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10.19*キャストチェック [*劇団四季について]

の、前に。

いろいろなミュージカル関連のYoutubeをたくさん見ていたら、
めちゃめちゃすごい「コーラスライン」のヴァルの
ソロナンバー“Dance ten Looks three”を見つけたので紹介です[るんるん]
ご存じない方がいらっしゃったときのために書いておくと
♪ボインとプリ~ン!
ってやつです(笑)



At the belletやOneなどは去年の全国公演の四季の方が
ずっとクオリティ高いなあと思ったんですけどこのナンバーはすごいですね…[ぴかぴか(新しい)]

そんなコーラスライン、今週から加藤敬二さんがザック!(唐突..)
ボビーは一瞬丹下博喜さんと思わせて結局竹内一樹さんに戻りましたね。
コニーも桜野あらさんからまた高野唯さんに戻っています。

オペラ座のファントムも大山大輔さんは1週間だけ、
今週はまた高井治さんに戻りました[ひらめき]

キャッツには、大好きな高倉恵美さんが久しぶりにタントミール!
…先週行ったのに~[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]
金森勝さんはタガーからガスに。
タガーには田邉真也さん、ランペルティーザには石栗絵里さんがお戻りです[るんるん]
石栗さんも結構好きな女優さん><[黒ハート]

そしてウィキッド!!!
なにげちょっと大学が…^^だし、
ネッサの凄まじい熱演で大ファンになった山本貴永さんが
大阪と福岡に続いて名古屋でもグリンダに[ぴかぴか(新しい)]
あのネッサがきゃぴきゃぴするの全然想像つかないんですけど、
Thank goodnessとかすごくお上手そう。
しばらく名古屋帰れないんだけどなあ…
んー…でも見たいなあ…

客演の土居裕子さんが抜けたらサウンドオブ~のマリアが笠松さんになりそうなので、
苫田さんクリスティーヌに来てくれたら嬉しいな。
でも、坂本里咲さんがベルに戻れば高木美果さんも、
沼尾みゆきさん(どうしてるのかな..泣)もいるから難しいかな…[ふらふら][失恋]


それから、Twitterフォローしてくださった方、ありがとうございます[黒ハート]
相変わらず全く使い方が分からないのですが、
みなさんのツイートだけは見てます[ハート][ぴかぴか(新しい)]
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10.16*佐野さんハリー?!「マンマミーア!」京都公演稽古レポ [*劇団四季について]


先月まで海劇場に通い詰めた大好きな作品
「マンマミーア!」の京都公演が23日に開幕!
公式サイトに稽古レポが出ましたね[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]

23日開幕!『マンマ・ミーア!』京都公演―稽古場レポートー
http://www.shiki.jp/navi02/news/016150.html

8月末に終わったオペラ座京都公演からどこにも出演されていなくて
気になっていた佐野正幸さんがなんと!!!ハリー!!!
…なんで東京でデビューしてくれないのー[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]
めちゃめちゃ見たいです…
京都なら、地元名古屋から新幹線で30分だし…
いやいや、今月もう5回も観劇してるし大変なことになる…誘惑…

そして他のキャストさんは
ドナに樋口麻美さんと、仙台公演以来約1年ぶり?の鈴木ほのかさん[黒ハート]
サムは荒川務さん、
ビルは坂本剛さんでしょうか?

アリは写っていないですがたぶんタイミング的に、
ウィキッドアンサンブルから抜けられた木内志奈さんでしょうね。
リサは細見佳代さん。

ダイナモスは東京楽から変わらず、出雲綾さんと八重沢真美さん。
ソフィとスカイも同じみ、谷口あかりさんと鈴木涼太さん。

それにしても樋口さん!
私服だとやっぱり若いし可愛いし、ほんとにまだソフィでも行けそう[るんるん]
色白だし肌綺麗だし二の腕綺麗だし(笑)
でも、ほのかさんが出演できるなら他の演目でも見られそう?
希望はウィキッドです[黒ハート][黒ハート][黒ハート]

…で、5日観たウィキッドの観劇レポは実はちょこちょこ書いてます!
とりあえずグリンダ&エルファバのところまで完成[るんるん]

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10.11*新ファントム、大山大輔さん登場! [*劇団四季について]


今週のキャスト変更の目玉はやっぱりこの方!

東京公演開幕前から発表されていた新ファントムの大山大輔さんが、
明日デビューされるようです[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]
表記がデビューの週からシングルとは、さすがですね[ぴかぴか(新しい)]

お名前でググってみたところ、相当な経歴の方。

東京藝術大学を首席で卒業。同大学院修士課程オペラ科修了
学部卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会新人賞を受賞。

しかも、ブログがめちゃめちゃ面白い!!!
ネコとオペラと大山大輔 改
http://ameblo.jp/necoto-operato-xxxx/

まだ29歳ということで、私が知っている最近の四季のファントムの中では
ダントツで1番お若いのですし、すごく気になります。

しかも今週はキャッツのジェリロには秋夢子さんがお戻りだし、
BBではベル、高木美果さんが続投。

でも、10月に入ってから立て続けに見すぎて色々とちょっとやばいので
(遊びすぎ、金欠、母の機嫌etc)しばらく自粛です[ふらふら][失恋]

新ファントム、観に行かれた方はぜひ感想を教えてください[黒ハート][黒ハート][黒ハート]

昨日はソング&ダンスシリーズの新作「The spirit」も開幕しましたね[ハート][ぴかぴか(新しい)]
友達が初日に行ったのですが、なんと2幕は全部三木たかしさんのナンバーで
平成生まれの私たちには知らない曲がたっくさんあったようで[がく~(落胆した顔)][どんっ(衝撃)]
クラシックとミュージカルナンバー以外全く聴かない上、55stepsの2幕でさえ
うとうとしてしまった私には今回ハードルが高すぎるかも…[失恋]
…といいつつ、公式サイト初日レポの写真の阿久津さんがカッコよすぎて
ちょっと迷い始めました(笑)

