5.3*圧巻の樋口麻美さんエルファバ!「ウィキッド」観劇レポ [観劇レポ:ウィキッド]
2012年5月3日(水)マチネ
劇団四季「ウィキッド」@新名古屋ミュージカル劇場
S席1階Ⅰ列センターブロック
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:樋口麻美
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:白木美貴子
フィエロ:松島勇気
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:岡本隆生
オズの魔法使い:松下武史
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
斎藤准一郎
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
光山優哉
三宅克典
【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
栗城 唯
齋藤さやか
三井莉穂
小澤真琴
花田菜美子
荒木 舞
有阪佳子
今日「ウィキッド」マチネ行ってきました!
これまでの4回の観劇で、2回ずつ見た
江畑晶慧さんのエルファバ、岡村美南さんのエルファバ、
それぞれ好きなところがたくさんあって充分満足できていましたが、
今日初めて見た樋口麻美さんのエルファバ…
一言であらわすと、もう本当に「別格」という言葉に尽きます…
まだ若干放心状態なほど…!
先に樋口さんのエルファバを見ていなくてよかったとすら思ってしまいました(>_<)
正直、樋口さんで見ていたら他のエルファバさんに満足することは難しかったと思います
初演の東京公演から演じていらっしゃる貫禄はここまですごいのか…と圧倒されました!!!
主役なのでこれが正しいのでしょうけど、完全に他の出演者を食う存在感、オーラが違いますね><
本当に華があります!
安定していて 余裕・圧巻の歌唱力はもちろん、とにかく樋口さんの演技が期待以上でした。
相手の人物のアクションに対して必ず反応していて、それがものすごく自然!
今までのエルファバになかった演技を挙げると…
・「大嫌い」でコンパクトを顔の前でぱしゃってやられて「おっと」ってのけぞる。
・「ポピュラー」でグリンダにメガネを取られたときに、
見えない..って感じで目をしょぼしょぼさせる。
♪らーらーらーらーって躍りながら行っちゃったグリンダを、
グリンダが跳ねてるのにあわせて、頭をふって(ちょっとノってる感じ)見てる。
・フィエロがライオンをはなすときに最初逆方向行っちゃうけど、
それを「あっち ちがう」って顔をしながらもわざと前を向いて
フィエロがまた後ろを通るときに見てみぬふりをしている
・↑そのあと上の橋を渡るときにフィエロが下の自分を見てるのを
一瞬目があってからさっと逃げたり。
・「エメラルドシティ」の前、
グリンダ「ディラモンドって名前をつけるわー!」
(微妙な空気)
エルファバ、フィエロを「なんとか言いなさいよ」
って感じで肘でつっつく。
フィエロ「あ、ああそれはえらいよグリンダ。」←棒読み
…ほんの一例です!
きっと台本には書いていないであろう「反応」が相手の行動に対して必ずあるんです!
「反応」だけじゃなく、
樋口さんなりの解釈やアドリブ的な行動もたくさんありました。
最初のシーンでマダムモリブルとグリンダがレポートについて話してるとき、
しゃがみこんでネッサとおしゃべりしていたり、
随所で魔法かけちゃうときの手のフリが、
「ここでこう動かすことでこれが起きる」って決まってる感じとか。
モリブル先生の「恐ろしい敵があらわれました!」
の報道に、怯えてるグリンダに対してエルファバは、
あっさり手のひらを返したモリブル先生の言葉を
表情ひとつ変えず「ほらね」という顔で聞いていたり。
とにかく、樋口さんの「自分のエルファバ」という
キャラクター作り(役作り)が徹底されているのが
素人目にも本当に分かるので、
エルファバってこういう子なんだーっていうのが分かるし、
「説得力のある」ってこういうことなんだって思いました。
違っていたら樋口さんに申し訳ないのですが(^^;)
私が感じたのは、グリンダと仲良くなるまでは舌打ちとメガネ直しが癖。
いつもとにかく感情の起伏が120%ふりきっちゃう。
頬を思いっきり膨らませたり、
「大嫌い」の最後やグリンダにひっぱたかれたあとの高笑いも思いっきり!
かばんバン!や足バン!も思いっきり!
「ネッサ…!許して…」など悲しむシーンも常に100%超え!
樋口さん、これ毎日やってたら疲れちゃわないのかなって思うほど、
全力なエルファバなんです。
歌う前から、というより登場した瞬間から、
「なによ、なにを見てるの!あたしの歯になんかついてます? …わかったわ~」
から「うわ!」って思わせる何かがあり、
母と思わず顔を見合わせて「すご…」と
口(の形だけですが笑)で言い合ってしまったほど。
これが主演女優のオーラというか、
カンパニーと作品を引っ張る力なんだろうなと感じました。
実際、「ポピュラー」での山本さんも、
反応があるからこそすごくやりやすいみたいで
何かが壊れたように(←ほめてます)ノリノリでほぼ満員の客席を大爆笑させていたし、
「自由を求めて」の樋口さんの鋼のように張った、
黒人歌手も顔負けなほど余裕の歌い上げは、
控えめに言っても劇場を突き破りそうな、
空気が共鳴しているのが目で見えそうなほどの歌声!
それにのっかった山本さんの「あーなたーなーらー!」の声、
これまでにないほどすごかったし、
2幕のネッサと絡むときのエルファバは、
全ての言葉に全て納得いく感情がこめられていて、
カッときて大爆発の小笠さんネッサの迫力も、
今までで(今日で小笠さん4回目)1番でした!
樋口さんが他の役者さんの力や魅力も最大限に引き出されてるようでした!
相乗効果ってやっぱり絶対ありますよね
それで思い出したのは、このとき芝清道さんサムが登場した時の「マンマミーア!」
☆8.2*芝さんサム登場!!!「マンマミーア」観劇レポ
http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02-1
この時は、元からすごかった樋口さんが芝さんの熱さに釣られて
更に熱くて素晴らしいドナになられて、
カーテンコールでは芝さんに飛びついて
だっこされちゃってたりしてましたが
今日は樋口さんが引き上げていらっしゃる側だったと思います
「ワンダフル」のひとフレーズだけで空気を変えちゃったり!
For goodの前、「あなたはみんなから愛されたままでいてほしいの…!」
このセリフにこめられた色々な気持ちが客席にもビンビン伝わってきたし
この時点で山本さんグリンダの目からはもう涙…
ナンバーでは山本さん、エルフィーのパート聴きながら顔が崩れるほど大号泣されてました。
もちろん同じ2幕、樋口さんの歌唱力が最大限に生かされる
No good deedも言うまでもなく、アレンジもすごくて鳥肌ものでしたが、
上のような張り上げないナンバーでもぞわっとさせられちゃいましたよ
カーテンコールも大盛り上がりで、なんとまだアンサンブルさんが
順番に出てくる段階で立ち上がるお客さんもいたほど!
私も、グリンダとエルファバが1回目に出てきたときにはもう立っちゃいました…!
2回目に幕が開いた時にはもうオールスタンディング、それから何度も続き、
千秋楽のようにお客さんみんなの拍手が合わさって 手拍子になって幕が開いたとき、
山本さんが涙ぐんでいらっしゃるのが印象的でした。
山本さんは、いつもぴょんぴょん横跳びしながら
両手バイバイで下手にはけて行かれるのですが、
最後の最後は樋口さんも上手にはけながら、
真似してちょっと横跳びしながら可愛く手を振ってて会場が沸いて終わりました
樋口さん、ほんとギャップが~!
--
とりあえず、忘れないうちに樋口さんエルファバ中心にまとめました
松島さんのフィエロも書きたいことたっっくさんあるので、また近々書き足します☆
前回のレポは書き終わってますのでよかったら(*^_^*)
☆3.30*観劇レポ「ウィキッド」最前列!!!
http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-03-31
劇団四季「ウィキッド」@新名古屋ミュージカル劇場
S席1階Ⅰ列センターブロック
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:樋口麻美
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:白木美貴子
フィエロ:松島勇気
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:岡本隆生
オズの魔法使い:松下武史
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
斎藤准一郎
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
光山優哉
三宅克典
【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
栗城 唯
齋藤さやか
三井莉穂
小澤真琴
花田菜美子
荒木 舞
有阪佳子
今日「ウィキッド」マチネ行ってきました!
これまでの4回の観劇で、2回ずつ見た
江畑晶慧さんのエルファバ、岡村美南さんのエルファバ、
それぞれ好きなところがたくさんあって充分満足できていましたが、
今日初めて見た樋口麻美さんのエルファバ…
一言であらわすと、もう本当に「別格」という言葉に尽きます…
まだ若干放心状態なほど…!
先に樋口さんのエルファバを見ていなくてよかったとすら思ってしまいました(>_<)
正直、樋口さんで見ていたら他のエルファバさんに満足することは難しかったと思います
初演の東京公演から演じていらっしゃる貫禄はここまですごいのか…と圧倒されました!!!
主役なのでこれが正しいのでしょうけど、完全に他の出演者を食う存在感、オーラが違いますね><
本当に華があります!
安定していて 余裕・圧巻の歌唱力はもちろん、とにかく樋口さんの演技が期待以上でした。
相手の人物のアクションに対して必ず反応していて、それがものすごく自然!
今までのエルファバになかった演技を挙げると…
・「大嫌い」でコンパクトを顔の前でぱしゃってやられて「おっと」ってのけぞる。
・「ポピュラー」でグリンダにメガネを取られたときに、
見えない..って感じで目をしょぼしょぼさせる。
♪らーらーらーらーって躍りながら行っちゃったグリンダを、
グリンダが跳ねてるのにあわせて、頭をふって(ちょっとノってる感じ)見てる。
・フィエロがライオンをはなすときに最初逆方向行っちゃうけど、
それを「あっち ちがう」って顔をしながらもわざと前を向いて
フィエロがまた後ろを通るときに見てみぬふりをしている
・↑そのあと上の橋を渡るときにフィエロが下の自分を見てるのを
一瞬目があってからさっと逃げたり。
・「エメラルドシティ」の前、
グリンダ「ディラモンドって名前をつけるわー!」
(微妙な空気)
エルファバ、フィエロを「なんとか言いなさいよ」
って感じで肘でつっつく。
フィエロ「あ、ああそれはえらいよグリンダ。」←棒読み
…ほんの一例です!
きっと台本には書いていないであろう「反応」が相手の行動に対して必ずあるんです!
「反応」だけじゃなく、
樋口さんなりの解釈やアドリブ的な行動もたくさんありました。
最初のシーンでマダムモリブルとグリンダがレポートについて話してるとき、
しゃがみこんでネッサとおしゃべりしていたり、
随所で魔法かけちゃうときの手のフリが、
「ここでこう動かすことでこれが起きる」って決まってる感じとか。
モリブル先生の「恐ろしい敵があらわれました!」
の報道に、怯えてるグリンダに対してエルファバは、
あっさり手のひらを返したモリブル先生の言葉を
表情ひとつ変えず「ほらね」という顔で聞いていたり。
とにかく、樋口さんの「自分のエルファバ」という
キャラクター作り(役作り)が徹底されているのが
素人目にも本当に分かるので、
エルファバってこういう子なんだーっていうのが分かるし、
「説得力のある」ってこういうことなんだって思いました。
違っていたら樋口さんに申し訳ないのですが(^^;)
私が感じたのは、グリンダと仲良くなるまでは舌打ちとメガネ直しが癖。
いつもとにかく感情の起伏が120%ふりきっちゃう。
頬を思いっきり膨らませたり、
「大嫌い」の最後やグリンダにひっぱたかれたあとの高笑いも思いっきり!
