろん開口じゃないのに聞きやすいし、演技もピカイチだと思います。
日曜は、ナンバーの前のボニーとのやり取りで、
セリフを言いながら声が震えていらっしゃるほどでした。
そこで「お父さんを囚人なんかと二度と比べないで。もっとまともな人を愛しなさい!」
って言われたボニーが号泣したあと、
横を向いたままワンフレーズ『♪心の命ずるまま ひとに何を言われても…』
(…あー出だししか思い出せなくて苛々する!)を歌い、
白羽さんのソロワンフレーズのあと正面を向いて二人でサビ
(♪愛するひとを人は愛すの~)に入ったと思うんですけど、
その正面を向いた瞬間、日曜の濱田さんは尋常じゃないくらい
涙を流していてびっくりしました。

ここのデュエット、濱田さんが上を歌って完璧な3度でキレイにハモってて、
メロディも美しいから耳にずっと残るし、大好きなナンバーのひとつです。
なのに、『♪えいえんに生きるために~』というところで毎回、
「四季なら♪えええんに生きるために~か…」という雑念が入ります…(笑)

リプライズの濱田さんのソロ、ppの高音が本当にキレイで泣けます。
日曜は、ここも歌いながら涙がポタポタ落ちるくらい泣かれてて、
お母さんが「ほんっとに綺麗よ!ママの若い頃そっくり!」
って言いながら涙を指でふいてあげてて、それに泣けました←

書いてて気付きましたが日曜日は、
やっぱり全体的にすごい出演者の皆さんの感情の高ぶり方がハンパなかった気がする…!
さっきも書いたように、お客さんの反応も良くてナンバー後の拍手も大きかったし[ぴかぴか(新しい)]


☆準備はできた /クライド
なんだかんだでこの作品で1番恐いの、この刑務所のシーンだと…。
初めて観た時以外、見ていられなくていつも目を伏せてしまいます。
万里生くん、ここほんと迫真ですごいけど…!

濱田さん、ボディチェックで刑務官を誘惑した後の
身ぶるいと手の拭き方がどんどんオーバーになってて面白いです(笑)


☆世界は二人を忘れない /ボニー、クライド
1か所ずっと聴き取れなかった歌詞があって、やっと分かりました[ひらめき]
『♪いつか二人の名前の付いた ハイウェイ飛ばしてやる』を
ずっと『♪いつか二人の名前の付いた ハイレイト ばしてやる』…って聞こえてて
気になってました…
ハイウェイ=高速道路か!ってスッキリしました(笑)

万里生くん、こういうロック調のアップテンポの曲だと喉に引っかけるというか…
とにかく怒鳴る感じで歌っているので、(お上手なので嫌ではないんですけど)
常にお腹からの声で、喉ではなく鼻腔から出ているような耳にも喉にも優しい声で
歌っている濱田さんとのデュエットだと、系統が違う歌手が一緒に歌っているようで…
極端な話、昨年の紅白の秋川雅史さんと夏川りみさんのデュエットみたいに
すごく2人の声がミスマッチに聞こえるときがあります[あせあせ(飛び散る汗)]

my初日の11日は、クライドが銃を投げて車に落ちてしばらくしてから爆発したので
何があったかよく分からなかったんですけど、
ちゃんと土日は投げて落ちた瞬間バーン!と爆発、
ボニーの悲鳴のような「クラーーイド!!!」となってたので
こっちが正しかったんだと思います。


2幕
☆もう戻れない /クライド、ボニー
1幕の最後の、警察を殺してしまった瞬間にぱっと戻り、
二人が歌う超ハードなナンバーです。

すごいアップテンポですごい音程が飛ぶ曲で、
ボニーの『♪あなたと行けば仕方ないわね~!』とか難しそうですが
余裕でパワフルに歌いあげてくださるので、すかっとします!
特に日曜の濱田さん、万里生くんのワンフレーズのあとの歌いだし、
マイクがハウリングしそうなくらいの
ものすごい声量で『♪終わってなんかないー!落ち着いてクラーイド!』
と来たので頭がじんじんしました!!!

そしてラストの『♪ふたり、ふたり、ふたりーの旅は~~!!!』
は、迫ってくるようにぐわーっと来る感じがたまりません。
何回でも聴きたいのでCD出してください(笑)
どれだけ早口でまくしたてるように歌っても、
濱田さんは歌詞がクリアに届いてきて凄いなあって思います。


☆未来へと続く道 /クライド、ボニー
伴奏の音型はずっとD-Cis-C-H-C-Cis-D-Cis-…とすごくシンプルで、
歌のメロディも付点の決まったリズムが続いているだけなので
初めて人を殺してしまった二人の、もう開き直ったような気分や憂鬱さが伝わってきます。
ラストも、『♪ボニーエン…クラ~↓イド』って下がるし。

直後の銀行強盗のシーン、日曜日は万里生くん言い間違い?なぜか笑いが起こってました[あせあせ(飛び散る汗)]
「じゃあ俺たちは金のない銀行に、ぎn…強盗に入ったっていうのか?!?!」って。

クライドが銀行員に腕を撃たれて倒れたときに銃を落としちゃってて、
そのクライドに銃を投げたのはボニーってことに3回目でやっと気付きました!
その銃でクライドは銀行員を撃ったから、銀行員を殺したのは実質ボニー…?