シリーズ最新作『ソング&ダンス The Spirit』、ついに開幕!
http://www.shiki.jp/navi02/news/016102.html

☆初日キャスト
【ヴォーカルパート】
李 涛
阿久津陽一郎
種井静夫
飯田達郎

井上智恵
真 優香
青山弥生

【コーラスパート】
神永東吾
廣瀬聖人
光田健一
真田 司

【ダンスパート】
水原 俊
萩原隆匡
西尾健治
大森瑞樹
朱 涛
玉井晴章
斎藤洋一郎
斎藤准一郎

加藤久美子
駅田郁美
相原 茜
相原 萌
相馬杏奈
須田綾乃
井上佳奈
高田直美


**

Twitterを作り直しました!
ユーザー名は『aime27xxx』です。
←サイドバーにリンク表示しているのでよかったらフォローしてください[るんるん]

でもTwitterはかなり苦手なのであまり(もしかしたら全く)つぶやかないかもです[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]


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10.6*「夢から醒めた夢」DVD発売♪ [*劇団四季について]

劇団四季 ミュージカル 『夢から醒めた夢』DVD発売!

すっごく嬉しい!!!
http://www.amazon.co.jp/dp/B005SZ5USY/ref=cm_sw_r_tw_dp_WeAJob18RR89Z

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9.30*「オペラ座の怪人」東京公演明日開幕! [*劇団四季について]

明日、10月1日ははいよいよ電通四季劇場海にて、
「オペラ座の怪人」が開幕しますね!!!
私は初日という“特別な日”か、“良席”か、
先行予約のときに本当に「迷いに迷って」(笑)後者をとり、2日に観劇予定です[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

オペラ座は、音高ならではのイベントで
オーケストラピットでピアノを弾かせて頂いた経験があり、
また、私にもっと色々な四季の作品を観てみようと思わせてくれた
私にとって四季の作品の中で1番特別な作品です。

去年のGWに地元でオペラ座を観ていなかったら、
東京でアイーダを観に行こうと思うこともなく、
濱田さんのアイーダ(そのときはCDでしたが…)に出会うこともなく、
私がここまで四季にはまることもなかったはず…。

そう考えると、2日の観劇もまた特別なものになりそうです[黒ハート][黒ハート][黒ハート]

そして気になるのはやっぱり開幕キャスト…!
東京藝大を首席で卒業され、素晴らしいオペラの大役を演じられてきた
バリトンの山大輔さんが、客演でファントムのお稽古に入っていらっしゃいましたが、
ご本人のブログによると10月8日に別の演奏会を控えていらっしゃるようなので
てっきり今回の東京公演開幕は高井治さんor佐野正幸さんがファントムかと思っていました。

★大山さんのブログ
http://ameblo.jp/necoto-operato-xxxx/


でも、今日shikichannelにUPされた9月29日の舞台稽古の模様を見ると…

なんと午前バージョンと午後バージョンで二組のクリスティーヌ×ファントム!!!





午前ver.は大山大輔さんがファントム、高木美果さんがクリスティーヌ。
午後ver.は高井治さんがファントム、笠松はるさんがクリスティーヌ。

今までこんなことがあったでしょうか!

もしかして明日の開演前のネットにも、Wで出たりして…[がく~(落胆した顔)][どんっ(衝撃)]

それにしても大山さんのMusic of the nightは
すごく重厚でイタリア人のような声質!
さすが現役のオペラ歌手って感じですね…[ぴかぴか(新しい)]
すごく聴きごたえがありそう!

でも、高井さんの歌声を聞くと過去2回の観劇と金曜ロードショーを思い出して
これぞファントム!!!って思ってしまうし…

どちらの方に当たっても嬉しくも、惜しくも思ってしまいそうで困ります(笑)
…何回も観に行けという四季さんの戦略にどっぷりはまっちゃいそう[黒ハート]

クリスティーヌは、キャラクターの解釈は女優さんによって色々違いそうですが
クリスティーヌに関しては、私は最高のThink of meが聴ければ満足なので
どなたが出演されるかそんなにこだわりはないのですが
沼尾さんと高木さんを名古屋で拝見したので、
笠松さんで見れたらラッキーだなってくらいかな?

ラウルはぜひ中井さんを拝見してみたいです。
きっと中井さんですよね?[ぴかぴか(新しい)]


もういまからワクワクが止まりません!

どうか、汐留のパリ・オペラ座で長い長いロングランとなりますように[黒ハート]

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9.26*ウィキッド名古屋公演開幕! [*劇団四季について]

東京・大阪・福岡を経て、待ちに待った地元名古屋で
9月25日「ウィキッド」が開幕しました[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]

開幕まであと2日!『ウィキッド』名古屋公演 公開通し稽古が行われました
http://www.shiki.jp/navi02/news/015763.html

ついに名古屋へ!ミュージカル『ウィキッド』名古屋公演開幕!
http://www.shiki.jp/navi02/news/015780.html


初日に行けなかったことに関しては、前々回の記事の通り…(笑)
でも、初日のキャストボードは友達が写メ送ってくれました。

江畑さん…!
もう本当に脱帽です。

9.27 wicked 初日.jpg

グリンダ:苫田亜沙子
エルファバ:江畑晶慧
ネッサローズ:山本貴永
マダム・モリブル:中野今日子
フィエロ:北澤裕輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:飯野おさみ

【男性アンサンブル】
清川 晶
権頭雄太朗
成田蔵人
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗

【女性アンサンブル】
古屋敷レナ
木内志奈
栗城 唯
原 彩子
三井莉穂
小澤真琴
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子


そして、こちらには母と一緒に行ってきました[ハート][ぴかぴか(新しい)]

開幕まであと3日!ジェイアール名古屋タカシマヤにて「ウィキッドブース」開催中!
http://www.shiki.jp/navi02/news/015754.html