かばんバン!や足バン!も思いっきり!
「ネッサ…!許して…」など悲しむシーンも常に100%超え!
樋口さん、これ毎日やってたら疲れちゃわないのかなって思うほど、
全力なエルファバなんです。
歌う前から、というより登場した瞬間から、
「なによ、なにを見てるの!あたしの歯になんかついてます? …わかったわ~」
から「うわ!」って思わせる何かがあり、
母と思わず顔を見合わせて「すご…」と
口(の形だけですが笑)で言い合ってしまったほど。
これが主演女優のオーラというか、
カンパニーと作品を引っ張る力なんだろうなと感じました。
実際、「ポピュラー」での山本さんも、
反応があるからこそすごくやりやすいみたいで
何かが壊れたように(←ほめてます)ノリノリでほぼ満員の客席を大爆笑させていたし、
「自由を求めて」の樋口さんの鋼のように張った、
黒人歌手も顔負けなほど余裕の歌い上げは、
控えめに言っても劇場を突き破りそうな、
空気が共鳴しているのが目で見えそうなほどの歌声!
それにのっかった山本さんの「あーなたーなーらー!」の声、
これまでにないほどすごかったし、
2幕のネッサと絡むときのエルファバは、
全ての言葉に全て納得いく感情がこめられていて、
カッときて大爆発の小笠さんネッサの迫力も、
今までで(今日で小笠さん4回目)1番でした!
樋口さんが他の役者さんの力や魅力も最大限に引き出されてるようでした!
相乗効果ってやっぱり絶対ありますよね
それで思い出したのは、このとき芝清道さんサムが登場した時の「マンマミーア!」
☆8.2*芝さんサム登場!!!「マンマミーア」観劇レポ
http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02-1
この時は、元からすごかった樋口さんが芝さんの熱さに釣られて
更に熱くて素晴らしいドナになられて、
カーテンコールでは芝さんに飛びついて
だっこされちゃってたりしてましたが
今日は樋口さんが引き上げていらっしゃる側だったと思います
「ワンダフル」のひとフレーズだけで空気を変えちゃったり!
For goodの前、「あなたはみんなから愛されたままでいてほしいの…!」
このセリフにこめられた色々な気持ちが客席にもビンビン伝わってきたし
この時点で山本さんグリンダの目からはもう涙…
ナンバーでは山本さん、エルフィーのパート聴きながら顔が崩れるほど大号泣されてました。
もちろん同じ2幕、樋口さんの歌唱力が最大限に生かされる
No good deedも言うまでもなく、アレンジもすごくて鳥肌ものでしたが、
上のような張り上げないナンバーでもぞわっとさせられちゃいましたよ
カーテンコールも大盛り上がりで、なんとまだアンサンブルさんが
順番に出てくる段階で立ち上がるお客さんもいたほど!
私も、グリンダとエルファバが1回目に出てきたときにはもう立っちゃいました…!
2回目に幕が開いた時にはもうオールスタンディング、それから何度も続き、
千秋楽のようにお客さんみんなの拍手が合わさって 手拍子になって幕が開いたとき、
山本さんが涙ぐんでいらっしゃるのが印象的でした。
山本さんは、いつもぴょんぴょん横跳びしながら
両手バイバイで下手にはけて行かれるのですが、
最後の最後は樋口さんも上手にはけながら、
真似してちょっと横跳びしながら可愛く手を振ってて会場が沸いて終わりました
樋口さん、ほんとギャップが~!
--
とりあえず、忘れないうちに樋口さんエルファバ中心にまとめました
松島さんのフィエロも書きたいことたっっくさんあるので、また近々書き足します☆
前回のレポは書き終わってますのでよかったら(*^_^*)
☆3.30*観劇レポ「ウィキッド」最前列!!!
http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-03-31
3.30*観劇レポ「ウィキッド」最前列!!! [観劇レポ:ウィキッド]
2012年3月30日(金)マチネ
劇団四季「ウィキッド」観劇レポ
@新名古屋ミュージカル劇場
S席1階最前列センター
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:岡村美南
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:白木美貴子
フィエロ:岡田亮輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:松下武史
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
斎藤准一郎
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗
三宅克典
【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
栗城 唯
渡部真理子
三井莉穂
勝間千明
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子
初見キャストさんを太字にしてみました
帰省するたびにウィキッド観てるので
だいたい1カ月に1回かな…?
4回目の観劇でした。
前日に千秋楽の発表があったからか、ものすごーくキャストさんも熱く、
コミカルなシーンがこれでもか!ってくらい面白くて
今までで1番楽しい観劇になりました(笑)
前回に続いて、(⇒http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-02-26 )
今回も最前列センターでの観劇、お母さんとでした
センターブロックの下手寄り…だけどこの間よりはセンター寄りって感じで、
As long as you're mineがほんっとに手を伸ばしたら届くくらい真ん前でした~!
飛んできました(笑)
ではキャストさん別にさっくりレポ!
主役2人が前回と同じなので、短めです*
☆山本貴永さん / グリンダ
もうどこまで進化されるのでしょう!!!
出だしのソプラノの美しさを聴いて、
山本さんが声楽出身ではないと知ったら驚く人ばかりだと思います。
特に最後の「Wicked~~~~~~」は絶好調です!!!って感じでビンビン響いて、
これもう声楽本職の沼尾さんや苫田さんを越してるんじゃないかと思うほど、
余裕で出ていていてびっくり。
ものすごく発声がいいのが分かるので、きっと喉にも負担にならず
どんどんいい方に向かっているのだろうなと思います。
絶対ボイトレ通っていらっしゃるか、
オペラの先生とかに個人レッスンも受けてると勝手に思っています(笑)
前回のレポでも
「特に歌にものすごく磨きがかかっていて
誰もが声楽出身と疑わないであろうソプラノで、
ポップスももちろん安定していて大満足させてくださいました」
と書いたのですが、次回も楽しみです。
「みんなあたしに会えてうれしいのね」
で、「わぁぁぁ~っ*^^*」って笑顔をされててすっごい可愛かったり、
「♪共に~~~ぃぃん???」の時の何?って顔や、
「♪誰にも愛されぬまま…」と歌いながらの憂いを秘めた表情、
エルファバが登場した時に見せる笑顔など、
最初のシーンだけでどんどん表情も変わり、
歌だけでなくこちらも進化されてました
前までちょっと目を見開きすぎ?な感じで恐い表情の時があったんですけど、
それがなくなっているのがすっごくいいなと思いました。
改めて、山本さん美人ですよね~
色真っ白で顔ちっちゃくて!
おいくつくらいなんだろう?
笑いをとるのもすごくお上手になっていて、
お客さんの反応が特別よかったというのもあると思いますが、
一切スベらずどっかんどっかん客席を笑わせていました。
「グリンピースが煮えくりかえってるわー」は、片言風で速く
「グリンピースガニエクリカエッテルワーー」みたいな(笑)
Popularはアドリブも全開!
文で書くの難しいんですけど、
・なぜかステップ踏みながら「♪外づら飾る それだけよ難しくない~!(頷きながら)んっ♪」
・「エルフィーそんな風に考えちゃダメよ!うーーーーーーーーあった!!
あなたの人生がすっっっかり変わるのよっ!アタシノオカゲデー」
・「その地味なドレスをゴージャスなドレスに変えましょうん~(^^)♪」
←これ特にめちゃめちゃ面白くて涙流して笑いました(笑)
ごーじゃすどれすぅ~、2回目の「ごぉぉぉぉぉじゃあああす!!!」は
ぶっ壊れてた苫田さんよりもすごいテンションでM字開脚で踏ん張ったかと思うと
勘発入れずに「コレすいっち入ってるぅ?(゜-゜)」
「私がやってみようk…「いいえそのままでいいわとりあえず似合ってるし!!!」
最っっ高でした!お二人のテンポ感が完璧で!
「♪なぁーりったいはずよ!女の子ならーば!ふぅっ!」とかも可愛かったなあ
シリアスなシーンになると前回まではセリフのトーンがいきなり変わって
あれネッサ…?って感じがあったんですけど、
今回はThank goodnessやDefying gravityのセリフのトーンも
ずっとちゃんとグリンダでした。
あと、セリフでも歌でも、喉で倍音が鳴っているときの声がCDの沼尾さんにそっくり!
たとえば、沼尾さんってCDで、
エメラルドシティの「あたし いってみたかったの!」
ポピュラーの「あたしっていいひとだから!」とかの、
「い」で倍音鳴ってるじゃないですか?
山本さんも「い」のときや、母音が「い」のときに鳴ってるので本当に激似です!!!
「お祝いの、パーティーよ!」なんてもう沼尾さんの音源かと思ったほど似てました。
そのThank goodness、すごい感動しました…
1幕のはっちゃけ具合が過去最高だったから、
余計にグリンダの寂しさとかに触れて感動っていうのもあるし、
山本さんの「♪いま…大きな愛が」のあとに目をぎゅっとつぶって
自分に言い聞かせるように頷いて「♪みんなの声が聞こえるわ…ああしあわせなの」
って笑顔で歌うところとか表情にもだし、
とにかく歌がお上手すぎて感動っていうのも…色々合わさりました(>_<)
最後のロングトーンが終わった後、お隣の初観劇っぽいおばさまお二人が
拍手しながら「すごい声だね~」っておっしゃってて
「でしょう?!」って言いたくなりました(笑)
フィエロがエルファバと行っちゃった後の
「あっそう!」がなぜか面白くて笑いが起き、
「行けばいいじゃない…あなたたち二人お似合いよ!」でどんどんキレてました
ネッサが死んじゃった後にエルフィーと会うシーンも、
「もうちょっとで勝とこだったのにー!」とか普通の笑えるシーン以外でも
笑わせてくれました~(^_^)
グリンダ:事故だったのよ!えーっと事故っていうかなんていうかその…。たまたま!
「そだ!」っていうのが吹き出しで浮かんだ感じが面白くて(笑)
杖をぶんぶんぐるぐると振り回して戦ってて頑張ってました(笑)
なんかこのあたり、いろいろと偶然も重なったと思いますがいつもの数倍おかしかった!
岡村さんのひっぱたかれた後の「ぃ~ひっひっひっひっひっ」も、
ぃ~、がすごい高い声で出てきたり、
「わあああ~!」って出てくるフィエロのタイミングが最高すぎて
客席爆笑→岡田さんも明らかに笑いこらえてる、とか
そしてFor goodは珍しく、
頬に、見事に涙の跡がくっきり見えるくらい泣かれていて
役への入り込み度が半端ない回だったのかなと思いました
このお二人のハモり、音だけじゃなくて声も調和していてすごく綺麗です。
やっぱりラスト、シャボン玉に乗っていくとき
チステリーにグリムリーを手渡されて、ぐっと頷いて
口が「ありがとう」と言うのが山本グリンダのときの1番の感動ポイント!
あとThank goodness!すごい好きです山本さん!
なんか思いだして書いてたらテンション上がってきちゃった(笑)
☆岡村美南さん /エルファバ
あああああ(;_;)
もうすっごい悲しかったんです…
何がって…
前回のレポに
「岡村さんの声って癖がないですよね!