☆Bonnie /クライド
ボニーが、クライドの腕の手当てして服着せてるときに「いたっ」て言われて、
「ごめんっ!ごめん…」っていう声がほんと女の子!(笑)
あ、あと「ねーこの雑誌みたあ?!あたしのこと、魅惑的なブロンドだってー!」
←濱田さん、日曜は特に超テンション高めではっちゃけてて、
飛び跳ねて去ってったのも超かわいかったです!!!

万里生くん、ウクレレのコードも暗譜しているなんてさすがですよね><
濱田さん、今回の2回とも歌を聞きながら涙を流してました。
どんなボニーの気持ちになっていたのかな…


☆いつのまにか /エンマ(ボニーの母)
また日曜のことなのですが(^_^;)
池田さんが半端なかったです。
ボニーをひっぱたいた後、「ママはとっても耐えられないの!
あなたがいつ、どこで殺されてもおかしくないって状況に!」みたいなセリフがあるのですが
その言葉の声にぶわーって鳥肌がたって、気付いたら涙がこぼれていました。
ボニーの「殺される前に、生きてるから。」
って、ボニーとクライドの人生を全てを表している言葉ですよね。
でも、そんな言葉とともにお母さんを置いていくボニーに、
すごくもどかしさを感じたほどでした。
ナンバーが終わった後、クライドが置いて行ったお金を投げ捨てて、
このシーンは終わり転換に入りますが本当に拍手がすごかったです。


☆死ぬのもそれほど悪くない /ボニー
もうこの曲になると、「待ってました!!!」って感じです!
濱田さんの“Dyi'n ain't so bad”は、
土曜は、初観劇の時よりもずっとずっとパワーアップしていると感じ、
こんな奇跡のような素晴らしい歌唱にはもう出会えないかも…
と思うくらい感動したのですが、
日曜はまた、「今回が1番いい!」って思いました。

他の方のブログでも読みましたが、
このシーンの濱田さんは何かオーラがもう違うんです。
土曜は上手側で3列目ということで、
ナンバーの前にブランチと言い合うシーンが本当に目の前で、
表情が肉眼ですごくよく見えました。

「じゃあ、あなたはなぜ、ここに?」
「そんなことで時間を無駄にしないでブランチ」←ここ好き。
「あなたはそれで満足してる?」
「他の人はどう?ただ死んだように歩き回ってるだけ。」
セリフの一言一言と目の表情だけでぞくっとしてしまうほど!

目を閉じ、銃に額をくっつけて祈るように
『♪一人きり 残されるよりも…』
と歌いだし、途中から詩を書いているうちに
自分の想いが抑えられなくなり、
『♪生きてる意味を 誰か教えて あたしに 
ひとりきり残されるよりも 二人で死ねるのならば
それだけでいい 運命のままに…』で気持ちが爆発しているように感じました。


☆世界は二人を忘れない(リプライズ) /ボニー、クライド
超ゆっくりから始まって、段々accelerandoしていってMAX!がたまらないです。
最期のクライド、11日は何度も帽子をかぶり直していて「…?」って感じだったけど
土日は1度ぎゅっと押し込むようにかぶっていてスマートでした[ぴかぴか(新しい)]


11日も、土曜も、(カテコがしつこいと言われている四季と比べると特に)
すごくあっさりとカーテンコールが終わってしまったのですが、
日曜の盛り上がりはすごかったです!
いつも終わる2回ほどではまだまだ…って感じで、
3回目で私も含めちらほらスタオベするひとがいて、
4回目ではオールスタンディングでした!
なんだかすごくうれしかったです(笑)



レポ完成☆1.17.tue


☆前回のレポ
1.10*観劇レポ「ボニー&クライド」観てきました!!!
http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-01-10
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1.11*濱田さんエルファバ…!「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」 [濱田めぐみさん:その他コンサートなど]

昨日は本当に幸せでした。
本当に夢のようで、控えめに言って、
「生きててよかった」…そんなひと時でした。

『ミュージカル・ミーツシンフォニー』
2012年1月11日(水)
@bunkamuraオーチャードホール S席1階10列センター上手寄り
演奏:読売日本交響楽団
指揮:円光寺雅彦さん
出演:濱田めぐみさん、田代万里生さん、
石丸幹二さん、安蘭けいさん、ジャッキー・エヴァンコちゃん[黒ハート]