9.27 wicled パネル.jpg

BW版のPV、四季版のPVの両方が小さなテレビでずっと流れていて、
いろいろな展示がありました。

福岡公演のときに書いてくださったのでしょうか?
俳優さんたちからのメッセージボード
9.27 wicked 俳優.jpg

人物相関図…
9.27 wicked 相関図.jpg

グリンダからのストーリー解説!(笑)
9.27 wicked story.jpg

江畑さん&苫田さんのインタビュー
9.27 wicked interview 1.jpg 9.27 wicked interview 2.jpg


CDプレイヤーが置いてあり、視聴コーナーではBWオリジナルキャスト版と四季版を
視聴することができたのですがなんと四季のCDから聴けた3曲…
「魔法使いと私」「ポピュラー」「自由を求めて」は、
沼尾みゆきさんグリンダ&濱田めぐみさんエルファバのオリキャスCDver.ではなく
苫田さんグリンダ&江畑さんエルファバver.でした!!!
濱田さんの退団が関係あるのでしょうか?
…でも隣に置いてあったパンフレットは思いっきり大阪公演で発行されたもので
舞台写真には木村花代さんグリンダとかバッチリ写っていたのですが…[あせあせ(飛び散る汗)]

他にも「闇に生きる」のときのエルファバの黒い衣装や、
グリンダのお部屋に飾ってあるたくさんの靴のコーナーもありましたが、
そちらは撮影することができませんでした。


ストーリーもOK、
ナンバーはCDを聞きまくり、
BWの動画を隅から隅まで見て
英語でも日本語でもナンバー全曲一人で歌えるくらいですが
私、実はまだウィキッド観たことないんです…

東京公演の頃は、上京したばかりで四季どころじゃなく全然知らなかったし
大阪公演の時は次は名古屋だと思いこんでいたので遠征せず、
さすがに福岡までは足が伸ばせず今に至ります(笑)
来週が本当に楽しみです[黒ハート][黒ハート][黒ハート]
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9.20*稽古レポ&キャストチェック [*劇団四季について]

こんばんは♪

大学が、今週は高校の学祭期間にあたり休みなので
実家に帰ってきていたのですが..

台風が…!

うちはマンションのかなり上の方なのですが、今日はとにかく雨が酷くて
上から見下ろせる庄内川がどんどん増水して堤防に迫っていて怖かったです[がく~(落胆した顔)][失恋]
隣の区では氾濫してしまったようですし…

2000年の東海豪雨のときは、まだ小学校低学年なのであまり覚えていないのですが
その庄内川をトイレがどんぶらこーと流れていたのが衝撃的でした…

明日が1番東海地方~関東に接近するようなので、みなさま気をつけて過ごしましょうね><[失恋]


そんな名古屋の台風一過のなか(?)25日に開幕予定のウィキッド、
公式サイトに稽古レポが出ましたね[ぴかぴか(新しい)]

開幕まであと6日!『ウィキッド』名古屋公演 稽古レポート
http://www.shiki.jp/navi02/news/015715.html

グリンダは苫田亜沙子さん、エルファバは江畑晶慧さん、
ネッサは山本貴永さん、ゾーザーは…じゃない、オズ陛下は飯野おさみさん[ハート][ぴかぴか(新しい)]
リタオさんソング&ダンスですから、フィエロは北澤さんでしょうか[るんるん]

初日に友達と行く予定でしたが、 まさかのピアノの先生が●響の方とされる演奏会がかぶってしまい… 本当に泣きながら(笑)手放しました[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]

そんなわけで10月最初の週、授業をとっていない平日にわざわざ帰省して観にいきます(笑)


うってかわって写真がかなーりぼかされているのが…

稽古場から見える『コーラスライン』の真実 
http://www.shiki.jp/navi02/news/015717.html

…誰がどなたかさっぱり分かりません[あせあせ(飛び散る汗)]
団さん、瀧澤さん、田中さんはいらっしゃいますね…?
東京公演のPVも出ないですし、
去年観劇した全国公演のときとはがらっとキャストさんが変わるのでしょうか?

ヴァルは樋口さんじゃないなら石倉さん?と思っていたら、石倉さん今週からキャッツだし…


ACLは初日、10月7日に数十年ぶりだという母を連れて観劇予定です[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]

今週のキャスト変更はBBベルから、もう高木さんが抜けてしまってショック…!!!
来週行こうと思っていたのに、高木さんベル意外と短かったですね泣
大和さんのタンス夫人も見たかったのに…!

キャッツはジェリロが朴さんシングルに、
ランペルティーザが大口さんから石栗さんに、
タンブルが松永さんシングルに、
そしてマンゴが未定です[ひらめき]
先週も未定だった気がするので、どなたかデビューされるのかな?[わーい(嬉しい顔)]


夢醒めの全国公演は、東京&名古屋とは少しメンバーが変わってスタートしましたね。
マコには「雪んこ」でゆきをされていた吉田千恵さんがデビューです[ぴかぴか(新しい)]
んー…じゃあ、ACLマギーは谷口さんでも勝田さんでもありですね!

『夢から醒めた夢』全国公演が開幕しました
http://www.shiki.jp/navi02/news/015713.html

 ピコ :岡村美南
 マコ:吉田千恵
 マコの母:白木美貴子
 メソ:有賀光一
 デビル:川原洋一郎
 エンジェル:川島 創
 ヤクザ:野中万寿夫
 暴走族:韓 盛治
 部長:田中廣臣
 老人:高橋征郎
 老婦人:斉藤昭子
 夢の配達人:荒川 務
  

「はだかの王様」全国公演の王女サテンには林香純さん!
あれ、雪んこっていつ終わりましたか…?[あせあせ(飛び散る汗)]


**

いつもたくさんの方に読んでいただいて本当に嬉しいです。ありがとうございます!
それでは、今週もよろしくお願いします[手(チョキ)][ハート]



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9.15*ソンダンのキャスト [*劇団四季について]

第2幕制作進行中!――『ソング&ダンスThe Spirit』の稽古場から
http://www.shiki.jp/navi02/news/015656.html

…残念ながらあたしのワガママ(※前回のブログ参照)は叶わないようです[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]

ダンスがたっぷり見られるACLのヴァルでもう一度樋口さんを観たかったのですが、
井上智恵さんはソンダン決定のようなので
樋口さんは引き続き京都でドナな気がします…ちょっとショック!