とにかく聞きやすくて、ストレスなくすっと耳に入ってくる声。本当にステキです」
と書いて、ピコのときから癖のない綺麗な岡村さんの元のお声が大好きになったのに、
なんと…
今回ちょっとハスキーに…
やっぱり喉への負担はすさまじいんでしょうね…
ずっと何か引っかかってるような声で、セリフのときにすごく心配になりました。
歌だとFor goodのハモるところとか、
高めの音域だとそれが抜けてキレイな声なんですけど
Wizard and Iみたいな高いとも低いとも言えない微妙な音域だと
掠れてるのが目立って、やっぱりBWのようにダブルで組むべき役だとしみじみ思いました。
声がウィキッド仕様(字、合ってる?)になってしまうんだろうなあ…。
Defying gravityは歌う前に音程をとりながら…なのがちょっと分かっちゃったり
声も8割くらいで控えてる感じがして、
ひっくりかえっちゃったとこもあり、ヒヤヒヤして終わっちゃった感がありました。
もちろん凄いんですけどね!
でもその分、「♪進むの自由への道を」でグリンダと目を合わせて
今回は頷き合っていたり、「邪魔など…させない!!!」の目力にぞくっときたり、
歌以外で魅せてくださいました。
絶対にハスキーの原因はNo good deedだと思うんです…
すごい迫力で怒鳴りまくっていて恐いほど…!
鳥肌たちっぱなしでした(>_<)
そう、岡村さんも前回から更にWICKEDになられていました。
ハスキーになってしまったおかげもあるかな、2幕の迫力は凄まじかったです。
ドロシーにもそこまで怒らなくても…って感じで('_')
ネッサに「それでも満足してくれないのね…」と言ってネッサを見た
目がすごく寂しそうだったり…
目の表情から伝わってくる哀しさが、前回よりかなりありました。
この間も書きましたが、岡村さんのFor goodは
なんとか止めようとエルファバにすがっている山本グリンダに対して
笑顔でもう達観しているんです!
「♪ごめんいつも私たち喧嘩ばかりしてた」のあと、
山本さんが必死で首を振るのが「そんなこと言わないで!」な感じ。
どうでもいいかもですが、やっぱり岡村さんのエルフィーはお父さんが嫌いです(笑)
江畑さんは「本当はお父さんに好かれたい」感がありますが岡村さんは全然。
やっぱり面白いなあ~♪
☆伊藤綾佑さん / ボック
お休みをあげてください((T_T))
歌のピッチがどうも見る度に気になります。
あと、前回書いた「おどろ~~~」はどう見てもやっぱり口パクでした
オペラ座のタイトルナンバーのクリスティーヌの
あのhi-hi-Eまでのラストもそうらしいので、割とあるのでしょうか?
☆岡田亮輔さん / フィエロ
はじめましての方!
すっごいチャラかったです(笑)
スキャンダラスな王子様っていうより、チャラ男なプレイボーイ感がすごくて
グリンダなんてぜんっぜん好きじゃないし、エルファバも「ほんとに好き?」って
疑いたくなるフィエロでしたが、私は岡田さんのフィエロ好きです(笑)
スタイル抜群でダンスもお上手!
歌は、声楽な北澤裕輔さんとは違いポップス系のお上手さですが、
ウィキッドにはこちらの方が合ってるかもと思いました。
なにげにフィエロの歌って難しいと思うのですが、
バッチリ安心して聴ける歌唱力でした
演技…っていうかセリフの緩急や「キラキラッキラキラッ」もお上手で新鮮でした!
何より、As long as you're mineでエルファバの一言一言にコクコクと頷いているのが…
なんていうか、フレッシュな感じでこっちが照れくさくなりました
新パンフのフィエロには岡田さんより上に、
上川一哉さんと飯田達郎さんがキャスティングされていました!
似合いそうだし、上川くんめちゃめちゃ踊れますから実現してほしいですが、
その前にユタ東北がありますね!
☆白木美貴子さん / マダム・モリブル
こわかった~!
中野今日子さん、原田真理さんに続いて名古屋で3人目のモリブル先生ですが
ダントツで1番恐かったです!
もう「おじょーちゃん!笑って!手をふって!あとは黙ってらっしゃい!」なんて
恐すぎて笑っちゃったくらい。
確か、「ドリーミング」のDVDの‘夜の女王’ですよね?
ついこの間、夢醒め全国公演でマコの母されてたのが想像つかないです><
そしてマコの母で、グリザベラなだけあって歌もすごい。
レミゼでコゼットやエポニーヌもされていたそうです
っていうか、岡田さんは知ってましたが白木さんも客演なんですね!
森公美子さんと同じ事務所! http://www.k-seven.co.jp/talent/
ブログ♪ http://www.k-seven.co.jp/blog_shiraki/
☆松下武史さん / オズの魔法使い
松下さんもウィキッドでは初めて。
名古屋はずっと飯野さんだったし、
親子でダンディな飯野さんが大好きなので、
開演前は「最前列で飯野さん見たかったよねー」って感じだったのですが
松下さんは歌声が抜群に素晴らしくて!!!
飯野さんはポップスのお上手さですが、
松下さんはオペラやクラシカルクロスオーバーのお上手さ。
CDで聴き慣れているいるお声でもあるので、もう何度も見たような錯覚でした。
演技も優しそうなお顔立ちに、
オズのヘタれ感というか、情けなさがぴったりで
最後の「いつも夢見てた…パパに…!」
のところの説得力が半端なかったです。
カーテンコールは平日昼公演で、エルフィー不調?でしたが
スタオベでかなり盛り上がりました!!!
私と同じ列の方たちが早くにスタンディングされ、
終わりそうな拍手をかなり引っ張ってくださったのもあるかな?
客電あがってから何回目かに幕があいたときの、
山本さんの「わああ*^o^*」ってキラキラ笑顔が可愛すぎて会場沸きました
劇団四季「ウィキッド」観劇レポ
@新名古屋ミュージカル劇場
S席1階最前列センター
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:岡村美南
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:白木美貴子
フィエロ:岡田亮輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:松下武史
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
斎藤准一郎
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗
三宅克典
【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
栗城 唯
渡部真理子
三井莉穂
勝間千明
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子
初見キャストさんを太字にしてみました
帰省するたびにウィキッド観てるので
だいたい1カ月に1回かな…?
4回目の観劇でした。
前日に千秋楽の発表があったからか、ものすごーくキャストさんも熱く、
コミカルなシーンがこれでもか!ってくらい面白くて
今までで1番楽しい観劇になりました(笑)
前回に続いて、(⇒http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-02-26 )
今回も最前列センターでの観劇、お母さんとでした
センターブロックの下手寄り…だけどこの間よりはセンター寄りって感じで、
As long as you're mineがほんっとに手を伸ばしたら届くくらい真ん前でした~!
飛んできました(笑)
ではキャストさん別にさっくりレポ!
主役2人が前回と同じなので、短めです*
☆山本貴永さん / グリンダ
もうどこまで進化されるのでしょう!!!
出だしのソプラノの美しさを聴いて、
山本さんが声楽出身ではないと知ったら驚く人ばかりだと思います。
特に最後の「Wicked~~~~~~」は絶好調です!!!って感じでビンビン響いて、
これもう声楽本職の沼尾さんや苫田さんを越してるんじゃないかと思うほど、
余裕で出ていていてびっくり。
ものすごく発声がいいのが分かるので、きっと喉にも負担にならず
どんどんいい方に向かっているのだろうなと思います。
絶対ボイトレ通っていらっしゃるか、
オペラの先生とかに個人レッスンも受けてると勝手に思っています(笑)
前回のレポでも
「特に歌にものすごく磨きがかかっていて
誰もが声楽出身と疑わないであろうソプラノで、
ポップスももちろん安定していて大満足させてくださいました」
と書いたのですが、次回も楽しみです。
「みんなあたしに会えてうれしいのね」
で、「わぁぁぁ~っ*^^*」って笑顔をされててすっごい可愛かったり、
「♪共に~~~ぃぃん???」の時の何?って顔や、
「♪誰にも愛されぬまま…」と歌いながらの憂いを秘めた表情、
エルファバが登場した時に見せる笑顔など、
最初のシーンだけでどんどん表情も変わり、
歌だけでなくこちらも進化されてました
前までちょっと目を見開きすぎ?な感じで恐い表情の時があったんですけど、
それがなくなっているのがすっごくいいなと思いました。
改めて、山本さん美人ですよね~
色真っ白で顔ちっちゃくて!
おいくつくらいなんだろう?
笑いをとるのもすごくお上手になっていて、
お客さんの反応が特別よかったというのもあると思いますが、
一切スベらずどっかんどっかん客席を笑わせていました。
「グリンピースが煮えくりかえってるわー」は、片言風で速く
「グリンピースガニエクリカエッテルワーー」みたいな(笑)
Popularはアドリブも全開!
文で書くの難しいんですけど、
・なぜかステップ踏みながら「♪外づら飾る それだけよ難しくない~!(頷きながら)んっ♪」
・「エルフィーそんな風に考えちゃダメよ!うーーーーーーーーあった!!
あなたの人生がすっっっかり変わるのよっ!アタシノオカゲデー」
・「その地味なドレスをゴージャスなドレスに変えましょうん~(^^)♪」
←これ特にめちゃめちゃ面白くて涙流して笑いました(笑)
ごーじゃすどれすぅ~、2回目の「ごぉぉぉぉぉじゃあああす!!!」は
ぶっ壊れてた苫田さんよりもすごいテンションでM字開脚で踏ん張ったかと思うと
勘発入れずに「コレすいっち入ってるぅ?(゜-゜)」
「私がやってみようk…「いいえそのままでいいわとりあえず似合ってるし!!!」
最っっ高でした!お二人のテンポ感が完璧で!
「♪なぁーりったいはずよ!女の子ならーば!ふぅっ!」とかも可愛かったなあ
シリアスなシーンになると前回まではセリフのトーンがいきなり変わって
あれネッサ…?って感じがあったんですけど、
今回はThank goodnessやDefying gravityのセリフのトーンも
ずっとちゃんとグリンダでした。
あと、セリフでも歌でも、喉で倍音が鳴っているときの声がCDの沼尾さんにそっくり!
たとえば、沼尾さんってCDで、
エメラルドシティの「あたし いってみたかったの!」
ポピュラーの「あたしっていいひとだから!」とかの、
「い」で倍音鳴ってるじゃないですか?
山本さんも「い」のときや、母音が「い」のときに鳴ってるので本当に激似です!!!
「お祝いの、パーティーよ!」なんてもう沼尾さんの音源かと思ったほど似てました。
そのThank goodness、すごい感動しました…
1幕のはっちゃけ具合が過去最高だったから、
余計にグリンダの寂しさとかに触れて感動っていうのもあるし、
山本さんの「♪いま…大きな愛が」のあとに目をぎゅっとつぶって
自分に言い聞かせるように頷いて「♪みんなの声が聞こえるわ…ああしあわせなの」
って笑顔で歌うところとか表情にもだし、
とにかく歌がお上手すぎて感動っていうのも…色々合わさりました(>_<)
最後のロングトーンが終わった後、お隣の初観劇っぽいおばさまお二人が
拍手しながら「すごい声だね~」っておっしゃってて
「でしょう?!」って言いたくなりました(笑)
フィエロがエルファバと行っちゃった後の
「あっそう!」がなぜか面白くて笑いが起き、
「行けばいいじゃない…あなたたち二人お似合いよ!」でどんどんキレてました
ネッサが死んじゃった後にエルフィーと会うシーンも、
「もうちょっとで勝とこだったのにー!」とか普通の笑えるシーン以外でも
笑わせてくれました~(^_^)
グリンダ:事故だったのよ!えーっと事故っていうかなんていうかその…。たまたま!