四季の演目では、濱田さんをアイーダとドナしか見られなかった私は
ウィキッドのCDを聴きPVを見て、Youtubeの盗撮も見て
色々な方のブログにアップされている当時の観劇レポもたくさん読んでは、
濱田さんがエルファバをされていた時期に四季にはまらなかったことを本当に悔やみ、
小さいころから年に何度も四季に連れて行ってくれていたのに、
高校受験~高校入学・上京と同時に(その時期がウィキッド東京公演)
全く連れて行ってくれなくなった親を恨みました(>_<)[失恋]

昨日…
司会進行も務められた石丸さんが、次のナンバーを
「濱田めぐみさんで、“ウィキッド”…Defying gravity」と紹介されたときには
会場がうわあっとどよめき、悲鳴に近い歓声まで挙がっていました。
…私も挙げたひとりですが(笑)

素晴らしいプロオケである読響で、
どれだけ生で聴きたいと願ったか分からない“自由を求めて”を
目の前で聴けるなんて、青の「ゴージャスドレス」笑に
身を包んだ濱田さんが登場されてからも、信じられないくらいの気持ちでした。

「♪いま動き出す」のところから歌われて、
(譜面を持って登場されたのでもしかして…と思いましたが、やっぱり英語詞でした。)
ラストまで…

濱田さんに、間違いなくエルファバが憑依していました。
会場の空気を一瞬で全て持っていかれたような熱唱で、
自分の身体が内側からグラグラと震えている感覚がするくらい感動しました。

このコンサートのチケットはFCからかなり売れていたようですので
客席は濱田さん以外の出演者のファンの方々が多かったと思うのですが
曲が終わりお辞儀をされ、濱田さんが舞台上手側の出演者の方たちの椅子のところに
戻られてからも、満員の観客からの拍手はなかなか鳴りやみませんでした。

「ふう…」と安心したように、はにかんだような笑顔は
もうエルファバではなく濱田さんでしたが、
歌っている最中には「濱田さん」はどこにも見えませんでした。

どこまでも地声で出るテクニック、そして声量にも本当に感動しましたが、
きっと濱田さんに魅了されてしまうのはここにあるんだなあ
と、放心しながら思いました。

四季のCDより、BW版のIdinaより素晴らしかったです。
本当に聴けてよかった。「♪それだけでいい…」って気分でした…。

この感動、私の文章じゃ100分の1も伝えられませんが
ほんの少しでもあの場にいらっしゃらなかった方に伝われば嬉しいです[ハート][ぴかぴか(新しい)]

濱田さんの熱唱の後あまりにも空気が高揚し、
ある意味緊張感すら残った会場を
安蘭さん「はあ~気持ち良かった!空飛んじゃいましたよ!」
石丸さん「思わず見上げてしまいましたよね!
(客席に向かって)みなさんもぽかーんと見上げていらっしゃいましたよ。
そんな皆さんの顔、ステキでしたよ」と、お二人が和ませてくださいました。
あーー…私、半泣きのすごいバカ面で見上げていただろうな…(笑)

安蘭けいさん、もちろんお名前は知っていましたし、
「とうこさん」って呼ばれているのも知っていましたが、
お声を聞いたのすら昨日がはじめまして。
ミスユニバースのような美しさだけでなくトークがすごく面白くて
サバサバしていてカッコ良くてすてきでした!

石丸さんも、小さい頃四季で観ているかもしれませんが
記憶がある中では生で拝見したのは昨日がはじめて。
ほんとカッコイイ!いけめん!って感じのいけめんですよね[黒ハート][黒ハート][黒ハート]
今まで見ていた写真や動画の数百倍カッコ良かったです(笑)
顔ちっちゃ!歌上手!(←言うまでもないですね)そして司会もお上手!

そんなベテランお二人のスムーズな進行と、
歌では充分に魅せて下さるけれど、
トークは終始控えめな濱田さん&3人にすごく気を使っていらっしゃる万里生くんで
すごく暖かく、いい雰囲気のコンサートでした。

トークでひとつ、こぼれ話[ひらめき]
石丸さんが、
「Sound of music、ほんとに名曲ぞろいですよね!いま日本でもやっていますね」
とおっしゃったときに、なぜか会場が笑う!
いいじゃないですか~あたしも笑ったけど(^_^;)
「なんで笑うんですか!…えー…素晴らしい作品です」とまとめてらっしゃいましたっ。


濱田さんはDGの他に、
ソロの歌は1部に少しダンスもありで“Shall we dance?”を。
後ろを向いて踊られたときに、背筋と肩甲骨が、鍛えてます!!!って感じに
超美しくて、Voulez-vousの時のドナを思い出しました[わーい(嬉しい顔)][ぴかぴか(新しい)]