じゃあヴァルは石倉康子さんかな?

それにしてもソンダンがここまで豪華だなんて><[ぴかぴか(新しい)]
阿久津さんたのしそう~!

チケット取ろうかなあ..
でも演歌..
どうしよう..

すっかり忘れていましたが、
今週のキャスト変更は結構動きましたね。
金平さんと朴さんのよく分からない交代は気になります。

ちょうどLKを抜けた小松さんはACLのビビかな。

小川美緒さんはクリスティン?
前回染谷さんだったから小川さんも見てみたいな[黒ハート]

坂田さんがソンダンで滝沢さんは外部作品なら一体キャシーは誰が…?

ディアナは熊本さんでほぼ決定?

瀧澤さんはリチー?

ルミエールがダブルだから、ボビーは道口さん?

何気なく前回の全国公演のパンフレットに鳥原さんがキャスティングされてるし、
もしかして…?[わーい(嬉しい顔)]

勝田さんが夢醒めならマギーは谷口さんかな。

あっ、ポールはどうするんだろう…

考えていたらキリがないのでこの辺で。
果たして初日にどれくらい当たるのでしょうか(笑)
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9.11*開幕ラッシュスタート? [*劇団四季について]

9月11日。
アメリカの同時多発テロから10年。
そして東日本大震災からもう半年が経ちましたね。
今日はモーツァルトの「レクイエム」も入っているチャリティーコンサートを聴きに行き、
素晴らしい出演者の皆様といっしょに祈りを捧げてきました。


**

千秋楽ラッシュのあとの開幕ラッシュですね[ぴかぴか(新しい)]

演歌の多さとポールダンス、三味線、昭和メドレー?!におののき、
ボニクラ貯金(笑)も兼ねてチケットを取らなかったソンダンNew versionですが、
すごい豪華キャスト…!誘惑されてます[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

【動画篇】『ソング&ダンスThe Spirit』の稽古場から 9.7
http://www.shiki.jp/navi02/news/program/sd/


なんとシンガーに去年55stepsに出演されていたリタオさんだけでなく
阿久津さん、飯田さん、種井さん…プラス青山さん…!
青山さんのサークルオブライフのためだけに行ってもいいと思ってしまうくらい
動画だけで感動しました[もうやだ~(悲しい顔)][黒ハート]


昨日は自由劇場にて、ストプレが開幕。

『思い出を売る男』舞台稽古レポート
http://www.shiki.jp/navi02/news/015572.html

『思い出を売る男』東京公演が開幕しました
http://www.shiki.jp/navi02/news/015601.html
☆cast
 思い出を売る男:田邊真也
 広告屋:味方隆司
 G.I.の青年:佐久間 仁
 乞食:日下武史
 黒マスクのジョオ:芝 清道
 花売娘:生形理菜
 街の女:野村玲子
 恋人ジェニイ:観月さら
 アンサンブル:中村 匠
       斎藤 譲
       星野元信(劇団俳優座)
 シルエットの女:斉藤美絵子

観月さらさんって、去年の夏くらいまでキムサラさんっていうお名前でしたか?
マンマミーアにはアンサンブルでたくさん出演されていましたよね[ひらめき]

全く話を知らないので、役名を見ているとものすごく謎な感じが…(笑)
ほとんどミュージカルしか見ないのでセリフ劇は
親の友達が出ている小劇場のお芝居や
石原さとみさん主演だった「奇跡の人」を観たくらいで、
四季ではいまだにストプレを観たことがない私。

3月に「オンディーヌ」でストプレデビュー予定でしたが、
なんと観劇予定日が3月12日で…
さすがに行けませんでした。


そして今日、大阪では「サウンド・オブ・ミュージック」が開幕[黒ハート]
小さいころから大好きな作品のひとつです[ぴかぴか(新しい)]
11日開幕!『サウンド・オブ・ミュージック』大阪公演 最終舞台稽古レポート
http://www.shiki.jp/navi02/news/015583.html

初日のキャストさんは…

マリア 笠松はる.
トラップ大佐 村俊英.
修道院長 秋山知子.
エルザ 西田有希.
マックス 勅使瓦武志.
シュミット 大橋伸予.
フランツ 青山裕次.
シスター・ベルテ 久居史子.
シスター・マルガレッタ 保城早耶香.
シスター・ソフィア 山本志織.
ロルフ 一和洋輔.
リーズル 五所真理子.
フリードリッヒ 池本淳宏 .
ルイーザ 若狭和歩 .
クルト 山崎悠稀 .
ブリギッタ 菊田万琴 .
マルタ 河賀陽菜 .
グレーテル 瀬尾美優

笠松さんマリアということは、最近何度か書いた私のワガママ希望
『京都マンマミーアは智恵さんドナで、ACLに樋口さん』
の実現に一歩近づいた気がします(笑)

沼尾みゆきさんがマリアにキャスティングされていないそうですよ[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]
去年の9月に初めて観たSOMマリアが沼尾さんで、
(確かその時はオペラ座吹き替えの影響?か、
2週間くらいでキャスト変更だった覚えがあります)
可愛くてすごく好きだったのに残念です。



名古屋のウィキッド&東京のオペラ座の開幕キャストも気になっていましたが
このままならこんな感じでしょうか?[ぴかぴか(新しい)]
エルファバはやっぱり江畑さん..?