「そだ!」っていうのが吹き出しで浮かんだ感じが面白くて(笑)
杖をぶんぶんぐるぐると振り回して戦ってて頑張ってました(笑)
なんかこのあたり、いろいろと偶然も重なったと思いますがいつもの数倍おかしかった!
岡村さんのひっぱたかれた後の「ぃ~ひっひっひっひっひっ」も、
ぃ~、がすごい高い声で出てきたり、
「わあああ~!」って出てくるフィエロのタイミングが最高すぎて
客席爆笑→岡田さんも明らかに笑いこらえてる、とか
そしてFor goodは珍しく、
頬に、見事に涙の跡がくっきり見えるくらい泣かれていて
役への入り込み度が半端ない回だったのかなと思いました
このお二人のハモり、音だけじゃなくて声も調和していてすごく綺麗です。
やっぱりラスト、シャボン玉に乗っていくとき
チステリーにグリムリーを手渡されて、ぐっと頷いて
口が「ありがとう」と言うのが山本グリンダのときの1番の感動ポイント!
あとThank goodness!すごい好きです山本さん!
なんか思いだして書いてたらテンション上がってきちゃった(笑)
☆岡村美南さん /エルファバ
あああああ(;_;)
もうすっごい悲しかったんです…
何がって…
前回のレポに
「岡村さんの声って癖がないですよね!
とにかく聞きやすくて、ストレスなくすっと耳に入ってくる声。本当にステキです」
と書いて、ピコのときから癖のない綺麗な岡村さんの元のお声が大好きになったのに、
なんと…
今回ちょっとハスキーに…
やっぱり喉への負担はすさまじいんでしょうね…
ずっと何か引っかかってるような声で、セリフのときにすごく心配になりました。
歌だとFor goodのハモるところとか、
高めの音域だとそれが抜けてキレイな声なんですけど
Wizard and Iみたいな高いとも低いとも言えない微妙な音域だと
掠れてるのが目立って、やっぱりBWのようにダブルで組むべき役だとしみじみ思いました。
声がウィキッド仕様(字、合ってる?)になってしまうんだろうなあ…。
Defying gravityは歌う前に音程をとりながら…なのがちょっと分かっちゃったり
声も8割くらいで控えてる感じがして、
ひっくりかえっちゃったとこもあり、ヒヤヒヤして終わっちゃった感がありました。
もちろん凄いんですけどね!
でもその分、「♪進むの自由への道を」でグリンダと目を合わせて
今回は頷き合っていたり、「邪魔など…させない!!!」の目力にぞくっときたり、
歌以外で魅せてくださいました。
絶対にハスキーの原因はNo good deedだと思うんです…
すごい迫力で怒鳴りまくっていて恐いほど…!
鳥肌たちっぱなしでした(>_<)
そう、岡村さんも前回から更にWICKEDになられていました。
ハスキーになってしまったおかげもあるかな、2幕の迫力は凄まじかったです。
ドロシーにもそこまで怒らなくても…って感じで('_')
ネッサに「それでも満足してくれないのね…」と言ってネッサを見た
目がすごく寂しそうだったり…
目の表情から伝わってくる哀しさが、前回よりかなりありました。
この間も書きましたが、岡村さんのFor goodは
なんとか止めようとエルファバにすがっている山本グリンダに対して
笑顔でもう達観しているんです!
「♪ごめんいつも私たち喧嘩ばかりしてた」のあと、
山本さんが必死で首を振るのが「そんなこと言わないで!」な感じ。
どうでもいいかもですが、やっぱり岡村さんのエルフィーはお父さんが嫌いです(笑)
江畑さんは「本当はお父さんに好かれたい」感がありますが岡村さんは全然。
やっぱり面白いなあ~♪
☆伊藤綾佑さん / ボック
お休みをあげてください((T_T))
歌のピッチがどうも見る度に気になります。
あと、前回書いた「おどろ~~~」はどう見てもやっぱり口パクでした
オペラ座のタイトルナンバーのクリスティーヌの
あのhi-hi-Eまでのラストもそうらしいので、割とあるのでしょうか?
☆岡田亮輔さん / フィエロ
はじめましての方!
すっごいチャラかったです(笑)
スキャンダラスな王子様っていうより、チャラ男なプレイボーイ感がすごくて
グリンダなんてぜんっぜん好きじゃないし、エルファバも「ほんとに好き?」って
疑いたくなるフィエロでしたが、私は岡田さんのフィエロ好きです(笑)
スタイル抜群でダンスもお上手!
歌は、声楽な北澤裕輔さんとは違いポップス系のお上手さですが、
ウィキッドにはこちらの方が合ってるかもと思いました。
なにげにフィエロの歌って難しいと思うのですが、
バッチリ安心して聴ける歌唱力でした
演技…っていうかセリフの緩急や「キラキラッキラキラッ」もお上手で新鮮でした!
何より、As long as you're mineでエルファバの一言一言にコクコクと頷いているのが…
なんていうか、フレッシュな感じでこっちが照れくさくなりました
新パンフのフィエロには岡田さんより上に、
上川一哉さんと飯田達郎さんがキャスティングされていました!
似合いそうだし、上川くんめちゃめちゃ踊れますから実現してほしいですが、
その前にユタ東北がありますね!
☆白木美貴子さん / マダム・モリブル
こわかった~!
中野今日子さん、原田真理さんに続いて名古屋で3人目のモリブル先生ですが
ダントツで1番恐かったです!
もう「おじょーちゃん!笑って!手をふって!あとは黙ってらっしゃい!」なんて
恐すぎて笑っちゃったくらい。
確か、「ドリーミング」のDVDの‘夜の女王’ですよね?
ついこの間、夢醒め全国公演でマコの母されてたのが想像つかないです><
そしてマコの母で、グリザベラなだけあって歌もすごい。
レミゼでコゼットやエポニーヌもされていたそうです
っていうか、岡田さんは知ってましたが白木さんも客演なんですね!
森公美子さんと同じ事務所! http://www.k-seven.co.jp/talent/
ブログ♪ http://www.k-seven.co.jp/blog_shiraki/
☆松下武史さん / オズの魔法使い
松下さんもウィキッドでは初めて。
名古屋はずっと飯野さんだったし、
親子でダンディな飯野さんが大好きなので、
開演前は「最前列で飯野さん見たかったよねー」って感じだったのですが
松下さんは歌声が抜群に素晴らしくて!!!
飯野さんはポップスのお上手さですが、
松下さんはオペラやクラシカルクロスオーバーのお上手さ。
CDで聴き慣れているいるお声でもあるので、もう何度も見たような錯覚でした。
演技も優しそうなお顔立ちに、
オズのヘタれ感というか、情けなさがぴったりで
最後の「いつも夢見てた…パパに…!」
のところの説得力が半端なかったです。
カーテンコールは平日昼公演で、エルフィー不調?でしたが
スタオベでかなり盛り上がりました!!!
私と同じ列の方たちが早くにスタンディングされ、
終わりそうな拍手をかなり引っ張ってくださったのもあるかな?
客電あがってから何回目かに幕があいたときの、
山本さんの「わああ*^o^*」ってキラキラ笑顔が可愛すぎて会場沸きました
2.26*岡村美南さんエルファバ!「ウィキッド」観劇レポ [観劇レポ:ウィキッド]
今日は2月26日ですが、22日に観たウィキッドの感想をアップします☆
開演前に、松坂屋のAfternoon teaで1500回記念コラボのケーキ食べました!
抹茶ダイスキだからしあわせでした
『ウィキッド』日本公演通算1500回記念コラボレーション企画 http://www.shiki.gr.jp/closeup/wicked/nagoya_corrabo/
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:岡村美南
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:原田真理
フィエロ:北澤裕輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:飯野おさみ
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
熊川剣一
斎藤准一郎
田井 啓
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗
三宅克典
【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
西浦歌織
渡部真理子
三井莉穂
勝間千明
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子
3回目のウィキッド。
なんと今回は初めての最前列センターでした!
エルファバがグリムリーを渡されて、座って初めて唱えるシーンがジャスト目の前(笑)
ウィキッドの最前、いいですね~
アンサンブルの学生たちのこそこそ話もバッチリ聞こえたり、
マイクが拾わない、アドリブと思われる俳優さんが口だけ動かして
何か言っているのもちゃんと見えるし、
新しく気付いたこともあってすごく楽しかったです
たとえば、No one mourns the wicked で
「見ろー!グリンダ様だー!」のあと群衆たちが、
「グリンダ様だ」「わあグリンダさまだ!」「グリンダ様だ!」
って言っているのがクリアーに聞こえたり(笑)
グリンダのドレスにタッチして喜んでるひともいたり…
今更かもしれませんが、
「♪飲みなよ さ、この酒を」
のところは歌は飯野さんだけど、出てきて踊っているのは
飯野さんじゃないことに気付いたり…
Dancing through lifeで、フィエロが歌っているときに
取り巻きの女の子二人に「誰?」って聞かれたグリンダが
「フィエロティゲラーよ!」って言っていたり…
でも、見たくない事まで見えてしまったんですよね><
同じくDancing~で、ボックの伊藤さんが「♪ネッサ、あのネッサ」って
歌い始めたときに、伊藤さんめっちゃ調子悪いって気付いたのですが、
車いすを押して「♪踊ろ~…」のところは、口が明らかに歌っている形じゃないのに
ロングトーンはしっかり伸びていてビックリしちゃいました。
オペラ座の口パクはデフォだし、李香蘭でも口パクがあった?とかいう話は
聞いたことがありますが、生で見たのは初めてでした('_')
伊藤さんも、北澤さんや飯野さんと同じく
名古屋公演開幕からずっと連投されてますよね
2幕の「♪あいつのせいでこんな姿に…」の歌も、音が取れていなくてキツそうでした…
そう考えると、北澤さんの全く衰えない声量すごいですよね!
今回初めて、1度だけDancing~で裏返ってしまったのを聞きましたが
それが貴重?!っていうくらい私が見た3回はいつも完璧で安定感抜群で、
北澤さんと飯野さんは、なんだか安心します。
そして、お目当ての初見エルフィー!岡村美南さん
素晴らしかったです!
前回の観劇の時は、(⇒http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-01-24 )
大阪福岡名古屋と大連投されていた江畑晶慧さんが
キャスト変更直前でもう1番お疲れかと思われるときで、
声が枯れてしまっていて本当に心配になった観劇だったので、
そういった意味でも今回の岡村さんは安心して聴けました。
それに、ピコのときも(⇒http://)memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2011-04-28 )
思ったように、岡村さんの声って癖がないですよね!
とにかく聞きやすくて、ストレスなくすっと耳に入ってくる声。本当にステキです
夢醒めのナンバーは常にhi-Cあたりでうろうろ…という感じの
割と音域高めな曲を綺麗に聴かせてくださいましたが、
エルファバの地声を張るビッグナンバーも期待以上でした!