2部には、四季の歌詞でコーラスライン“One”を4人で歌われた後
ソロ…なんと大好きな曲。
レ・ミゼラブルから“I dreamed a dream”を歌ってくださいました。
「♪夏 あのひと来て…」からでフルではなかったのですが、
すごく合っていらっしゃって聴きほれちゃいました。

この曲、副科声楽のレッスンでも
普段はイタリア歌曲ばかりだけど先生にお願いして歌わせてもらったり、
iPodにはYoutubeから島田歌穂さんのはもちろん、
鈴木ほのかさん、岩崎宏美さん、マルシアさん、スーザン・ボイルまで
たっくさん入れてるほど好きなんです。

もし濱田さんが歌ってくださったらこんな感じになるかな
って想像していた通り…いえ、期待以上でした><[黒ハート]
特に、1小節の間奏のあと「♪夢みた人生 いま地獄に落ちて…」のところが最高でした。

あとは、ラストにブロードウェイミュージカルライブでも
ラストに聴いた曲“Lullaby of Broadwey”
アイコンタクトを取りながら楽しそうに歌っていらっしゃる濱田さん、ステキでした[黒ハート]
そして、アンコールはアラジンから“A Whole New World”でした。
なぜかこの曲は濱田さん、楽譜ガン見されてました[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]


あと、印象に残ったのは万里生くんの歌!
石丸さんと歌われたエリザベートの曲も迫力があってステキでしたが、
やっぱりポップス的な曲よりも
エーデルワイスなど、クラシック風の曲の方が私は好きでした。
藝大時代、オペラ(ミュージカルと違って、そのひとの声域に合ったところしか
歌わないからマイクなしだそうです^^)に出演されていたことも
あったようですからさすが、
全くオケに消されることなくすごく聴き心地のいいお声でした。

WSS“マリア”も素晴らしかったです!
不協和音をバラした増4度音程のときの「♪マリ~ア」と、
和声が解決して降りる形の「♪マリア~」の違いがいいなあって思いました(笑)


お衣装もみなさんすごく華やかで、
濱田さんは1部は真っ白のロングドレス、
2部は先ほど書いた、青のボリュームのあるゴージャスドレス(笑)

安蘭さんも1部派真っ白のロングドレスに髪にはティアラ!!!
2部は真っ赤のドレスに髪にはバラ!すごくお似合いでした。

石丸さんはずっとタキシードだったかな?
万里生くんは1部はタキシードで、
2部はピンクと赤紫を基調としたシャツ×ネクタイ×ベストって感じのカジュアルでした。


すごい人混みに負けて、セットリストは写メれなかったし
特に何も買わなかったのでチケットの写メでも載せておきます[黒ハート]
チケットを取ってくださった友達のお父様、昨日ものっていらしたので
「私のお父さん、濱田さんと同じ舞台に立ったんだよ~」
って言える友達が心底羨ましいです…

1.11.jpg

☆セットリスト(bonny4343 さん、ありがとうございます!)
http://bonny4343.blog.so-net.ne.jp/2012-01-12
第1部 My Old Memories(70年年代以前のミュージカルより)
・序曲 Overture 『マイ・フェア・レディ』より
・見果てぬ夢 Impossible Dream 『ラ・マンチャの男』より/石丸幹二
・メイビー・ディス・タイム Maybe This Time 『キャバレー』より/安蘭けい
・シャル・ウィ・ダンス Shall We Dance 『王様と私』より/濱田めぐみ、石丸幹二
・マリア Maria 『ウエストサイド物語』より /田代万里生
・メドレー ~MY FAVORITE TUNES(1944~1969)~ 
 /石丸幹二、安蘭けい、濱田めぐみ、田代万里生
∟エーデルワイス Edelweiss 『サウンド・オブ・ミュージック』より
∟魅惑の宵 Some Enchanted Evening 『南太平洋』より
∟ショーほど素敵な商売はないThere’s No Business Like Show Business
 『アニーよ、銃を取れ』より
・オール・アイ・アスク・オブ・ユー All I Ask of You 『オペラ座の怪人』より
 /ジャッキー・エヴァンコ
・ネッラ・ファンタジア Nella Fantasia 映画『ミッション』より/ジャッキー・エヴァンコ
 
                
第2部 My Recent Memories(70年代以降のミュージカルより)
・サウンド・オブ・ミュージック メドレー Sound Of Music Medley 『サウンド・オブ・ミュージック』より 
・闇が広がる The Shadows Grow Longer 『エリザベート』より 
 /石丸幹二、田代万里生
・ディファイング・グラヴィティDefying Gravity 『ウィキッド』より/濱田めぐみ
・メドレー ~MY FAVORITE TUNES(1975~2004)~
  /石丸幹二、安蘭けい、濱田めぐみ、田代万里生
∟ワン One 『コーラスライン』より
∟すべては幻 Evermore Without You『ウーマン・イン・ホワイト』より
∟夢やぶれて I Dreamed A Dream 『レ・ミゼラブル』より(濱田めぐみ)
∟オール・アイ・ケア・アバウト All I Care About 『シカゴ』より
∟メモリー Memory 『キャッツ』より(安蘭けい)