SOMマリア:笠松さん
ベル:高木さん
グリンダ:苫田さん(始球式の写真可愛い[黒ハート])
クリスティーヌ:沼尾さん

注*勝手な予想です

中日ドラゴンズの始球式に『ウィキッド』名古屋公演出演候補者が登場しました!
http://www.shiki.jp/navi02/news/015570.html


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9.3*明日はいよいよマンマミーア千秋楽! [*劇団四季について]


今日コメントをくださったtomoさんへ..
ごめんなさい、間違えて削除ボタンをWクリックしてしまって
コメントが消えてしまいました(涙)
せっかく書いてくださったのに本当にごめんなさい…
よかったらもう一度投稿して頂けると嬉しいです><


**
明日はいよいよマンマミーア!東京公演が千秋楽ですね…!
32歳、四季史上1番若いドナデビューを今年1月にされてから、
ほとんどお休みなしで約半年以上ドナ役を演じられた
私の大好きな女優さんの一人、樋口麻美さん。
樋口さんが以前、NHKの携帯サイトニュース&スポーツにて
数週間に渡って特集された「女子力」インタビューを転載したいと思います。



第1回
N&S:「女子力」って、ズバリどんな力だと思いますか――?

麻美:今回の地震でもそう思ったのですが、
こういう災害時に底力を示すのって母のチカラだと思います。
女子力というより“母力”というのかな。

N&S:そこには何が?

麻美:やっぱり守るものがあるからこその、母の強さを強く感じます。
今、母親の役を演じていて「守るものがあるというのは強いな」ってすごく感じます。

N&S:守るものがあると…?

麻美:自分を超えますね。自分のチカラを超える…、自
分の枠にとらわれない、自分だけではなく、他にも影響を及ぼしていきます。
もしかして、それが女子力につながるのかな、と思います。

N&S:男性にはない、母性本能に近いものなのでしょうか?
麻美さんは、ご自分で女子力があると思いますか?

麻美:どうでしょう。普段はすごくサバサバした性格で、女っぽさは丸っきりない方なんで。

私、阪神淡路大震災に遭遇しているんです。
学生時代で、児童劇団に所属していました。
私、その時、長女の役をやっていたので子役の幼い子供たちも一緒にたくさんいたんです。
その子供たちがみな、怖がって大変でした。
そこで、その子供たちをひとつの部屋に集めて、防災訓練したんです。
「これをこうしたら大丈夫でしょう?」て。自然にやっていました。
「やろう」という感じではなくて、ほんと自然に…

N&S:それが麻美さんの女子力…?

麻美:「女子力」というかは分からないですが、やっぱり人間は助け合いです。
「自分ひとりが助かればいい」っていう考えには全くならなかったです。

N&S:麻美さんの舞台を拝見させて頂いたのですが、
見終わった後、見る前より、明らかに元気をもらった気がしました。

麻美:「マンマ・ミーア!」には「歌って踊れば、もう人生最高だよ!」
というメッセージがグッと込められています。
ミュージカルは一見、お祭り騒ぎみたいに見えるかもしれませんけれど、
でも、この作品のストーリーに描かれている"人生讃歌"というところが、
今、この時だからこそやる意味があるだと思っています。


一方で、計画停電している中、
こんなに煌々と電気をつけて申し訳ないという気持ちはあります。
だから、劇団では、出来るところから節電をしようと、皆で徹底して心がけています。
実は、私のセリフの中に、震災のイメージがある言葉があるんですが、
とても言いづらいと思いました。
でも、そのセリフ一つだけでも変えてしまうと、
お客さんは違和感を感じ、ふと現実に戻ってしまう可能性がある。
だから、グッと堪えて言いました。…こういう風に考えられるまで、3日かかりました。
「日本中にそういうパワーが溢れれば…東北の方々の復興に繋がれば」
という、ホントにその一心です。

N&S:プライベートなどで悲しいことなどがあっても笑顔で舞台に立つ。
お客様に「勇気を与えたい」と思ってですか?

麻美:それはやっぱり、お客さんが楽しみに来て下さるから。
私たちも、そのお客さんたちからエネルギーをもらうんです。
与えて与え合って…というのが舞台ならではのパワーじゃないかなと思います。


第2回
N&S:劇団四季に入られてから、今まで、常に第一線でご活躍をされていると思いますが、
そんなご自分を、自身でどんな風に感じますか?

麻美:役と役って繋がってるんですよ。
ひとつの役が次の役への橋渡しをしてくれる。
ジャンプをさせてくれる。
よく浅利慶太氏(演出家)が「役者というのは竹のようなものだ」って言うんです。
「スッて伸びる時は伸びる。けれど、こう、竹のように節があって、
悩んだり苦しんだりする時がある。そして、ある日、またスッと突然伸びる」って。

N&S:1本の竹になっていくんですね。

麻美:今回、ドナ役に挑戦できたのも、その糧になったのは、
「ウエストサイド物語」のアニタという役だと思います。
その時に、お姉さん気質を学び、それが活きています。
アニタという節がなかったら、今の役はできなかったんじゃないかって。
だから、ひとつひとつの役は私の中で、
全て繋がっていて、役が私を育ててくれているんです。


N&S:ご自分で、「竹のようにスッと伸びているな」って感じるときはありますか?

麻美:全くないです、もうずっと節のまま(笑)。
でも、演出家が見れば、スッといく時もあるみたいで、
そう言ってもらえるとすごく嬉しいです。
自分の中では「スッと伸びた」という実感はあまりありませんね。

N&S:ずっと節にいる時ってやっぱりツラいと思いますが、そこをどう乗り越えますか?