よく通るし声量抜群、地声でガンガン来てほしいところに来てくださるので、
すかっとしました
江畑さんがアレンジされていたDifying gravityやNo good deedは
きっとこれが本来の楽譜通りなんだろうなという
きちんと分かるリズムと言葉の入れ方で忠実に歌っていらっしゃる感じで、
同じく演技も、折り目折り目を本当に丁寧にこなされていて
とてもフレッシュな印象を受けたエルファバでした(*^_^*)
ピコの女優さんとは思えないほどwickedに変身されていましたが、
ネッサやディラモンド先生、チステリーなどに
柔らかく話しかけるときの声のトーンでピコを思い出しました
特に、ライオンを檻から放しにいくところで「ごめんね。恐がらせちゃって」と
話しかけるところは、まさにメソに話しかけるときの優しいトーンで、
岡村さんご自身もとても優しい方なんだろうなと思うようなお声でした*
ただ、江畑さんと比べると、岡村さんエルフィーは
あまりお父さんのことが好きじゃない感じでした!(笑)
好きじゃないというか、江畑さんのエルファバは、
お父さんにネッサと同じように自分も好かれたい感がありましたが、
岡村さんはお父さんに全く媚びたりしません。
最初のシズ大学のシーン、
お父さんに「なんのためにお前をこの学校にやったか…」のあとの
「分かってるわ。ネッサのお世話をするためでしょ?」は、
江畑さんは、[お父様の気持ち、お父様が言わなくてもちゃんと分かってるわ]
って感じでしたが、
岡村さんは、[わざわざお父さんに言われなくても分かってるわ]って感じ。
2幕の総督になったネッサとのやり取りも、
ネッサ:「お父様は亡くなったわ」
エルフィー:「え?」
の、「え?」に期待がこもってるように聞こえたし、
そのあとの「だったら都合がいいわ!!!」は大声でかなり恐かったです。
でも、ネッサのことは本当に、すごーーく大事に思っているのが伝わってきました。
複雑な表情でネッサがダンスホールに行くのを聞いていたけど、
心底うれしそうなネッサに釣られて笑顔になって「♪そうね~…」だったり、
ボックがグリンダのところに行きたいと歌うのを自分も辛そうな顔で聞いていて、
でも諭すように言う「ネッサ、行かせてあげて」のセリフに愛を感じました><
予想外の場所で感動しちゃいましたよ
こんな風に、ある言葉を受けてその言葉が転機になって
パっと表情が変わる岡村さんの演技、すごく魅力的でした。
ダンスホールの前のシーンでグリンダに差し出された帽子を
「♪あなたに、ね、似合うの」を聞きながら、
最初は「はあ?!」って顔でガン見していたけれど
「♪仲よしの印~…」という言葉を聴いて思わず笑顔になったり…
その笑顔のおかげで、余計にダンスホールのシーンは切なかったです
Popularの前も、秘密を打ち明けて
「でもそれはあなたのせいじゃなくて、おしろい草のせいでしょ」
とグリンダに言われてもまだしょんぼりしていて、
でも「いまの話、あなたには秘密かもしれないけど真実じゃないわね」
と言われて、はっとグリンダを見て、グリンダが「ね!」ってにっこりして、
エルフィーもふふっと笑ったり…
そのはにかんだような笑顔がキュン!って感じでした(笑)
江畑さんのようなドスの聞いたパンチはないけれど、
余裕で聴かせてくださったDifying gravityもステキでした。
「そうね、でも…♪戻れない…」までは迷いがある感じでまだエルフィーなんですけど、
「いいえ!!!」と強く言いきった後の「♪戻らない…!今は…」からは
もう表情も声もウィキッドになってて、ここで決めたんだなあと…(>_<)
「♪大空高く 舞い上がるのよ」で飛び始めてからも
「♪これはチャンスよ 逃がしはしない」では声も顔も険しいけれど、
「♪進むの自由への道を」ではグリンダの方を見て頷きあって、
一瞬グリンダに向かって優しい表情を向けていて、うるっときました
「♪邪魔など…させない!!!」の「させない!!!」は完全に言葉で
怒鳴るように言っていて恐かった..鳥肌たちました><
最後のビッグナンバー、2幕のNo good deed圧巻でした。
『フィエロ』の発音がめっちゃ良くて(さすが留学経験者?)、
「ネッサ…ディラモンド先生…Fiyero!」って感じでyが入ってました(笑)
「フィエロ生きて!!!」も「させない!!!」と同じくドスがきいた様な迫力でした。
ラストのロングトーンは短めでしたが、きっと楽譜はあそこまでなんだろうな…
でもまだまだ余裕っぽかったので、もうちょっとのばしてほしかったです
あと、呪文の発音とストール裁きがめちゃめちゃキレイでしたっ(笑)
曲の感じも似てるけど、あのストールはまさにアイーダの「人生の苦しみ」ですよね!
やっぱりダンサーさんだからか、ちょっとした振りもキレイです。
Wonderfulで、踊り始めたオズを見て吹き出して、首をすくめて「この私が?」と言った後の
ちょっとしたダンスもお上手!^^;
飯野さんと二人でガンガン踊ってくださってもいいのにーと思いました(笑)
岡村さんの癖のない声は、デュエットでハモるときにすごく調和します
DGの「♪選んだ道だから…悔やまない決して」もキレイだったし、
As long as you're mineの北澤さんと二人でファルセットになるところも、
そして最後のFor goodは特に絶品でした…
For goodのときは、グリンダはまだ離れたくない!!!という感じの
切ない表情で歌っているのですが、
グリンダを慰めるようにエルファバは達観したような笑顔で歌っていて泣かされました~
ナンバーやシーン毎にざっと書いたので読みにくいかと思いますが
171センチの長身もエルファバだとフルに活かせるし、
すらっとスレンダーな体型にどの衣装もBWの方のようにお似合いで、
全てが素晴らしかったけれど、
これからどんどん岡村さんのハマり役になっていくんだろうなあと思いました
東京で観たピコ×マコの苫田亜沙子さんとのコンビでぜひ見たかったけれど、
山本さんもますますグリンダで、演技は前回も充分魅せられましたが
1カ月経って、特に歌にものすごく磨きがかかっていて
誰もが声楽出身と疑わないであろうソプラノで、
ポップスももちろん安定していて大満足させてくださいました
めちゃめちゃ細いのにパワフルだなあ…
山本さんが、最後シャボン玉に乗っていくとき、
チステリーにグリムリーを手渡されて、ぐっと頷いて
口が「ありがとう」と言っていたのがこの日1番の泣き所でした…
客席は、10列目くらいより後ろのサイドブロックはガラガラだったし
2階もかなり空いていた割に、カーテンコールはかなり盛り上がりました!
スタンディングになったときの山本さんの、
「わあーっ!」って感じの本当に嬉しそうな表情に客席が沸いて、
岡村さんが満面の笑みで思いっきり腕を大きく振っているから
客席も一生懸命ふり返して、いい雰囲気のカテコでしたよ
すこし下手側だったのでこちら側に捌けていく山本さんが
両手バイバイしてくれて嬉しかったです
開演前に、松坂屋のAfternoon teaで1500回記念コラボのケーキ食べました!
抹茶ダイスキだからしあわせでした
『ウィキッド』日本公演通算1500回記念コラボレーション企画 http://www.shiki.gr.jp/closeup/wicked/nagoya_corrabo/
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:岡村美南
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:原田真理
フィエロ:北澤裕輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:飯野おさみ
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
熊川剣一
斎藤准一郎
田井 啓
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗
三宅克典
【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
西浦歌織
渡部真理子
三井莉穂
勝間千明
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子
3回目のウィキッド。
なんと今回は初めての最前列センターでした!
エルファバがグリムリーを渡されて、座って初めて唱えるシーンがジャスト目の前(笑)
ウィキッドの最前、いいですね~
アンサンブルの学生たちのこそこそ話もバッチリ聞こえたり、
マイクが拾わない、アドリブと思われる俳優さんが口だけ動かして
何か言っているのもちゃんと見えるし、
新しく気付いたこともあってすごく楽しかったです
たとえば、No one mourns the wicked で
「見ろー!グリンダ様だー!」のあと群衆たちが、
「グリンダ様だ」「わあグリンダさまだ!」「グリンダ様だ!」
って言っているのがクリアーに聞こえたり(笑)
グリンダのドレスにタッチして喜んでるひともいたり…
今更かもしれませんが、
「♪飲みなよ さ、この酒を」
のところは歌は飯野さんだけど、出てきて踊っているのは
飯野さんじゃないことに気付いたり…
Dancing through lifeで、フィエロが歌っているときに
取り巻きの女の子二人に「誰?」って聞かれたグリンダが
「フィエロティゲラーよ!」って言っていたり…
でも、見たくない事まで見えてしまったんですよね><
同じくDancing~で、ボックの伊藤さんが「♪ネッサ、あのネッサ」って
歌い始めたときに、伊藤さんめっちゃ調子悪いって気付いたのですが、
車いすを押して「♪踊ろ~…」のところは、口が明らかに歌っている形じゃないのに
ロングトーンはしっかり伸びていてビックリしちゃいました。
オペラ座の口パクはデフォだし、李香蘭でも口パクがあった?とかいう話は
聞いたことがありますが、生で見たのは初めてでした('_')
伊藤さんも、北澤さんや飯野さんと同じく
名古屋公演開幕からずっと連投されてますよね
2幕の「♪あいつのせいでこんな姿に…」の歌も、音が取れていなくてキツそうでした…
そう考えると、北澤さんの全く衰えない声量すごいですよね!
今回初めて、1度だけDancing~で裏返ってしまったのを聞きましたが
それが貴重?!っていうくらい私が見た3回はいつも完璧で安定感抜群で、
北澤さんと飯野さんは、なんだか安心します。
そして、お目当ての初見エルフィー!岡村美南さん
素晴らしかったです!
前回の観劇の時は、(⇒http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-01-24 )
大阪福岡名古屋と大連投されていた江畑晶慧さんが
キャスト変更直前でもう1番お疲れかと思われるときで、
声が枯れてしまっていて本当に心配になった観劇だったので、
そういった意味でも今回の岡村さんは安心して聴けました。
それに、ピコのときも(⇒http://)memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2011-04-28 )
思ったように、岡村さんの声って癖がないですよね!
とにかく聞きやすくて、ストレスなくすっと耳に入ってくる声。本当にステキです
夢醒めのナンバーは常にhi-Cあたりでうろうろ…という感じの
割と音域高めな曲を綺麗に聴かせてくださいましたが、
エルファバの地声を張るビッグナンバーも期待以上でした!