・ワイルド・ホーンナンバーより
∟ひとかけらの勇気 『スカーレット・ピンパーネル』より/安蘭けい
∟時が来た This is the Moment 『ジキル&ハイド』より/石丸幹二

・ブロードウェイの子守唄 Lullaby of Broadway 『フォーティセカンド・ストリート』より 
 /石丸幹二、安蘭けい、濱田めぐみ、田代万里生
・ホール・ニュー・ワールド A Whole New World  『アラジン』より
 /石丸幹二、安蘭けい、濱田めぐみ、田代万里生

**
ボニクラ、買い足したのと頂いたので2公演もチケット増えてしまって…!
今度の土日2日連続と、大学の授業がない水曜日、
そして千秋楽と計5回行くことになります。
だって渋谷近いから…
確実に濱田さんが出るから…
3月まで本番もないし…

…言い訳しながら、いってきます\(^o^)/


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1.10*観劇レポ「ボニー&クライド」観てきました!!! [観劇レポ:ボニー&クライド]

ミュージカル「ボニー&クライド」
2012年1月10日(火)マチネ
@青山劇場
S席1階XB列センターブロック内下手寄り

*cast*

ボニー: 濱田めぐみ
クライド: 田代万里生
バック(クライドの兄): 岡田浩暉
ブランチ(バックの妻): 白羽ゆり
テッド(ボニーの幼馴染の保安官): 中河内雅貴

ヘンリー(クライド父): 中山昇
シモンズ刑務所長: 芝崎健太
クロウソン看守: 戸室政勝
ジョンソン保安官代理: ヨウスケ・クロフォード
ファーガソン州知事: 徳垣友子
アンジェラ: 家塚敦子
クレア: 保科由里子
エレノア: 宇野まり絵
キャミー(クライド母): 明星真由美
ヘイマー特別捜査官: 岸祐二
牧師: つのだ☆ひろ
バド保安官代理: 戸井勝海
エマ(ボニー母): 池田有希子
シュミット保安官: 木場勝己



もう本当に、2列目の真ん中というすごく近くで…
最初に濱田さんが出ていらしただけで「また舞台に立つ濱田さんにお会いできた…!」
という感動で、涙が出てきてしまいました…

歌唱力ももちろん健在…なんていうものではなく
昨日の記事にも書いたこの動画(⇒http://youtu.be/YK9BqPloEU4 )にもある、
「先の見えない世界」でhi-Gを楽々地声で出してしまうだけでなく、
どれだけパワフルに声を張りあげて歌っても
決して割れることなくぐんぐんと響いていき、
バラードでの静かに歌う高音域も本当に美しくて、
ずっとずっと聴いていたいほどでした。

濱田さんが、圧倒的な歌唱力をお持ちだということは言うまでもないのですが
更にパワーアップされていたように感じました。

そして演技も…
もちろん、一回りも違う万里生くんとの年齢差が全く気にならなかった
と言ったら嘘になりますが、それを上回る演技力がさすがでした。

ボニーは「有名になりたい!」と無邪気に女優に憧れ、
無邪気で純粋だからこそ「悪いことがカッコイイ!」と
誰でも持ったことのある気持ちからクライドに惹かれていき、
やがてそれが本当の愛に変わっていくという様子…
全てに共感ができました。

何より、濱田さんが1番お得意なのでは?と私が勝手に思っている(笑)、
哀しみ・苦しみを表現するシーンや歌は
「女優・濱田めぐみさんがボニーの苦しみを表現している」のではなく、
そこに本当にボニーパーカーという女性がいて
「クライドに本当に会いたくて会いたくて苦しんでいる」
「クライドともし別れるくらいなら死んだ方がマシと切々と訴えている」
ようにしか見えないほどでした。

「アイーダ」のときのように、
観客にこれがお芝居だということを忘れさせちゃうような…
そんな圧倒的な表現力に心が震えました(;_;)


「人は愛する人を愛す」は、
愛しても“普通”の幸せは得られないバロウ兄弟を愛してしまった
ボニーとブランチ、二人のデュエットナンバーですが
二人の声が綺麗に溶け合って美しく、
そのあとのソロのリプライズでは濱田さん、
本当に文字通り「滂沱の涙」を流しながらの熱唱でした。


また、下にリンクするチケットぴあのニュース記事にも書いてあるのですが…

「新しい出発」元劇団四季の濱田めぐみ、主演ミュージカルが開幕
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201201100009