麻美:それは日々の努力…、努力という言葉はちょっと違う気もするんですけれど…。
自分の目の前にあるものを、ひとつひとつ乗り越えていく。それでしかないんですよね。
その積み重ねです。ある日突然何かできるっていうことは絶対にないと思うので。
その、努力というかコツコツ、コツコツとしたひとつひとつの積み重ねが、
竹として伸びるんではないのかな。
伸びていければいいな、という感じですけど。

N&S:絶対伸びていると思います。


麻美:いやいやいやいや、全然。
劇団四季に入ったのが15年近く前になりますけど、何も自分の中で変わっていないんです。
当初、研究所でずっとお掃除していた時と、何も自分の中で変わるものがないんですよね。

N&S:周りの対応などはどうですか?

麻美:後輩ができて…彼女たちを育てていかなければならない
というのはあるんですけれど、自分の役者としての生き方というか…常に戦っている、
常に格闘しているところでは、ホントに何も変わってないですね。

N&S:役者さんていうのはどういうものなんでしょう…?

麻美:役者は終わりなき道ですね。本当に終わりがないです。

N&S:幼い頃からミュージカルの俳優さんになりたいって思っていらしたんですか?


麻美:ええ。小学校4年生の時に「オペラ座の怪人」を見てから、
もう「ここに入る!」っていう風に、勘違いをして(笑)。
それからもう、ミュージカルまっしぐらです。
それ以外の道っていうのは自分になかったんですね。
この世界に憧れて憧れて、ずっとコツコツコツコツやってきたという感じです。

N&S:そのコツコツコツコツの積み重ねが、竹として伸びるんですね。


第3回
N&S:小学4年生の時に劇団四季の舞台を見てから
ミュージカル俳優を目指されたということですが…実際に夢が叶ってみてどうですか?
思い描いていた世界と違いはありましたか?

麻美:やはり「プロの世界は厳しいな」と思います。
でも、自分の"好きなこと"を仕事にできていることは恵まれていることだし、
自分のやりたいことをして生きていけていることはすごく幸せです。

N&S:今、出演中の「マンマ・ミーア!」では、9年前には娘役のソフィを演じられ、
そして今度は、その母親のドナ役をやられているんですよね…
役はどのように決まるのですか?

麻美:オーディションです。

N&S:そうなんですか?! 劇団内で行われるんですか?

麻美:劇団四季の中でのオーディションもあれば、外部の方と一緒のものもあります。
海外作品では、海外スタッフによるオーディションの時もあります。

N&S:オーディションを受けること自体にもハードルはあるのですか?


麻美:もちろんです。さまざまな役柄を積極的にお稽古して、
オーディションを受けさせてもらいます。
深く椅子に腰掛けていたら何にもチャンスは来ないんですよ。
劇団四季にはチャンスはもの凄く溢れているんですけど、
でも、自分からやろうって思わないとそのチャンスはチャンスではないんです。

N&S:厳しい世界ですね。
オーディションを受ける時はどういう心境で臨まれるんですか?

麻美:練習してきたことをやるしかない、
オーディションのこの時を楽しむしかないって思っています。

N&S:観客席から見るとホントに華やかな世界で、
才能のある限られた人たちの世界のように感じます。

麻美:あっ、水面下はもがき続けています(笑)。
夢の世界だから、お見せしたら申し訳ないので…。
チケットを買って来て頂いているわけですから、
皆さんに楽しんで頂けるように、一生懸命やるだけです。

N&S:ミュージカルって、言葉を大事にしている所が強いと思うんですけど、
その部分ではいかがですか?


麻美:言葉は、とても大切です。一番大切にしているのは、作者が描いた台本です。
それを声にして伝えるのが、私たち俳優の仕事だと思っています。
だから、台本に描かれた感動を、そのまま自分の色をつけずに伝えたいと思っています。
その本に描かれている感動をしっかり言葉として
お客様に伝えていくことが我々の使命なんです。

N&S:歌で歌って伝えるのと、言葉で伝えるの違いますか?

麻美:伝えるという意味では同じです。
ただ、言葉のみの方が、音楽とダンスがなくシンプルな分、よ
りダイレクトに出るような気がします。
だから私が一番目指してるのは、ストレートプレイ(セリフ中心のミュージカル)なんです。
以前、「オンディーヌ」という作品をやらせて頂いた時、もう手も足も出なくて。
言葉だけの世界というのは、こんなに難しいものなのかって思いました。
だから、それをもう一度リベンジしたくてしょうがないんです。

N&S:新しい役をやる時にはどのような努力を?

麻美:片っ端から関連する資料や本を読むことは勿論ですけれども、
とにかく、台本に忠実である精神を持つことですね。
実は、今回のドナ役をやるにあたって、いつもより稽古期間が短くて。

N&S:今回のドナがですか?


麻美:浅利先生から「次はドナに挑戦してみないか?」とお話いただきました。
…実は私、遠い将来の夢だったんですよ、ドナは。最終目標ぐらいな感じだったんです。
まさか、こんなに早い時期にチャレンジできると思っていなくって。
それから大慌てで稽古して。
なので、余計に、台本に頼るしかなかった。
ホントに最後の最後まで台本にかじりついて
「台本に書かれてること忠実に伝えられるだろうか?」と常に思って、
「台本台本台本台本」って……。
一にも二にも三にも四にも五にも台本でした。


第4回
N&S:前回、新しい役をやる時、台本を何よりも大事にしているというお話を伺いましたが…

麻美:そうですね。私は、台本から作者の書いたメッセージを読み取るとき、
裏の裏を読もうとします。
「なんで?! なんでこの人はこう言うんだろう?」って否定してかかります。
初めから肯定して受け止めると、私の場合、自分の身体の糧にならないんです。

N&S:何回くらい、台本読むのですか?

麻美:もう毎日。

N&S:お芝居から離れた時は、どうですか?

麻美:やっぱり常に、お芝居のこと考えてしまいますね。
「セリフはこれで良いんだろうか。自分の中に、身体に、
役が入りきっていないんじゃないか?」という不安があります。

N&S:自分自身と役柄との境目が分からなくなってしまったりすることないですか?