よく通るし声量抜群、地声でガンガン来てほしいところに来てくださるので、
すかっとしました
江畑さんがアレンジされていたDifying gravityやNo good deedは
きっとこれが本来の楽譜通りなんだろうなという
きちんと分かるリズムと言葉の入れ方で忠実に歌っていらっしゃる感じで、
同じく演技も、折り目折り目を本当に丁寧にこなされていて
とてもフレッシュな印象を受けたエルファバでした(*^_^*)
ピコの女優さんとは思えないほどwickedに変身されていましたが、
ネッサやディラモンド先生、チステリーなどに
柔らかく話しかけるときの声のトーンでピコを思い出しました
特に、ライオンを檻から放しにいくところで「ごめんね。恐がらせちゃって」と
話しかけるところは、まさにメソに話しかけるときの優しいトーンで、
岡村さんご自身もとても優しい方なんだろうなと思うようなお声でした*
ただ、江畑さんと比べると、岡村さんエルフィーは
あまりお父さんのことが好きじゃない感じでした!(笑)
好きじゃないというか、江畑さんのエルファバは、
お父さんにネッサと同じように自分も好かれたい感がありましたが、
岡村さんはお父さんに全く媚びたりしません。
最初のシズ大学のシーン、
お父さんに「なんのためにお前をこの学校にやったか…」のあとの
「分かってるわ。ネッサのお世話をするためでしょ?」は、
江畑さんは、[お父様の気持ち、お父様が言わなくてもちゃんと分かってるわ]
って感じでしたが、
岡村さんは、[わざわざお父さんに言われなくても分かってるわ]って感じ。
2幕の総督になったネッサとのやり取りも、
ネッサ:「お父様は亡くなったわ」
エルフィー:「え?」
の、「え?」に期待がこもってるように聞こえたし、
そのあとの「だったら都合がいいわ!!!」は大声でかなり恐かったです。
でも、ネッサのことは本当に、すごーーく大事に思っているのが伝わってきました。
複雑な表情でネッサがダンスホールに行くのを聞いていたけど、
心底うれしそうなネッサに釣られて笑顔になって「♪そうね~…」だったり、
ボックがグリンダのところに行きたいと歌うのを自分も辛そうな顔で聞いていて、
でも諭すように言う「ネッサ、行かせてあげて」のセリフに愛を感じました><
予想外の場所で感動しちゃいましたよ
こんな風に、ある言葉を受けてその言葉が転機になって
パっと表情が変わる岡村さんの演技、すごく魅力的でした。
ダンスホールの前のシーンでグリンダに差し出された帽子を
「♪あなたに、ね、似合うの」を聞きながら、
最初は「はあ?!」って顔でガン見していたけれど
「♪仲よしの印~…」という言葉を聴いて思わず笑顔になったり…
その笑顔のおかげで、余計にダンスホールのシーンは切なかったです
Popularの前も、秘密を打ち明けて
「でもそれはあなたのせいじゃなくて、おしろい草のせいでしょ」
とグリンダに言われてもまだしょんぼりしていて、
でも「いまの話、あなたには秘密かもしれないけど真実じゃないわね」
と言われて、はっとグリンダを見て、グリンダが「ね!」ってにっこりして、
エルフィーもふふっと笑ったり…
そのはにかんだような笑顔がキュン!って感じでした(笑)
江畑さんのようなドスの聞いたパンチはないけれど、
余裕で聴かせてくださったDifying gravityもステキでした。
「そうね、でも…♪戻れない…」までは迷いがある感じでまだエルフィーなんですけど、
「いいえ!!!」と強く言いきった後の「♪戻らない…!今は…」からは
もう表情も声もウィキッドになってて、ここで決めたんだなあと…(>_<)
「♪大空高く 舞い上がるのよ」で飛び始めてからも
「♪これはチャンスよ 逃がしはしない」では声も顔も険しいけれど、
「♪進むの自由への道を」ではグリンダの方を見て頷きあって、
一瞬グリンダに向かって優しい表情を向けていて、うるっときました
「♪邪魔など…させない!!!」の「させない!!!」は完全に言葉で
怒鳴るように言っていて恐かった..鳥肌たちました><
最後のビッグナンバー、2幕のNo good deed圧巻でした。
『フィエロ』の発音がめっちゃ良くて(さすが留学経験者?)、
「ネッサ…ディラモンド先生…Fiyero!」って感じでyが入ってました(笑)
「フィエロ生きて!!!」も「させない!!!」と同じくドスがきいた様な迫力でした。
ラストのロングトーンは短めでしたが、きっと楽譜はあそこまでなんだろうな…
でもまだまだ余裕っぽかったので、もうちょっとのばしてほしかったです
あと、呪文の発音とストール裁きがめちゃめちゃキレイでしたっ(笑)
曲の感じも似てるけど、あのストールはまさにアイーダの「人生の苦しみ」ですよね!
やっぱりダンサーさんだからか、ちょっとした振りもキレイです。
Wonderfulで、踊り始めたオズを見て吹き出して、首をすくめて「この私が?」と言った後の
ちょっとしたダンスもお上手!^^;
飯野さんと二人でガンガン踊ってくださってもいいのにーと思いました(笑)
岡村さんの癖のない声は、デュエットでハモるときにすごく調和します
DGの「♪選んだ道だから…悔やまない決して」もキレイだったし、
As long as you're mineの北澤さんと二人でファルセットになるところも、
そして最後のFor goodは特に絶品でした…
For goodのときは、グリンダはまだ離れたくない!!!という感じの
切ない表情で歌っているのですが、
グリンダを慰めるようにエルファバは達観したような笑顔で歌っていて泣かされました~
ナンバーやシーン毎にざっと書いたので読みにくいかと思いますが
171センチの長身もエルファバだとフルに活かせるし、
すらっとスレンダーな体型にどの衣装もBWの方のようにお似合いで、
全てが素晴らしかったけれど、
これからどんどん岡村さんのハマり役になっていくんだろうなあと思いました
東京で観たピコ×マコの苫田亜沙子さんとのコンビでぜひ見たかったけれど、
山本さんもますますグリンダで、演技は前回も充分魅せられましたが
1カ月経って、特に歌にものすごく磨きがかかっていて
誰もが声楽出身と疑わないであろうソプラノで、
ポップスももちろん安定していて大満足させてくださいました
めちゃめちゃ細いのにパワフルだなあ…
山本さんが、最後シャボン玉に乗っていくとき、
チステリーにグリムリーを手渡されて、ぐっと頷いて
口が「ありがとう」と言っていたのがこの日1番の泣き所でした…
客席は、10列目くらいより後ろのサイドブロックはガラガラだったし
2階もかなり空いていた割に、カーテンコールはかなり盛り上がりました!
スタンディングになったときの山本さんの、
「わあーっ!」って感じの本当に嬉しそうな表情に客席が沸いて、
岡村さんが満面の笑みで思いっきり腕を大きく振っているから
客席も一生懸命ふり返して、いい雰囲気のカテコでしたよ
すこし下手側だったのでこちら側に捌けていく山本さんが
両手バイバイしてくれて嬉しかったです
1.21*山本グリンダ×江畑エルフィ「ウィキッド」観劇レポ [観劇レポ:ウィキッド]
劇団四季「ウィキッド」
@新名古屋ミュージカル劇場
1月21日(土)マチネ
C席F列上手
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:江畑晶慧
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:原田真理
フィエロ:北澤裕輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:飯野おさみ
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
成田蔵人
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗
三宅克典
【女性アンサンブル】
服部ゆう
間尾 茜
齋藤さやか
渡部真理子
谷原志音
勝間千明
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子
C席からの観劇、生まれて初めてでした!
親戚が、半年くらい前から公務員の斡旋で取ってくれたので
お母さんも含め4人で行ってきました
金曜まで普通に学校で、翌日の日曜がボニクラの千秋楽だったので
これだけのために帰省しちゃった感じで(笑)
ほんとに新名古屋ミュージカル劇場は実家から近くていいです
ウィキッドはまだ2回目なので、さくっとしかレポできませんが一応書きます*
☆グリンダ/山本貴永さん
初見の山本さんグリンダが、ほんっっとに素晴らしかった!
ネッサで演技の上手さは知っていましたが、
同じ人とは思えないほどのグリンダっぷりに感動しました。
苫田さんは常にテンション高めのオーバーアクションでぶっ壊れていましたが、
山本さんはそうでもなくシンプルに演じていらっしゃるのに
セリフのイントネーションで笑わせちゃう!
「あなたの人生がすっかり変わるの!…私のおかげで。」
ってこういう言い方があるのか~と、なんだか感心しちゃいました。
我が学校の隣の芸術短期大学から俳優座で演技出身なのに、
ソプラノも申し分なく美しかったです。
PopularやThank goodnessなど地声を強く出さなくてはいけないナンバーは、
CDで聴いている沼尾さんや、前回見た苫田さんよりもしっくりきました
Popularの最後「♪このあたしが うーえーよ~」最後の「よ~」の高いドも
ファルセット使わず余裕で地声で出されてました!
2幕の演技には惹きつけられっぱなしで、
特にThank goodnessの途中で、
「私もエルフィーに逢いたい!でももう引き返せないの。
あなたが彼女を必死に探しているのは知ってるわ、でもね、
彼女見つけてほしくないのよ。分かるでしょ?」は訳もなくめちゃめちゃ感動しました。
For goodのハモりは、連投で超お疲れなのか高音がカスカスになってしまって
あまり聞こえない江畑さんを支えるようにしっかりと歌われていました。
ラスト、ソロの「♪わす~れない…あなたを」
すっごく綺麗でした。
セリフの声も、磨かれている感じで2階までスパンと通っていました。
北澤さんと山本さんの声は群を抜いてこの舞台で映えていました。
☆エルファバ/江畑晶慧さん
大阪公演千秋楽と福岡公演完投、そして名古屋ともう1年以上、
エルファバしかされてないですよね><
たぶん四季の役の中で、怪人と並んで1番喉を酷使する役ではないでしょうか…?
かなりお疲れのようで、もともとハスキーなお声ですが、
セリフの声はハスキーというより枯れてしまっている感じに聞こえました。
そろそろ本当にお休みさせてあげてほしいです…
歌は、Defying gravityやNo good deedは勢いで歌いきってはいらっしゃいましたが
W&Iの「♪どんな夢もいつかは 必ずかなう」
「♪光り輝く あしたへと」など、少し高めで地声で歌う箇所は
完全にカラオケの音に埋もれてしまっていました。
あと、なにげにAs long as~ってキー高めですね…しんどそうでした。
完璧な日本語と、迫力のある歌は声量ももちろんあったので
江畑さん初見だった親戚はすごく感動していましたが
私や母のように、アイーダやソフィで絶好調の声を知っていると
本当にいたたまれなくて心配になりました
☆フィエロ/北澤裕輔さん
北澤さんも名古屋開幕からですよね!
イケメンだし、声がほんとに声楽家の声でよく通っていて聴きやすいです!
最初に喋るとき「おおっ」って思います
きっとダンスはリタオさんだともう少しなんていうか…
キレとかがあるんだろうなと思いましたが、安定した王子様でかっこよかったです
でもあたし、フィエロのキャラが大嫌いなようです…(笑)
あ、この間も思ったのですがフィエロがシンバ風?に
びよ~んと出てくるところって笑っていんですか…?
☆ネッサローズ/小笠真紀さん
可愛かった~!
第一声で「あっネヘブカ!」って思いました。
アイーダ東京公演で何度も拝見したので…
歌も演技もなんの遜色もないステキなネッサでしたが、
なんといっても前回の主役2人を食うような山本さんネッサの印象が強過ぎて
2幕の迫力はちょっと物足りなかったです。
☆マダム・モリブル/原田真理さん
オペラ座名古屋公演のマダムジリーで観たことあります
歌、とってもお上手なんですけど裏声というか、
やっぱり声楽の方って感じの歌い方なので少し違和感。
2幕の下手側の段のところでグリンダに「おじょうちゃん…笑って!手をふって!」
って言うところ、言い方が悪女ですごいツボでした
☆オズの魔法使い/飯野おさみさん
飯野さんも江畑さんと同じく、9月の開幕からお休みなしですね(>_<)
相変わらずダンディで歌も演技も身のこなしも、オズは情けないんだけど
飯野さんは本当にステキ…!