2幕でクライドの兄(バック/中河内雅貴さん)の奥さん(ブランチ/白羽ゆりさん)に
「クライドは捕まったら殺されてしまう!あなただって!本当は恐いはずよ!」
と、隠していたけれど本当はボニーだって
持っていたに違いない本心を言われ、磨いていた銃を置き、
歌いだすバラード『死ぬのもそれほど悪くない』は、
Youtubeにアップされている製作発表の時よりも歌い込まれているというだけでなく、
痛いほどに目の前から感情がビンビンと伝わって来て、本当に切なかったです。
感動した、というより圧倒されました。

まだ開幕して間もないので、ほとんどのナンバー後の拍手は
「ここで拍手..して…いいのかな…?」
って客席ためらいがちな拍手だったのですが、
この曲のあとは後奏が鳴りやむ前から自然に拍手が沸き起こりました[ぴかぴか(新しい)]

まさに、上の記事にあるように
『情感たっぷりのバラードナンバーで濱田めぐみここに健在、といわんばかりの熱唱、劇場空間を圧倒していた。』
凄まじかったです!!!

濱田さんご自身も、終演後のアフタートークイベントで
1番すきなナンバーにこの曲を挙げられていました。
その話はまた後ほど[ハート][ぴかぴか(新しい)]


と…
とにかく、濱田さんは本当に素晴らしかったのですが…
作品自体がすごくすごく長くて…。

まあ、14:00開演で17:05終演だったので
ウィキッドなどと比べてそこまでべらぼうに長いわけではないのですが、
1幕はすべて照明が消えてガラガラガラーっとやる昔ながらの暗転が多く、
曲も「ここでこれ、いる…?」みたいな長い歌が何曲もあったり..と、
90分が時間以上に長く感じてしまいました。
1幕終わりは「終わったの?」とあいまいな感じで微妙な雰囲気でしたし。

かと思えば2幕は、辻褄合わせのような感じがしないでもなく[あせあせ(飛び散る汗)]

また、上記のぴあの記事に書いてある
『悲劇的なシーンでもカッコよくスウィング・ジャズ調の楽曲がかかるなど、作劇的にも面白い。』
は、正直面白くないよ…って思いました。


たとえば、ブランチはバックを心から愛していて、
「バックにはクライドのように破滅の道を歩んでほしくない」
「貧しくても、逃げも隠れもせず一緒に生活できるだけでいい」
と本当に願っている女性だということは全編を通して観て分かったのですが、
最初、クライドといっしょに脱獄してきたバックに
「刑期を終えて、まっとうな生き方をするために刑務所に戻って」
と願いブランチが歌うシーンは、本当にブランチはそう望んでいるのに
「ケイムショにっ もどりなっさぁああ~い♪」
というポップでふざけた雰囲気の歌で…(笑)

私はその音楽の感じから、
ブランチも実はバックが脱獄して戻って来てくれたことを喜んでいて、
クライド派なのかな、って間違った解釈をしてしまいました[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]


そんなわけで、演出と作品にはあまり満足はできませんでしたが
濱田さんをはじめとする出演者の方たちは素晴らしい方が多くて
「ボニクラ」に感動した、というよりは
俳優さんたちのお力に感動させてもらいました[るんるん]


お人形さんのように美しい白羽ゆりさんは、美しいだけでなく
セリフの声も舞台のひと!という感じのお声で演技もすごく好みでした。
高音は裏声になってしまう感じで地声が響く方でしたが、
全てが安定していらっしゃいました。

お相手のバック役の岡田浩暉さんは、
ほんとにはっちゃけて明るく超好きなキャラでした!
万里生クライドが、
「おい見ろよ今日の新聞!新聞!…(ズボンのポケットをめちゃめちゃ探しながら)
あれ…新聞どこだ?(←素)…あっあった!新聞!これ見ろよ!」
ってなったときに(四季じゃありえませんね笑)、
「びっくりさせんなよ…」って言ってましたヽ(^o^)丿
夏のブロードウェイミュージカルライブでも拝見して、
歌のお上手さも知っていましたし、今回かなり好きになりました[黒ハート]

テッド役の中河内さん、初めて拝見しましたが
テニミュ出身なんですね!どおりでイケメン!
歌も演技も申し分なくセリフもお上手[るんるん]
あっ…ツノダさんとアンサンブルさん以外は、
全然歌詞やセリフ、大丈夫でした[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]

ツノダさんって、有名なひとだって母は言ってましたけど私は初めてお名前聞きました。
控えめに言って、ほんとにジャイアン歌唱でおひとりだけ場違いでした。


そして、濱田さんともうひとりのタイトルロールの田代万里生さん!!!
いやああ~[ぴかぴか(新しい)]
よかったです!!!