麻美:そうですね…区別してるつもりなんですけども、
役柄に影響される所はあるみたいです。
以前、「夢から醒めた夢」でピコ役をやった後に
「麻美ちゃん明るくなったよね」とか言われました。
「あれ?私ってそんなに暗かったんだろうか」って思ったりして(笑)。
そこらへんは自分でも分からないかな、意識してないので。

N&S:日常生きていれば、自分自身の精神状態も色々ブレる時があると思うんですが、
その中でも役を演じ続ける…その強さってどこからくるんでしょうか?


麻美:何なんだろう…私も分からないです(笑)。
プライベートで心につかえることがあったとしても、劇場に入ると切り替わるんです。
俳優って"役"への切り替えのために心のジャンプをしなきゃいけないから。

N&S:ジャンプ?

麻美:はい。役への切り替えですね。日常から非日常へのジャンプをするんです。

N&S:そういう感覚って俳優特有なんでしょうか?
意識して、できるものじゃないですよね?

麻美:身体が反応しますね。開演20~30分前になってくると、
みんな、廊下でガヤガヤし始めます。
「あ、これって、みんなジャンプをし始めているのかな」って思います。
自分の中にある様々な感情をシェイクし始めて、心を整えて、
それぞれ"役"に向かっていくというか。

N&S:実際、舞台に出ると、“楽しい! 気持いい!”って思う?

麻美:実は、あまり楽しいとは思えないんです(笑)。
もちろん、お客さまから拍手を頂いた時はすごく
「ありがとうございます!!」って思いますけど。

N&S:演じている時はそんな余裕はないですか?
でも、歌っている時の麻美さんは、本当に気持ち良さそうに見えます。


麻美:全く(笑)。歌も台本と同様作曲家の書いたメロディーを正確に表現し、
作詞家の書いた歌詞を語ることが大事です。
なので、それを忠実に表現できているかどうか、毎日チェックをします。
気持ち良いと思える余裕は、ないんです。

N&S:客席からはとても活き活きと歌われているように見えましたけど…

麻美:そう見て頂けるのは嬉しいです。
「苦しそうだな」って思われるよりもいいですものね(笑)。
でも、やればやるほど怖くなるんですよ。


第5回
N&S:今回の『マンマ・ミーア!』では、以前、麻美さんが演じられたドナの娘役、
ソフィを、後進の方が演じていらっしゃいますよね。

麻美:そうですね。私も先輩方から役について色々教えて頂いて来ました。

N&S:後進に"伝えていく"という点で、気をつけていることはありますか?

麻美:やはり、劇団四季の方法論をしっかりとつないでいくことですね。
それが使命だと思います。

N&S:劇団四季の方法論というのは?

麻美:母音法と呼吸法と折れ法です。
言葉をきちんと伝えていくことは、本当に大切なことですから。

N&S:舞台に立つうえでの心構えなどはどうですか?

麻美:舞台に立ってる人もオンリーワンだし、それを支えてる人もイチバン。
そのひとつひとつに輝きがある…それが"劇団四季"という話もしますね。

N&S:舞台に…表に出ている人だけでは成り立たない。裏で支えてくださる人がいてこそ。
それぞれの人を大切に思い、お互いを尊重し合うということですね。
後輩の方から、精神面などでのご相談はありますか…?


麻美:ええ。私もみんなと同じ道を辿ってきているので、
「私の場合はこうだったよ」って伝えます。
自分が先輩から教わってきていることも含めて。

N&S:公演は長い期間になると思いますが、モチベーションを保つために、
どういう点に気をつけていますか?

麻美:とにかくストレスを溜めないことですね。
一番喉に悪いのは、精神面から来るストレスなんです。
ストレスが溜まるとパタッと声が出なくなってしまいます。

N&S:麻美さんのストレス発散法はどんな?

麻美:とにかく仲間と楽しく過ごすことです、一人にならない。
一人になっちゃうと落ち込んでしまうので、必ずみんなでいます。
劇団のみんなは戦友なんですよ、同じ板に立つ戦友同士、色々なことを分かち合います。

N&S:いつも一緒だと、逆に一人になりたいと思う時はない?

麻美:仲間と一緒にいるのが好きなんです。
一人の方が良いかなって思うのは、寝る時はくらい(笑)。

N&S:本当に気持ちが通じ合っているんですね。


麻美:ツアーをまわってる時は一日中一緒。毎晩、ご飯も一緒です。

N&S:なるほど。

麻美:ま、その土地の名物やお酒も頂きながら(笑)。そこでみんなで語り合うんです。

N&S:溜めないことが大事ですものね。食事面で気をつけていることなどは?

麻美:バランス良く摂ることですね。
私、もともと納豆や海藻類やきのこ類とか、体に良いと言われるものが好きなんです。
開演前も、納豆と自分で作ってきたひじき入りの玄米おにぎりを食べてます。

N&S:肌もとてもキレイですよね。

麻美:特別なこと何もしてないですよ。
やはり幼い頃からの食生活の積み重ねなのかなと思います。
親がそう育ててくれたのかもしれない。

N&S:身体は結局、食べ物で作られていますものね。
睡眠時間はどのくらい?

麻美:寝てていいよって言われれば、いくらでも寝てられるかも(笑)。
だいたい、お肌の再生ゴールデンタイムの12時までには寝るようにしてます。

N&S:寝ている時が麻美さんの癒しの空間?

麻美:そうですね。

N&S:(笑)。なんか凄い身近に感じられて嬉しいです。

麻美:普通の生活ですよ、私も、皆さんと何ひとつ変わりません。



第6回
N&S:麻美さんは自分で自分のやるべきことを分かっている、強い人間のように見えます。

麻美:全然そんなことないです。マイナス思考に陥るときもあります。

N&S:え?今までのお話だと全然そんな風に思えないんですけど。
どこらへんがですか?

麻美:けっこう落ち込むタイプなんですよ。ゴ~ンって。

N&S:そういう、落ち込んだときはどうしますか?