もっと歌って踊ってほしいなあ…
4月からのアイーダ、またゾーザーで見たいです。
**
今月はボニクラばっかり観ていたので、
久しぶりの四季でセリフとかゆっくりに感じるかな?って思っていましたが
ベテランの芸達者な方ばかりということもあり
開口が不自然じゃないのに聞き取りやすくてストレスがないです。
なんといっても群部のダンスシーンの美しさと
アンサンブルさんまで磨き上げられたクオリティの高さ、
そして一瞬たりとも退屈なんてしない作品と演出の素晴らしさ!!!
濱田さんは大好きだけど、やっぱり私は四季が好きです。
客席は、団体さんも入っていたし土曜マチネということもあり2階まで満席でした。
カーテンコールもスタオベにはならなかったものの、
いい感じに盛り上がっていました
そういえば、新しいパンフレットも2012年のカレンダーも、
見事なくらい沼尾さん載っていませんでした
もう退団確定でしょうね(;_;)
帰りに地下鉄の駅にあったパネルだけは
沼尾さんグリンダだったので、写メ撮ってきました。
@新名古屋ミュージカル劇場
1月21日(土)マチネ
C席F列上手
*cast*
グリンダ:山本貴永
エルファバ:江畑晶慧
ネッサローズ:小笠真紀
マダム・モリブル:原田真理
フィエロ:北澤裕輔
ボック:伊藤綾祐
ディラモンド教授:前田貞一郎
オズの魔法使い:飯野おさみ
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
成田蔵人
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
田中宣宗
三宅克典
【女性アンサンブル】
服部ゆう
間尾 茜
齋藤さやか
渡部真理子
谷原志音
勝間千明
榊山玲子
荒木 舞
有阪佳子
C席からの観劇、生まれて初めてでした!
親戚が、半年くらい前から公務員の斡旋で取ってくれたので
お母さんも含め4人で行ってきました
金曜まで普通に学校で、翌日の日曜がボニクラの千秋楽だったので
これだけのために帰省しちゃった感じで(笑)
ほんとに新名古屋ミュージカル劇場は実家から近くていいです
ウィキッドはまだ2回目なので、さくっとしかレポできませんが一応書きます*
☆グリンダ/山本貴永さん
初見の山本さんグリンダが、ほんっっとに素晴らしかった!
ネッサで演技の上手さは知っていましたが、
同じ人とは思えないほどのグリンダっぷりに感動しました。
苫田さんは常にテンション高めのオーバーアクションでぶっ壊れていましたが、
山本さんはそうでもなくシンプルに演じていらっしゃるのに
セリフのイントネーションで笑わせちゃう!
「あなたの人生がすっかり変わるの!…私のおかげで。」
ってこういう言い方があるのか~と、なんだか感心しちゃいました。
我が学校の隣の芸術短期大学から俳優座で演技出身なのに、
ソプラノも申し分なく美しかったです。
PopularやThank goodnessなど地声を強く出さなくてはいけないナンバーは、
CDで聴いている沼尾さんや、前回見た苫田さんよりもしっくりきました
Popularの最後「♪このあたしが うーえーよ~」最後の「よ~」の高いドも
ファルセット使わず余裕で地声で出されてました!
2幕の演技には惹きつけられっぱなしで、
特にThank goodnessの途中で、
「私もエルフィーに逢いたい!でももう引き返せないの。
あなたが彼女を必死に探しているのは知ってるわ、でもね、
彼女見つけてほしくないのよ。分かるでしょ?」は訳もなくめちゃめちゃ感動しました。
For goodのハモりは、連投で超お疲れなのか高音がカスカスになってしまって
あまり聞こえない江畑さんを支えるようにしっかりと歌われていました。
ラスト、ソロの「♪わす~れない…あなたを」
すっごく綺麗でした。
セリフの声も、磨かれている感じで2階までスパンと通っていました。
北澤さんと山本さんの声は群を抜いてこの舞台で映えていました。
☆エルファバ/江畑晶慧さん
大阪公演千秋楽と福岡公演完投、そして名古屋ともう1年以上、
エルファバしかされてないですよね><
たぶん四季の役の中で、怪人と並んで1番喉を酷使する役ではないでしょうか…?
かなりお疲れのようで、もともとハスキーなお声ですが、
セリフの声はハスキーというより枯れてしまっている感じに聞こえました。
そろそろ本当にお休みさせてあげてほしいです…
歌は、Defying gravityやNo good deedは勢いで歌いきってはいらっしゃいましたが
W&Iの「♪どんな夢もいつかは 必ずかなう」
「♪光り輝く あしたへと」など、少し高めで地声で歌う箇所は
完全にカラオケの音に埋もれてしまっていました。
あと、なにげにAs long as~ってキー高めですね…しんどそうでした。
完璧な日本語と、迫力のある歌は声量ももちろんあったので
江畑さん初見だった親戚はすごく感動していましたが
私や母のように、アイーダやソフィで絶好調の声を知っていると
本当にいたたまれなくて心配になりました
☆フィエロ/北澤裕輔さん
北澤さんも名古屋開幕からですよね!
イケメンだし、声がほんとに声楽家の声でよく通っていて聴きやすいです!
最初に喋るとき「おおっ」って思います
きっとダンスはリタオさんだともう少しなんていうか…
キレとかがあるんだろうなと思いましたが、安定した王子様でかっこよかったです
でもあたし、フィエロのキャラが大嫌いなようです…(笑)
あ、この間も思ったのですがフィエロがシンバ風?に
びよ~んと出てくるところって笑っていんですか…?
☆ネッサローズ/小笠真紀さん
可愛かった~!
第一声で「あっネヘブカ!」って思いました。
アイーダ東京公演で何度も拝見したので…
歌も演技もなんの遜色もないステキなネッサでしたが、
なんといっても前回の主役2人を食うような山本さんネッサの印象が強過ぎて
2幕の迫力はちょっと物足りなかったです。
☆マダム・モリブル/原田真理さん
オペラ座名古屋公演のマダムジリーで観たことあります
歌、とってもお上手なんですけど裏声というか、
やっぱり声楽の方って感じの歌い方なので少し違和感。
2幕の下手側の段のところでグリンダに「おじょうちゃん…笑って!手をふって!」
って言うところ、言い方が悪女ですごいツボでした
☆オズの魔法使い/飯野おさみさん
飯野さんも江畑さんと同じく、9月の開幕からお休みなしですね(>_<)
相変わらずダンディで歌も演技も身のこなしも、オズは情けないんだけど
飯野さんは本当にステキ…!
もっと歌って踊ってほしいなあ…
4月からのアイーダ、またゾーザーで見たいです。
**
今月はボニクラばっかり観ていたので、
久しぶりの四季でセリフとかゆっくりに感じるかな?って思っていましたが
ベテランの芸達者な方ばかりということもあり
開口が不自然じゃないのに聞き取りやすくてストレスがないです。
なんといっても群部のダンスシーンの美しさと
アンサンブルさんまで磨き上げられたクオリティの高さ、
そして一瞬たりとも退屈なんてしない作品と演出の素晴らしさ!!!
濱田さんは大好きだけど、やっぱり私は四季が好きです。
客席は、団体さんも入っていたし土曜マチネということもあり2階まで満席でした。
カーテンコールもスタオベにはならなかったものの、
いい感じに盛り上がっていました
そういえば、新しいパンフレットも2012年のカレンダーも、
見事なくらい沼尾さん載っていませんでした
もう退団確定でしょうね(;_;)
帰りに地下鉄の駅にあったパネルだけは
沼尾さんグリンダだったので、写メ撮ってきました。
10.6*観劇レポ「ウィキッド」(編集中) [観劇レポ:ウィキッド]
本当に待ちに待ったウィキッド…
初観劇行ってきました><
たのしかったなあ…
アイーダとかオペラ座みたいにすっごい感情移入するよりは
ほんとに純粋に楽しくて、たくさんパワーをもらいました
何百回もCDを聞いて、BWの動画もたくさん見ていたので
「あっこの歌はこのシーンなんだ~」とか
セリフの付箋とかもやっと全部分かってスッキリしました!!!
明戸さんの声の「ウィキッドへようこそ」で始まり、
下手サイド3列目の通路側だったのでびよーんと来た猿に悲鳴を上げての開幕(笑)
☆苫田亜沙子さん/グリンダ
苫田さん、夢醒めのマコでしか見たことがなかったのですが
こんなに歌がお上手だなんて!
マコは高音というほど高くもなく、
地声で歌うほど低くもなく、って感じでなんとなく歌いにくそうでしたが
グリンダはどしょっぱつからぎゅっと実の詰まった感じのソプラノ
苫田さんのグリンダはとっても面白いと聞いていましたが期待通り、
随所で魅せてくださるコメディセンスに大爆笑させていただきました
まずNo one Morns the wickedで「つくりーましょ~♪と~も~にぃぃぃぃぃ」
変顔が(笑)
「そんなことないってば~!」
「悪目立ちじゃなあい?」
「めまいがするわっ…」
とかのグリンダらしいセリフが、ほんとに女子大生らしいというか
悪気はないけど思ったことなんでも言っちゃう感じが最高にお上手!
ここまでのはっちゃけは、きっと苫田さんのキャラだから
許されるんだろうな~なんて思ったり
What is this feeling?でも「ああ、いやッ!」が
語尾になんかハートマークついてるみたいに可愛かったです
アレンジしまくって、なんかめちゃめちゃ楽しそうでした
そしてお待ちかねのPopularは、
秘密の話を教えっこするところで
「あたしとっておきの秘密を話したのにー」と言いながら、
エルフィがこっちを見てるのを見計りながらチラ見しながら
ベッドにうつぶせて泣き真似
「ポっピュラ~そっ」とか
ひらべったいアニメ声でJKのように「そーしーたーらーつーぎーはー♪その地味なローブを..」
とか、ほんと自然でした。
「ごぉぉぉぉぉぉじゃぁぁぁぁす!!!!!」は…(笑)
ガニ股で大股開いて叫ぶ様子は、BWのMegan Hiltyも顔負けな感じです!←
「お礼はいいのよ~」のあとは自分のちょっとムッとした顔が鏡に写って
それをとがめるように笑顔笑顔!って感じで「ハロー」って言ってました
ラストの「この あたしがうーえーよー♪」の「よー」のドだけ
裏声になっちゃってましたが、
ね他は地声もファルセットも自由自在って感じで聴いてて心地よかったです。
とにかく演じてる感じがしないくらいひたすら明るくて可愛くて!