あの音域の広~~~~いロック調の曲を、
藝大で、バリバリクラシック出身の方があれだけ喉声も使いつつ歌うのが
どれだけ大変か…もうあっぱれでした!
しかも経歴、3歳からピアノ、7歳からヴァイオリン、13歳からペット、
15歳から声楽家の父から声楽を..って半端ないですね!
マリオデルモナコからお名前とってるなんて…
もう生粋の音楽一家なんでしょうね!軽く嫉妬です(笑)

基礎と音感があるからこそ、あれだけ喉を使っても潰さず、
クラシックが耳慣れていると妙に感じる現代的な音程でも完璧にとれるんでしょうね(>_<)[ぴかぴか(新しい)]
素晴らしかったです!
ただ、あとほんの少し、ロック調の速い曲で「いまなんて言った…?」
って感じがないと嬉しかったです(^_^;)


予想外にラブシーンが多くてビックリしたり、
どしょっぱつ、ボニーが紺のスリップドレス1枚になったときや
「ご親切をありがとう」のセリフにドナを思い出したり、
「ボニー・パーカー」と「ポリー・ベーカー」って似てるなあと思ったり
濱田さんが「永遠」を「えええん」ではなく「えいえん」と言っていることに
寂しさを感じたり、もしました(笑)


そして終演後、カーテンコールが終わって5分もしないうちに始まった
「アフタートークショー」のゲストは、
まだボニーの扮装のままの濱田さんと、演出家の田尾下哲さん。
お二人はなんと同い年だそうで、
濱田さんは田尾下さんのことを「てっちゃん」と呼んでいました(笑)

テレビ朝日のアナウンサーの方が司会で進められました。
覚えている限り、濱田さんへの質問と答えを書きますね[黒ハート]

なんか、アナウンサーさんがやたら濱田さんの金髪に対して
「抵抗はなかったのか」「日本でそれで暮らすのは大変じゃないか」とか
何回も聞きまくって客席失笑のときも…[あせあせ(飛び散る汗)]
最終的に濱田さん、
「原宿とか下北沢とか…行きませんけど、そういうところには
金髪のひとたくさんいると思うので大丈夫です」って締めてました(笑)


Qボニーという実在した女性を演じるのは難しかったですか?
濱田さん:すごく掴みどころがなくて、「どうしてこんなにつかめないんだろう」と思い
苦労したけれど、その掴みどころのなさが彼女の人生だったと思います。
段取りをつけて、ある目標に一直線!ではなく
いろいろなことがあるその瞬間瞬間を全力で生きていた女性。
だから私もクライドの万里生くんと交流をして、段々分かるようになりました。
今も、そのときどきのリアリティをもって
彼女の人生を生きられたらと思っています。

いつも実在の人物を演じるときは、
その文献を読んでそのひとのことを知って
「彼女だったらどうするんだろう」ということをよく考えます。
そこに濱田めぐみの意見が入ったらそれは彼女の人生じゃない。
そういうことをやってから、その後に台本があるっていう
2段階のフィルターを必ず通すようにしています。


Q演出家の意見を聞いて分かりました、と役を作っていくタイプですか?.
それとも「こうしましょう」っていっしょに作っていくタイプですか?
濱田さん:それはその時によります。
意見を聞く段階の時と、いっしょに作っていく段階はまた別ですから。

(そりゃこれまでは…ry)


Qダメだしとか、どんな感じなんですか?
濱田さん:てっちゃん(笑)は「ここがダメ」とかじゃなく、
とにかく「ここよかったよ」って誉めて下さるし、
「ここはこうした方がいいんじゃない?」ってアドバイスをくれる感じなので
もうむしろどんどん言って下さいって感じです!


Qすごくいい曲が多いですよね。1番好きなナンバーはなんですか?
濱田さん:英語で言うとDyin' ain't so bad…
「(軽く)♪ひとりきり~残されるよりも♪」が好きです。
もちろん歌の指導もしてもらって、練習もしましたけど、
(開幕して)客席にお客さんが入って頂いて歌うようになってから気付いたのですが
歌っていると、私と客席のその空間の間がキラキラ光輝いて見える。
もう歌っているとかの意識はなく、
私はただ音楽に乗っかっているだけという感じになれる。
お客様との間で毎回違う色が見えて、
銃を置くタイミングや前に出るタイミングなんかも違ってくるし…
お客様と一体となって高揚して、このナンバーが出来上がっています。


Q最後にメッセージをお願いします。
濱田さん:今日は本当に観に来て下さってありがとうございました。
私はいつも舞台を観に来て下さっているお客様は
3時間とか…今日ならこのトークショーも入れたら4時間とかを使って頂いて、
私はみなさんにその3時間強をお借りしていると思っています。
時間は戻らないし、それこそお金より何より大切なものだから、
「お客様からお借りするこの大事な時間を、少しでも有意義に、
いい時間にすることができますように」と毎日祈ってから舞台に上がっています。
22日の千秋楽まで私も田尾下さんも万里生くんも
岡田くんも白羽ゆりちゃんも、
みんな、色々なアイデアを出して
もっともっといい時間を過ごしてもらえるように進化していくと思うので
ぜひまたいらしてください。ありがとうございました」

**

ほんっとにだいたいのニュアンスです!コンパクトにまとめました!
素の濱田さんって初めて生で見たので見とれていたら
田尾下さんのQ&Aは忘れちゃいました…


トークショーにも参加して、
新たな出発をした濱田さんの輝いている姿を見て、
これからは四季でなくても華々しく活躍してくださるんだろうな、
となんだか安心しました[黒ハート]

1.13.jpg

とりあえず、ひたすらリピート(笑)

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1.9*「ボニー&クライド」ダイジェスト動画 [*濱田めぐみさんについて]


やっと!
あしたあさって!
濱田さんの歌が聴ける…!