麻美:嫌な思いを…全部吐きだします。

N&S:どういうことで落ち込むの?


麻美:私、けっこう江戸っ子気質で「曲ったことがでぇっきれぇ」
という感じの性格なんです。
だから、自分の秩序に合わないことに遭遇したりするとホントに落ち込むんです。

N&S:人に弱みを見せることには抵抗はない?

麻美:けっこう出しちゃう方だと思います。
でも、なるべくマイナスに出ないようにしています。
明るく「バカだなぁ~」って言ってみる(笑)。
もし、そこでホントに「バカ!」って怒ってしまったら、
それが周りにも影響して、みんなが嫌な気持ちになってしまうでしょ?

N&S:落ち込むときもいい方向に転換していくんですね?

麻美:ええ。あまりにも落ち込み気質なのでそう言う風にしています。
昔はもっとひどかったんですよ。

N&S:いつからそういうふうになれたのですか?


麻美:いつからでしょうか?転機はなんだろう。
きっと落ち込み過ぎて、落ち込みの度合いが、自分を越しちゃったんじゃないのかな。
よく花粉症で言いますよね、自分の中の限界量を超えたら、発症するって。
それと似てるかな? 「樋口麻美、落ち込むのはもう充分だろう、もういいだろう」
って誰かに言われた感じなのかもしれない。

N&S:どっちが楽ですか?今とその時と。

麻美:今の方が楽になりました。少し楽に生きられるようになった気がします。

N&S:自分の中でバランスがとれるようになった?

麻美:頑なだった樋口麻美が、殻を一つ破ったのだと思います(笑)。

N&S:でも良い方に破って…

麻美:悩んでる皆さんもいたら一度、
自分のこだわりを壊してみたらいいんじゃないかと思います(笑)
中途半端にいるのが一番、心のために良くないと思うから。
振れるとこまで針を振ってみる…。

N&S:中途半端な所でウジウジしてないで、最後まで行ってしまえばいい?

麻美:そう、「行ってしまえ!」と言いながら、私は頑張ります。


第7回
N&S:これからのお話を…。今後、挑戦してみたい役は?

麻美:ずっと、『マンマ・ミーア!』のドナだったんです。
毎回言ってたんです「ドナ、10年後にやりたいな」って。
でも、今回やらせて頂いて…。
なので、次はストレートプレイで、言葉だけの世界に挑戦したい。
手も足も出なかったツラい過去があるので、
その壁を乗り越えたいという強い思いがあります。

N&S:その、手も足も出なかったというのは、どういう感じだったんですか?

麻美:「こんなにしゃべれないものなの? 私は日本人でこれは日本語なのに」
って思ったくらい全く語れなかったんです。

N&S:語れないというのは、その役に感情移入できなかったということ?

麻美:台本やその世界を深く理解できていなかったんだと思います。
してるつもりになっていただけ。自分が至りませんでした。

N&S:麻美さんもひとりの人間だから、
その芝居ごとに役として存在するのは難しくないですか?

麻美:難しいですよ。だから、台本に飛び込むしかないんです。役に飛びこまないと。
その役を愛して、その役に恥をかかせない様に、しっかりその役を生きることだと思います。

N&S:それって、普段の人間関係でも同じなのかな?

麻美:そう! 相手に飛び込んでいけば、相手の気持ちもおのずと分かってくる。
飛び込むことが大事。

N&S:一個人として、どんな女性になっていきたいですか?

麻美:いろいろなことを受け入れて包容力のある女性になりたいです。
でも、私、自分に自信がないんです。だから後輩にアドバイスするのもすごく苦手で。
例えばアドバイスした日などは、
一晩中「自分のしたアドバイスは果たして正しかったんだろか」
って悩んだりするんです。…これもかなりマイナス思考でしょう(笑)。

N&S:そんな風に見えないです。

麻美:それくらい、人に何かを伝えたり、与えたりすることが苦手なので、
それを自然にこなせるような女性になりたいですね。
不安でいっぱいなんです、ホントに。
だから全身で闘って生きていくしかない。
「これしかないんです。これを見て下さい」って。
正直に生きていく。

N&S:麻美さんの舞台から、その気持ちは伝わっていると思います。

麻美:自分は自分で他人にはなれないけど、人の心を理解できるような人になりたい。
「みんなで手をつないで、そのぬくもりを感じて生きていけたらいいな」
って、今すごく思います。


N&S:樋口さんが、いつも生活の中で大切に思ってることは?

麻美:ストレスなく、仲間と語り合って色んなことを
吸収消化していきながら暮らしていくことが、凄くいま自分の中では大切ですね。

N&S:いまの若者たちに向けてメッセージをお願いします。

麻美:いろんなことがある世の中、人生は一度きりですのでね、
自分に悔いなく夢をあきらめないで、自分を信じて、最後まで信じ抜いて、
夢を追いかけて欲しいと思います。



【樋口麻美さん取材後記】
笑ったり、困ったり、頬を膨らませたり…
インタビューの間、麻美さんの表情は次々と変わる。
舞台の上の印象とはまた違う顔。
「私、超マイナス思考でドーンと落ち込んだりするんです」
と苦笑いする麻美さんに、共感を持つ。
毎晩、仲間たちと食事をともにし、心の中のものを吐き出し、明日の活力を得る。
私たちと同じ。
ただ、自分のやるべきことをちゃんと分かっていて、そこに突き進むのに迷いがない。
そこに、何よりも勝る強さを感じた。

(取材担当:喜多 美奈代)


樋口さんのドナは、観終わったときにいつも「今回が1番よかった!」と思えて
観れば観るほど、大好き度が深まっていくドナでした[黒ハート]
明日もきっと最高のステージを見せて下さるでしょう…[ぴかぴか(新しい)]

ACL(ヴァルも観たい!!!)の先行予約のあと出掛けます(笑)

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