でも、Popularよりツボだったのが
「子供が産まれたら先生をしのんでディラモンドって名前をつけるわー!」のところ(笑)
まわりの人はリピーターが多かったのか、あたしだけそこで大爆笑してました
1幕でそれだけはじけているからこそ、2幕最初のThank goodnessでの
グリンダの成長が本当に胸に沁みますね。
特に、フィエロと話して彼が行っちゃったあとの
「でも幸せには変わりないわ でも 幸せを掴んでもむなしいなぜなの
夢叶ったの そう… 求め続けた はず
これほどのしあわせは他にはないわ」
の最後、「わ~」で地声で伸ばすところの声にすごく感動しました。(細かい..笑)
それにしても、ラストはいきなり声楽チックに高音だしすごい曲…
エルファバをひっぱたいて、「すっきりしたわっ」とか
「あと少しで勝てるところだったのにっ」とか、
モリブル先生に「ろ・お・や」は可愛いんですけど(笑)、
I'm not that girlやFor goodでの苫田さんから伝わってくるものや表現力はもう
コメディセンス以上に脱帽でした…
江畑さんもそうですがこれだけの回数を演じていても
泣けちゃうものなんですね、俳優さんって!><
最初のNo one~とFinaleで絶対にグリンダは
「死んで行った」ではなく、「消えて行った」と歌っているし
最後の群衆が歌う「しーんだーぞ」のコーラス部分にグリンダは参加していないことが
この作品の救いだなとしみじみ思いました…
☆江畑晶慧さん/エルファバ
拝見するのはアイーダ、ソフィに続いて!
アイーダでは際限なく地声で出る素晴らしい歌声と
ロングトーンの伸びに本当に感動しましたし、
これだけ演じていらっしゃるエルファバ役ということで楽しみにしていました
登場で微妙に拍手がありました。
これってあったりなかったりするのかな?
とにかく日本語がお上手というか、綺麗なんです発音が!
日本人より日本語を話すのがお上手なのでは…?
まさかエルファバのセリフが「あたしの歯になんか付いてます?」から
始まるとは思いませんでしたが(笑)
The wizard and Iは思っていたより抑え目で、
前半は若干カラオケの音に埋もれて聴きにくいところもありましたが
きっとDifying gravityのために抑えているのかなと解釈(笑)
「♪なーんーてすてーき~」では、CDも樋口さんもファルセット気味にしている
「き~」まで楽々地声で出していて、一体どんな喉されているんだろうと思いました…!
ラストも伴奏が「ソドシソーソーソーー…じゃんっ」ってある
じゃんっの前までちゃんと伸びきってました
ディラモンド先生やネッサに対する愛も、
フィエロが好きなツンデレ感の演技も
Popularのやるきのない早送りみたいな「きらきらきらきら」も何もかもが良かったのですが
やっぱり歌が…!
楽々のDGは、やっとこのシーンを生で見れた嬉しさと
あまりの迫力に鳥肌がたちっぱなしでした…
昇って行きながら1番盛り上がる最後の「♪自由への道を~」のところ
「♪レラソファミラーーー」を「♪レラソファミラ~~シラソ」って
アレンジ入れてました
♪邪魔など「させない」
って「させない」だけセリフで言われたのが、
またぞくっ…って感じで
「♪舞い上がるの」の「ま」とか、
最後の「Woooooh!」の1番高いところとか、上がりきってなかったりしたので
もしかしたら本調子じゃなかったのかもしれないんですけど
絶好調の時に見たら私どうなっちゃんだろう(笑)
幕間も、なんかぼーっとしちゃって夢うつつ~って感じでした
2幕は、意外にもネッサとのシーンで泣いちゃいました…
とにかく山本さんの狂気じみた演技も凄すぎるし、
エルファバが去っていくときの
「それでも!満足してくれないのね…」がもうダメでした泣
そしてまたビッグナンバーのNo good deedは演出(照明?)もいいですね…!
紫の照明が当たって「邪悪な魔女…そうWicked…!」のところ
カッコよすぎて何回も見たくなりました。
ウィキッドは、色々なミュージカルに似たシーンがたくさんあって
プロムナード的なところもあるって聞いたんですけど、
このNo good deedはまさにアイーダの「人生の苦しみ」だし、
As long as~の演出は「迷いつつ」そっくり!
なんかどの演目でも2幕ってあっという間に感じますが、
ウィキッドは特にもうFor good?!って感じでした。
江畑さんはもうこの役だけを半年以上演じていらっしゃるけれど
いい意味で慣れもなくて、一言一言のセリフを本当に大事にされている感じで
これからもたくさん江畑さんエルフィを見たいと思いました。
…ので、喉を大事にしてほしいです><
**
まだ書きます
とりあえずここまで!10.17
初観劇行ってきました><
たのしかったなあ…
アイーダとかオペラ座みたいにすっごい感情移入するよりは
ほんとに純粋に楽しくて、たくさんパワーをもらいました
何百回もCDを聞いて、BWの動画もたくさん見ていたので
「あっこの歌はこのシーンなんだ~」とか
セリフの付箋とかもやっと全部分かってスッキリしました!!!
明戸さんの声の「ウィキッドへようこそ」で始まり、
下手サイド3列目の通路側だったのでびよーんと来た猿に悲鳴を上げての開幕(笑)
☆苫田亜沙子さん/グリンダ
苫田さん、夢醒めのマコでしか見たことがなかったのですが
こんなに歌がお上手だなんて!
マコは高音というほど高くもなく、
地声で歌うほど低くもなく、って感じでなんとなく歌いにくそうでしたが
グリンダはどしょっぱつからぎゅっと実の詰まった感じのソプラノ
苫田さんのグリンダはとっても面白いと聞いていましたが期待通り、
随所で魅せてくださるコメディセンスに大爆笑させていただきました
まずNo one Morns the wickedで「つくりーましょ~♪と~も~にぃぃぃぃぃ」
変顔が(笑)
「そんなことないってば~!」
「悪目立ちじゃなあい?」
「めまいがするわっ…」
とかのグリンダらしいセリフが、ほんとに女子大生らしいというか
悪気はないけど思ったことなんでも言っちゃう感じが最高にお上手!
ここまでのはっちゃけは、きっと苫田さんのキャラだから
許されるんだろうな~なんて思ったり
What is this feeling?でも「ああ、いやッ!」が
語尾になんかハートマークついてるみたいに可愛かったです
アレンジしまくって、なんかめちゃめちゃ楽しそうでした
そしてお待ちかねのPopularは、
秘密の話を教えっこするところで
「あたしとっておきの秘密を話したのにー」と言いながら、
エルフィがこっちを見てるのを見計りながらチラ見しながら
ベッドにうつぶせて泣き真似
「ポっピュラ~そっ」とか
ひらべったいアニメ声でJKのように「そーしーたーらーつーぎーはー♪その地味なローブを..」
とか、ほんと自然でした。
「ごぉぉぉぉぉぉじゃぁぁぁぁす!!!!!」は…(笑)
ガニ股で大股開いて叫ぶ様子は、BWのMegan Hiltyも顔負けな感じです!←
「お礼はいいのよ~」のあとは自分のちょっとムッとした顔が鏡に写って
それをとがめるように笑顔笑顔!って感じで「ハロー」って言ってました
ラストの「この あたしがうーえーよー♪」の「よー」のドだけ
裏声になっちゃってましたが、
ね他は地声もファルセットも自由自在って感じで聴いてて心地よかったです。
とにかく演じてる感じがしないくらいひたすら明るくて可愛くて!
でも、Popularよりツボだったのが
「子供が産まれたら先生をしのんでディラモンドって名前をつけるわー!」のところ(笑)
まわりの人はリピーターが多かったのか、あたしだけそこで大爆笑してました
1幕でそれだけはじけているからこそ、2幕最初のThank goodnessでの
グリンダの成長が本当に胸に沁みますね。
特に、フィエロと話して彼が行っちゃったあとの
「でも幸せには変わりないわ でも 幸せを掴んでもむなしいなぜなの
夢叶ったの そう… 求め続けた はず
これほどのしあわせは他にはないわ」
の最後、「わ~」で地声で伸ばすところの声にすごく感動しました。(細かい..笑)
それにしても、ラストはいきなり声楽チックに高音だしすごい曲…
エルファバをひっぱたいて、「すっきりしたわっ」とか
「あと少しで勝てるところだったのにっ」とか、
モリブル先生に「ろ・お・や」は可愛いんですけど(笑)、
I'm not that girlやFor goodでの苫田さんから伝わってくるものや表現力はもう
コメディセンス以上に脱帽でした…
江畑さんもそうですがこれだけの回数を演じていても
泣けちゃうものなんですね、俳優さんって!><
最初のNo one~とFinaleで絶対にグリンダは
「死んで行った」ではなく、「消えて行った」と歌っているし
最後の群衆が歌う「しーんだーぞ」のコーラス部分にグリンダは参加していないことが
この作品の救いだなとしみじみ思いました…
☆江畑晶慧さん/エルファバ
拝見するのはアイーダ、ソフィに続いて!
アイーダでは際限なく地声で出る素晴らしい歌声と
ロングトーンの伸びに本当に感動しましたし、
これだけ演じていらっしゃるエルファバ役ということで楽しみにしていました
登場で微妙に拍手がありました。
これってあったりなかったりするのかな?
とにかく日本語がお上手というか、綺麗なんです発音が!
日本人より日本語を話すのがお上手なのでは…?
まさかエルファバのセリフが「あたしの歯になんか付いてます?」から
始まるとは思いませんでしたが(笑)
The wizard and Iは思っていたより抑え目で、
前半は若干カラオケの音に埋もれて聴きにくいところもありましたが
きっとDifying gravityのために抑えているのかなと解釈(笑)
「♪なーんーてすてーき~」では、CDも樋口さんもファルセット気味にしている
「き~」まで楽々地声で出していて、一体どんな喉されているんだろうと思いました…!
ラストも伴奏が「ソドシソーソーソーー…じゃんっ」ってある
じゃんっの前までちゃんと伸びきってました
ディラモンド先生やネッサに対する愛も、
フィエロが好きなツンデレ感の演技も
Popularのやるきのない早送りみたいな「きらきらきらきら」も何もかもが良かったのですが
やっぱり歌が…!
楽々のDGは、やっとこのシーンを生で見れた嬉しさと
あまりの迫力に鳥肌がたちっぱなしでした…
昇って行きながら1番盛り上がる最後の「♪自由への道を~」のところ
「♪レラソファミラーーー」を「♪レラソファミラ~~シラソ」って
アレンジ入れてました
♪邪魔など「させない」
って「させない」だけセリフで言われたのが、
またぞくっ…って感じで
「♪舞い上がるの」の「ま」とか、
最後の「Woooooh!」の1番高いところとか、上がりきってなかったりしたので
もしかしたら本調子じゃなかったのかもしれないんですけど
絶好調の時に見たら私どうなっちゃんだろう(笑)
幕間も、なんかぼーっとしちゃって夢うつつ~って感じでした
2幕は、意外にもネッサとのシーンで泣いちゃいました…
とにかく山本さんの狂気じみた演技も凄すぎるし、
エルファバが去っていくときの
「それでも!満足してくれないのね…」がもうダメでした泣
そしてまたビッグナンバーのNo good deedは演出(照明?)もいいですね…!
紫の照明が当たって「邪悪な魔女…そうWicked…!」のところ
カッコよすぎて何回も見たくなりました。
ウィキッドは、色々なミュージカルに似たシーンがたくさんあって
プロムナード的なところもあるって聞いたんですけど、
このNo good deedはまさにアイーダの「人生の苦しみ」だし、
As long as~の演出は「迷いつつ」そっくり!
なんかどの演目でも2幕ってあっという間に感じますが、
ウィキッドは特にもうFor good?!って感じでした。
江畑さんはもうこの役だけを半年以上演じていらっしゃるけれど
いい意味で慣れもなくて、一言一言のセリフを本当に大事にされている感じで
これからもたくさん江畑さんエルフィを見たいと思いました。
…ので、喉を大事にしてほしいです><
**
まだ書きます
とりあえずここまで!10.17