初日の様子をコメントで教えてくださった方もいらっしゃり、
それにダイジェスト動画もかなり歌たくさんでUPされていて、
観る前からテンションが振りきってしまっています(笑)

どこまで地声出ちゃうんでしょう!っていうこの声!!!

ミュージカル『ボニー&クライド』 ボニー(濱田めぐみ)ダイジェスト


00:15あたり…
Gって…
瞬間とはいえ、エルファバより音域が[がく~(落胆した顔)][どんっ(衝撃)]

万里生さんver.も[るんるん]

ミュージカル『ボニー&クライド』クライド(田代万里生)ダイジェスト

1.8*濱田めぐみさん再始動!「ボニー&クライド」開幕! [*濱田めぐみさんについて]

いよいよ今日2012年1月8日、
ミュージカル「ボニー&クライド」東京公演が青山劇場で開幕しましたね!

四季最後の舞台となった昨年3月~4月にかけての「アイーダ」以来、
約9か月ぶりに濱田めぐみさんが舞台に…!
再始動といってもよいでしょうか[るんるん]

開幕に先駆けて、ゲネプロ動画が公開されていました[ぴかぴか(新しい)]


ミュージカル「ボニー&クライド」ついに公演開始!


濱田さん、やっぱり舞台メイクで化けますね…!
ほんとに綺麗!!!っていうか、顔ちっちゃ!!!

そして、なんといっても役に入った時のこの歌声はやっぱりすごい(>_<)[黒ハート]
キー高めな曲が多いようですが、動画だけで鳥肌が立ちました…


私は、今日は学校のviolinの後輩の発表会の伴奏があり行けず..
そして明日は、自分のちょっと大きめの演奏会があり…[あせあせ(飛び散る汗)]
…というわけでやむを得ず、一刻も早く濱田さんの歌声を聴きたいのを泣く泣く我慢して、
明後日の公演を取ったのですが、
その明後日が!濱田さんゲストのアフタートークイベント!我慢してよかった!

明日さえ頑張れば、本番ラッシュもおしまいだし、濱田さんに会える!と思えば
長丁場の演奏会も何倍も頑張れそうです[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]


よし、もうひと練習してきまーす!><

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1.1*あけましておめでとうございます♪ [*濱田めぐみさんについて]

ご無沙汰してます><
2011年の締めくくりは本当に師走らしい感じでしたが(笑)、
新年はのんびり実家で迎えることができました[わーい(嬉しい顔)][ぴかぴか(新しい)]

今年も音大生の本分に支障がない程度にたくさん観劇して、たっくさん更新していきます[るんるん]
よろしくお願いします[手(チョキ)][ハート]

あと1週間もすると、濱田めぐみさんの四季退団後初舞台「ボニー&クライド」が開幕しますね[ぴかぴか(新しい)]
初日はなんと自分の本番とがっつりかぶってしまったので行けないのですが、
2日目と中日あたりと千秋楽と、3回行きます[黒ハート][黒ハート][黒ハート]

しかもたまたま取っていた日がアフタートークイベント!
ゲストは濱田さんと演出家の田尾下さん!
新年早々ラッキー[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]

新たな自分試せる場所へ 映画「ボニー&クライド」濱田めぐみさんインタビュー
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111226/ent11122615340018-n1.htm


そして1月11日の「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」にも行くので
1月は4回も濱田さんに会える…!
ミーツシンフォニーは以前にも書いたように
友達のお父様がのっていらっしゃるオケ経由で招待券を頂いたのですが、
普通のクラシックの演奏会ではありえないほどの売れ行きと、
読響主催ではないため招待券の枚数がとっても少なかったそうで
かなり無理をして頂いてしまいました泣
心して楽しんできます…!
http://info.yomiuri.co.jp/event/2011/10/post-129.php


また、濱田さんは3月~4月の「ジキルとハイド」のあと、
8月にもこの新作舞台の主演が決まったそうですね\(^o^)/

『a songs for a new world』
http://www.tohostage.com/sfanw/index.html


12月17日に観に行ったオペラ座の観劇レポ、
アップしてあるのでよかったら見てくださいね[るんるん]
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